7ORDER森田美勇人&真田佑馬のオススメ番組は?音楽専門の見放題サービス「スペシャオンデマンド」からピックアップ (2/2)

好きなアーティストがどんな人なのかを知れるのはうれしい

──「真田・森田のローカルデリバリー」はスペースシャワーの音楽専門動画配信サービス「スペシャオンデマンド」で全話配信されています。「スペシャオンデマンド」は膨大なアーカイブの中からセレクトされた約400コンテンツを月額770円で楽しめるというサービスですが、使用されてみていかがでしたか?

真田 番組を観る日を自分で選べるのはすごくいいですよね。仕事の隙間時間で観れますし。自分で観るコンテンツを自由に選べるのも魅力的です。あと、月額770円という料金も安いですよね。僕たちも“7”ORDERなので、何かのご縁かなと(笑)。

森田 (笑)。僕も「スペシャオンデマンド」、ハマっちゃいましたね。アーティストの裏側や生い立ちを知れるような番組が多くて面白いなと。僕は最近ヒップホップをよく聴いていて、Neibiss(kaiseiとhyunis1000からなる神戸のユニット)がすごく好きなので、「BLACK FILE」のhyunis1000の回は特に興味深かったです。それまでNeibissの音楽は知っていても、彼らの人となりがわからなかったんです。インスタを見ても、載っているのは路上で自転車をこいでいるみたいな、断片的な情報だけ。でも、この番組ではhyunis1000さんが自分のルーツとなる場所を巡っていて、こういう場所で曲を作っているんだとか、いろんなことを知ることができました。自分の好きなアーティストがどんな人なのかを知れるのはうれしいですね。

BLACK FILE  INTERVIEW: hyunis1000

BLACK FILE INTERVIEW: hyunis1000

BLACK FILE INTERVIEW: hyunis1000

視聴はこちら

──ほかにも「スペシャオンデマンド」でオススメの作品があれば教えてください。

真田 僕は2016年の「森・道・市場」でペトロールズが「雨」を演奏しているライブ映像をオススメしたいですね。個人的に激推しです。

──現地に行っていたんですか?

真田 いや、現地には行ってないんですけど、映像を死ぬほどリピートして観てます。僕がペトロールズを好きになったきっかけはこの映像なんです。休日に流して観るのが最高ですね。フェスの動画を流し観できるのっていいなと思ってるんですよ。特に地方のフェスだとなかなか行けなかったりもするので。

森田 僕は折坂悠太さんと三浦大知さんの対談番組「折坂悠太と三浦大知-『心理』を巡る対談-」をオススメしたいです。全然違うジャンルのアーティストさんたちが話をされていく中で、表現という分野において通ずるものや同じ感覚があったり。そういうアーティスト対アーティストの対談は観ていて面白かったですね。僕は三浦さんにもともと憧れていたこともあってこの番組を観たんですけど、そこから折坂さんの音楽にもどハマりして、今ずっと聴いてるんです。

真田 へえー!

折坂悠太と三浦大知-「心理」を巡る対談-

折坂悠太と三浦大知-「心理」を巡る対談-

折坂悠太と三浦大知-「心理」を巡る対談-

視聴はこちら

森田 異なるジャンルの方々の対談というところで言うと、「又吉直樹とリブレットの旅」のカネコアヤノさんの回も面白かったです。

──又吉直樹さんがゲストアーティストの歌詞の源流を紐解くというトーク番組ですね。

森田 文学的なお話をされるのかなと思いきや、ラフなお話が多くて観やすかったです。日常的なお話の中にお二人の世界観が見えるというか。この番組を観て、カネコさんの音楽ってどんな感じなのかなと興味を持って。アーティストの人となりから入って、そこから音楽に飛んでいくというのはそれまであんまりない経験でした。

又吉直樹とリブレットの旅 ゲスト:カネコアヤノ

又吉直樹とリブレットの旅 ゲスト:カネコアヤノ

又吉直樹とリブレットの旅 ゲスト:カネコアヤノ

視聴はこちら

真田 こうして見ると、僕らの番組はちょっと趣向が変わっていたんだなあ……(スペースシャワーTVの番組リストを見ながら)。アーティストの自宅訪問の番組も面白かったです。STUTSさんやCreepy NutsのDJ 松永さんの回を観たんですけど、ミュージシャンの部屋ってめちゃくちゃ気になりますね。俺は絶対に見せたくないけど(笑)。

オタク IN THA HOOD:STUS -ミュージシャン自宅訪問-

オタク IN THA HOOD:STUS -ミュージシャン自宅訪問-

オタク IN THA HOOD:STUS -ミュージシャン自宅訪問-

視聴はこちら

オタク IN THA HOOD:DJ松永(Creepy Nuts) -ミュージシャン自宅訪問-

オタク IN THA HOOD:DJ松永(Creepy Nuts) -ミュージシャン自宅訪問-

オタク IN THA HOOD:DJ松永(Creepy Nuts) -ミュージシャン自宅訪問-

視聴はこちら

左から森田美勇人、真田佑馬。

左から森田美勇人、真田佑馬。

左から森田美勇人、真田佑馬。

左から森田美勇人、真田佑馬。

「モンスターロック」の衝撃

真田 あとはなんと言っても「モンスターロック」ですね。僕が「モンスターロック」を初めて観たのは、ONE OK ROCKがゲスト出演している回で。何が衝撃だったかって、MCのホルモンのお二人のトークがめちゃくちゃ面白いなって!

森田 面白いよねえ。

真田 ホルモンはとにかく曲がカッコいいというイメージが強かったんですけど、「モンスターロック」を観て、バラエティ力もすごいなと思いました。ダイスケはんさんとナヲさんはどんなアーティストでも上手に調理するんです。

森田 しっかりとお笑いなんですよね。お笑いに対する貪欲さがプロです。

真田 僕らはMCという立場でほかのアーティストさんのトークを回したことがなくて。もしそういうことができる機会があったら、参考にさせてもらおうと思っています。

モンスターロック(2022/4/05OA)

モンスターロック(2022/4/05OA)

モンスターロック(2022/4/05OA)

視聴はこちら

モンスターロック(2022/4/19OA)

モンスターロック(2022/4/19OA)

モンスターロック(2022/4/19OA)

視聴はこちら

──ダイスケはんさんが「7ORDERとは仲がいい」とおっしゃっていたんですが、どういうつながりで知り合ったんでしょうか?

森田 ボイトレの教室が一緒だったんですよ。僕が行く時間の次に入っていらっしゃって。

真田 先生に「ダイスケはんさんの発声、見ていく?」って言われて、近くで見させてもらったこともあるんですけど、本当にすごかったです。レベルが高すぎました。

森田 あと7ORDERのライブも観に来てくれるんですよ。

真田 しかも毎回ひっそりと来てくれるんですよね。

森田 楽屋にいらっしゃるわけでもなく、ライブを観て帰って行かれるという。そして長文のLINEをくださるんです。「前回はこうでしたけど、今回はこんな感じで、こう思いました」って。

真田 本当にありがたいよね。

真田佑馬

真田佑馬

──「モンスターロック」にゲストで出てみたい気持ちはありますか?

真田 もちろん!

森田 いつかちゃんと表舞台でもお話できたらうれしいですね。

真田 ダイスケはんさんに出会う前から、モロとかはレッスン着でホルモンのTシャツを着てたんですよ。そう思うと、今仲よくしていただいているというのは感慨深いものがあります。

7ORDERとスペースシャワーTVの今後

──今後スペースシャワーTVでやってみたい企画はありますか?

真田 ほかのアーティストさんとの対談やコラボレーション企画はぜひやってみたいですね。

──対談してみたいアーティストというと?

真田 うーん……迷います(笑)。この発言、けっこう大事ですよね。

森田 僕は三浦大知さん。自分にとって、ダンスへの情熱に火が付いたきっかけのお方なので。

──三浦さんの「Right Now」のパフォーマンスに影響を受けたとラジオでおっしゃっていましたよね。

森田 そうなんです。「Right Now」はほぼ完コピできるくらい覚えていたので。三浦さんにはライブの作り方や演出も学ばせてもらいましたね。もしお会いできたらご自身のアーティスト像の確立の仕方とか、そういうお話をぜひお聞きしたいなと思います。結局三浦さんに自分の思いを伝えるだけの番組になっちゃうかもしれないんですけど(笑)。三浦さんに僕のことを覚えてもらうための出し物も用意します!

森田美勇人

森田美勇人

真田 どなたとお話ししたいかと言われると僕はやっぱり迷っちゃうんですけど、ライブの作り方はほかのアーティストさんにぜひ聞いてみたいですね。僕らは僕らなりの定義でライブをやってきたけど、そもそもそれが合っているのかはわからなくて。例えば、ほかの方々がどうやってセットリストを作っているのかは気になります。ワンマンライブとフェスでは組み方も違うでしょうし。

森田 うん。セルフプロデュースで活動しているからこそ、ほかのアーティストさんのそういうお話には興味がありますね。

真田 まずは7人で「モンスターロック」に出演してみたいです。これを機によかったらぜひ呼んでください!

左から森田美勇人、真田佑馬。

左から森田美勇人、真田佑馬。

プロフィール

7ORDER(セブンオーダー)

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が2019年5月に結成したグループ。「Happyをみんなで作りあげていく」をモットーに、音楽、演劇、アート、ファッションなど、さまざまなジャンルの活動を通して、ファンとかけがえのない瞬間を共有していく。8月よりプロジェクトの第1弾となる舞台「7ORDER」を上演。2020年3月に1stシングル「Sabãoflower」、5月に2ndシングル「GIRL」を主宰レーベル7ORDER RECORDSより発表した。2021年1月に1stアルバム「ONE」を日本コロムビアからリリースし、メジャーデビュー。東京・日本武道館と大阪・オリックス劇場で全8公演の1stツアー「7ORDER LIVE TOUR 2021 "WE ARE ONE"」を行った。その後も個々が舞台や映画などで活躍しながら、グループとしては積極的に音楽活動を展開し、11月にはライブツアー「7ORDER LIVE TOUR 2021-2022『Date with.......』」を実施し、全国12都市のホールとアリーナを回った。2022年2月には2ndアルバム「Re:ally?」を発表。3月には映画「ツーアウトフルベース」の主題歌を表題曲としたシングル「レスポール」をリリースした。5月に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで結成記念3周年イベント「7ORDER3周年感謝祭『燦参七拍子』」を開催する。

2022年4月27日更新