SKE48「恋落ちフラグ」特集 松井珠理奈卒業ソングMV撮影現場密着レポート&ソロインタビュー|最後に激白!松井珠理奈を紐解く20のキーワード

SKE48の通算27枚目のシングル「恋落ちフラグ」がリリースされた。

本作はSKE48からの卒業が決定している松井珠理奈にとってのラストシングル。SKE48初となるメンバー全員参加の表題曲「恋落ちフラグ」のほか、松井の卒業ソロ曲「Memories ~いつの日か会えるまで~」、松井がプロデュースを手がけたユニット・Black Pearlが歌唱する「Change Your World」などが収録されている。このうち、「Memories ~いつの日か会えるまで~」と「Change Your World」の作詞は松井が自ら手がけた。

この特集では「Memories ~いつの日か会えるまで~」のミュージックビデオの撮影現場の密着レポートと、松井の単独インタビューを掲載。インタビューでは「松井珠理奈を紐解く20のキーワード」と題し、絶対的エースとして12年間にわたってSKE48を牽引してきた松井に20個のキーワードをぶつけ、ラストシングルや卒業を決めた経緯、11歳でデビューした当時のこと、今後の夢などについてたっぷりと語ってもらった。

取材・文 / 近藤隼人(P1)、小野田衛(P2、3) 撮影 / 近藤隼人(P1)、曽我美芽(P2、3)

松井珠理奈が自ら作詞した卒業ソロ曲「Memories ~いつの日か会えるまで~」MV撮影密着レポート

松井珠理奈のSKE48としての最後のミュージックビデオ撮影は、ある冬の日に東京都内のスタジオで丸1日かけて行われた。朝早く現場入りした松井はいつも通り笑顔でスタッフに挨拶したのち、カジュアルな私服からプリンセスラインの壮麗なロングドレスにチェンジ。頭には花のアクセサリーを付け、しっとりとした卒業ソングを歌うのにぴったりな出で立ちでカメラの前に立った。まず松井はシンプルな背景紙や布をバックに、リップシンクやイメージシーンの撮影に臨み、自身の思いをたっぷりと乗せた歌詞を柔らかい表情で口ずさむ。時折り監督と笑いながら会話を交わすなど、リラックスした様子で撮影を進めていった。

続いてカメラに収められたのは、SKE48の過去のMV映像に囲まれながらゆっくりと歩き出す感動的なシーン。松井はスタジオの壁3面に次々と映し出される映像をしみじみと見渡しつつ、2018、2019、2020……というタイムラインが記された床の上をゆっくりと前進していく。12年間の活動の軌跡とグループからの旅立ちを表現したこのシーンの撮影中、松井は当時の思い出を昨日のことのように語り、「全部が懐かしいです」「胸に響くものがありますね。(泣かないように)感情を無にしていました」と心情を吐露。ドレスのスカートにプロジェクションマッピングでMVが投影される幻想的なシーンは、感慨にふけるような彼女の表情の奥のリアルな感情が表れているようだった。

その後、松井はスタイリッシュなパンツスーツ衣装に着替え、セットの階段やオブジェを使った撮影へ。再び過去のMVがスタジオ内に投射され、映像との対比により大人に成長した現在の松井の姿が際立つ。またソロ曲のMVであるため、グループでの撮影と異なり終始カメラを向けられているが、松井は疲れた顔を一切見せない。長年第一線で活躍してきたアイドルのプロとして、スタッフとコミュニケーションを取りながら自分の納得がいくまで撮影を続けた。そしてスタジオの外がすっかり暗くなった頃、すべてのシーンの撮影が完了。松井は最後にスタッフも含めて記念写真を撮り、12年間のアイドル人生ラストのMV撮影を晴れやかな表情で終えた。