私が何発か叩いてあげたらよかった

──ミュージックビデオに関してもお話を伺えれば。撮影はいかがでしたか？

シュート　初めて女性にビンタされるシーンを撮りました。フラれるシーンのところなんですけど、ビンタされるってわかってるから、どうしても身体が反射的に逃げてしまうんです。だから何度か撮ることになってしまって、撮影後はちょっと体が痛かったです（笑）。

諭吉　構えないように、最初に私が何発か叩いてあげたらよかったね。

一同　あはははは（笑）。

タイキ　僕はそのシーンの撮影を見れなかったんですけど、完成したものを観て笑いました（笑）。あと、それぞれにマジックを披露するシーンがあるから猛練習したよね。当日までにかなり上達はしていたけど、スタジオは照明が強いからちょっと苦戦しました。

諭吉　ライトとボールが重なって見えない……というのは私にとっては言い訳で。カメラ向けられるとボールがどっか行っちゃうの。すごく緊張しました。「お前、さっき楽屋で得意げにやってたのはなんだったんだよ！」って言われると思って！（笑）

シュート　豪華なセットに負けないようにがんばったね。

タイキ　そう。動きを大きく見せて、カッコよく見せて、ダンスをシンクロさせて……テイクもかなり重ねました。そのぶん満足のいく仕上がりになったと思います！

僕達と、どんどん新しい道を

──そうして、11月にはこのシングルを携えて、東京キネマ倶楽部とクラブ月世界でワンマンライブを開催されますね。

諭吉　はい。この2つのワンマンは「TRANS MAGICIAN」のリリースイベントの集大成としてやらせていただきます。僕らイベントの中でもマジックショーをやっているんですけど、ワンマンはそのマジックショーも集大成なので、すごいことになるんじゃないかなと。

タイキ　マジックが曲の世界観を広げてくれているなって、パフォーマンスをしていてすごく思うんです。1つのショーとして表現できていると言うか。生の緊張感をぜひ会場で味わってほしいですね。あと、今は会場の雰囲気に負けない演出をじっくり考えています。

シュート　どちらも素敵な会場だから、この会場でしか見せられないショーをやりたいなと。

諭吉　どんな魔法が見れるんでしょうね？ ぜっったいに、来たら楽しいと思う。誰が来ても楽しめるのがSECRET GUYZのライブなので、皆さんにぜひぜひいらしてほしいです。

──ありがとうございます。では最後に、この特集を読んでくれた方へ向けてのメッセージをお願いします。

諭吉　あのね、ビビらないで！ どんどん壁を超えて、IKENIEちゃんになってほしいです。「どんな壁があるのかな？」なんて考えることもあるんですけど、そう考えること自体が壁を作ってしまっているような気もするし。とにかく「とりあえず来て！ 絶対に、超楽しいから！」って感じ。僕たちと、どんどん新しい道を切り開いていきましょうって伝えたいです。

タイキ　一緒に歴史を作っていきたいね。チャレンジの日々です。

──ではシュートさん。

シュート　はい。早く僕らを噛んでください……SECRET GUYZはスルメです。

タイキ　ちょっと、ビックリした！ 最初何かと思った！

シュート　ワザとそういう言い方にしたの！（笑）

諭吉　ちょっとー、「シュートのSはドSのS」じゃなかったの？

シュート　え？ ホントはMなのかもしれない……。

諭吉　もう！ 最後に“裸の王子様”出さないで！ ここはビシっとキメるトコ！