Rhythmic Toy World「SHOT」 PR

Rhythmic Toy World|プロデューサーと語る5年間とこれから

Rhythmic Toy Worldがアルバム「SHOT」で、ビクターエンタテインメントのBLACK SHEEP RECORDSからメジャーデビューを果たした。今作にはテレビアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」オープニングテーマとして書き下ろした「僕の声」のほか、インディーズ時代の代表曲「さなぎ」「ライブハウス」の新録など、全13曲が収められている。

初のセルフプロデュースだった前作「TALENT」を挟んで、今回は再び所属事務所の代表でもあるプロデューサーの川原祥太(Parking Out)とタッグを組んでの制作となった。音楽ナタリーでは、Rhythmic Toy Worldとこれまで約5年の活動を共にしてきた川原との座談会を企画。アルバムの初回限定盤にドキュメンタリーDVD「キオク」が付くことも踏まえ、バンドと川原のこれまでの歩み、メジャーを迎えた今の思い、新作「SHOT」についてなど、ワイワイ語り合ってもらった。

取材・文 / 田山雄士 撮影 / 上山陽介

最初に会ったときはめちゃめちゃ怖かった

内田直孝(Vo, G) 祥太さんと対談取材って初めてですね。

Rhythmic Toy Worldと川原祥太(写真中央)。

川原祥太(プロデューサー / Parking Out) そうだね。ま、裏方ですから!

磯村貴宏(Dr) 俺らのステージに出るときもあるけど(笑)。

岸明平(G) とりあえず、最初に会ったときはめちゃめちゃ怖かったですよ。見た目からして(笑)。

須藤憲太郎(B) 結成して2年くらいのときだっけ。

内田 祥太さん、初めて会ったときは目がイッてましたよ。

一同 あはははは!(笑)

川原 なんだよ、それー!

内田 俺が働いてた居酒屋に飲みに来て、そこで共通の知り合いに紹介してもらったじゃないですか。

川原 うん、俺の後輩ね。リズミックがデモを出してた時代のレコーディングエンジニアだったんだよね。そのエンジニアと直孝がバイト先が一緒で。

内田 そうそう。

川原 そいつとはよく飲みに行く仲だったから「Rhythmic Toy Worldっていうバンドがいいんだよ!」って教えてもらって、音源を聴いたんだよ。

内田 それこそ「さなぎ」(今回の「SHOT」では“想像力の最前線Ver.”として収録)でしたね。

リズミックに出会って一気に人生が変わった

川原 個人的な話だけど、リズミックと出会ったのはちょうど音楽が嫌いだった時期なんだよね。

須藤 マジっすか?

川原 うん。全国各地、年間100本以上ライブをするバンドをずっとやって来てさ。当時は大人を使わない、DIYで全部やるのがカッコいいって思いがあったんだよ。だから自分たちで運転する。ホテルに泊まるのはカッコ悪い。いかに機材車の中で寝て回るか。そんな感じでやってたんだけど、どうしてもバンドの寿命は短くなるじゃん。で、そのあとに作曲の仕事をしたりしてもなかなかうまくいかなくて。嫌気が差してた。

内田 そういうときに出会ったんですね。

Rhythmic Toy World

川原 その後輩が言うわけ。「あなたから音楽を取ったら酒しか残らないんで、このままじゃマズイ」って。

一同 あはははは!(笑)

川原 「すげえいいバンドがいるんで、もう1回音楽を好きになるために聴いてくださいよ」って言われてさ。俺はもうイヤイヤで「さなぎ」を聴いたら、ガーン!って胸打たれた感じでね。

内田 ありがとうございます!

川原 俺はパンクバンドをやってたし、「ひ弱な音楽だろ」「響くわけない」なんて偏見があったんだけど、全然そんなことなくて。「こんだけ陽の当たらない人生を歩んできた俺ですら、こんなにキラキラした音楽に惹かれるんだな」と思った。その瞬間に「リズミックのために何かしたい」って急に自分が切り替わったんだよ。一気に人生が変わった。

磯村 うれしいっすね。

内田 そのときはまだ今の会社にいなかったんですよね?

川原 そう。直孝にバンドの先輩として、アドバイスみたいなことをしてるだけだったね。そんな中でたまたま「レーベル(STROKE RECORDS)に来ませんか?」って声をかけてもらって。で、俺はもう「そこでリズミックと仕事ができるかもしれない!」と思っちゃったの。まだメンバーにはなんの了承も取ってないのに(笑)。

内田 俺らに聞く前に入社して。

川原 それで高田馬場の焼鳥屋、串鐵(くしてつ)だよな?

 俺ら3人(岸、須藤、磯村)はそこが初対面ですね。

内田 一応事前に言っといたよね? 「見た目はいかついけど、すごく熱い人だから」って。

磯村 けど、想像を軽く超える怖さだった(笑)。

 がんばってしゃべった感じ!

川原 まったく怖がられると思ってなかったけどな!

やべえぞ! 俺ら祥太さんに騙されてる!?

内田 その日はすごく語り合いましたよね。

岸明平(G)

 祥太さん、「俺が車のヘッドライトになる。光を照らす役割をやるから」みたいなことを言ってくれて。

川原 俺が大人を嫌いだった理由は「運転手をその人がやるんじゃないか?」っていう怖さがあったから。バンドの方向性を決められちゃうのは違うじゃない? そうじゃなくて、あくまでもヘッドライトとして遠い先を照らしてあげたい。ハンドルを握るのも両輪を担うのもメンバー。最初にそういう話はしたね。

内田 自分らにもレーベルや大人を信じられないモードがあったけど、「それでも信じられると思うんだ」みたいに俺がメンバーに言って。

須藤 俺らも「そこまで言うならついて行くよ」って。

内田 でも、その帰りの駅のホームでさ。わかる?

 祥太さんのTwitterでしょ?

内田 そうそう! 俺らと別れたあとに、祥太さんが「騙されるやつが悪いんだ」ってつぶやいてて。

磯村 「えええっ!?」って(笑)。

 意味深ツイートが。

内田 「やべえぞ! 俺ら祥太さんに騙されてる!?」って騒いだのすげえ覚えてる(笑)。

川原 全然リズミックと関係ないことだっての!

 ヘッドライトの話とかすげえ感動したのに、ワケわかんなくて。

須藤 「あの2時間はなんだったんだ!?」みたいな(笑)。

Rhythmic Toy World「SHOT」
2018年4月25日発売 / Victor Entertainment
Rhythmic Toy World「SHOT」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
3564円 / VIZL-1373

Amazon.co.jp

Rhythmic Toy World「SHOT」通常盤

通常盤 [CD]
3024円 / VICL-64993

Amazon.co.jp

CD収録曲
  1. BOARD
  2. 僕の声[Album Ver.]
  3. ラストオーダー
  4. さなぎ[想像力の最前線ver.]
  5. 会えるように
  6. ペーパー人間
  7. ブッシャカ
  8. 青く赤く
  9. ライブハウス
  10. 27時
  11. 革命の唄
  12. ASOBOYA
  13. リバナ
初回限定盤DVD収録内容
  • 「キオク」

インディーズ初期からメジャーデビューに至るまでを追いかけたドキュメンタリー映像

Rhythmic Toy World「SHOOTING TOUR」
  • 2018年5月16日(水)千葉県 千葉LOOK
  • 2018年5月22日(火)秋田県 秋田LIVE SPOT 2000
  • 2018年5月23日(水)岩手県 the five morioka
  • 2018年5月25日(金)神奈川県 横浜BAYSIS
  • 2018年5月27日(土)富山県 Soul Power
  • 2018年6月19日(火)福岡県 小倉FUSE
  • 2018年6月20日(水)大分県 club SPOT
  • 2018年6月30日(土)静岡県 Shizuoka UMBER
  • 2018年7月5日(木)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
  • 2018年7月8日(日)長野県 ALECX
  • 2018年7月13日(金)岐阜県 yanagase ants
  • 2018年7月14日(土)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
  • 2018年7月16日(月・祝)岡山県 CRAZYMAMA 2nd Room
  • 2018年7月17日(火)香川県 DIME
  • 2018年7月19日(木)京都府 GROWLY
  • 2018年7月27日(金)群馬県 前橋DYVER
  • 2018年7月29日(日)埼玉県 西川口Hearts
  • 2018年8月8日(水)三重県 club chaos
  • 2018年8月19日(日)福島県 郡山CLUB #9
  • 2018年8月25日(土)茨城県 mito LIGHT HOUSE
  • 2018年9月14日(金)北海道 COLONY
  • 2018年9月16日(日)宮城県 enn 2nd
  • 2018年9月22日(土)広島県 CAVE-BE
  • 2018年9月24日(月・振休)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
  • 2018年9月28日(金)大阪府 Shangri-La
  • 2018年9月30日(日)福岡県 Queblick
  • 2018年10月29日(月)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
Rhythmic Toy World(リズミックトイワールド)
Rhythmic Toy World
内田直孝(Vo, G)、須藤憲太郎(B)、岸明平(G)、磯村貴宏(Dr)からなる4人組ロックバンド。2009年に結成し、2010年に現在のメンバーとなる。2012年にアマチュアバンドコンテスト「RO69JACK」で入賞し、2013年にはグッドモーニングアメリカが企画するコンピレーションアルバム第3弾「あっ、良い音楽ここにあります。その参」に参加。2013年から2014年にかけて3部作としてミニアルバム「軌道上に不備は無し」「オリンポスノフモトニテ」「XNADIZM」をリリースした。2015年に1月に1stシングル「いろはにほへと」、3月に1stフルアルバム「BUFFeT」を発売。「輝きだす」が森永製菓「DARS」のCMソングに使用されると、知名度はさらに広がる。2016年7月にニューアルバム「『HEY!』」を発表。東京・赤坂BLITZでのワンマン公演を含めたツアー「『HEY!』の『HEY!』による『HEY!』の為のツアー」を大成功に収めた。2017年9月に初めてのセルフプロデュースによるアルバム「TALENT」をリリース。2018年4月にビクターエンタテインメントのBLACK SHEEP RECORDSからメジャー1stアルバム「SHOT」を発売した。