真山りかインタビュー
初のPlayStation®VR体験を終えて
PS VRは絶対ハマりすぎそうなのでできるだけ避けてたんですけど、やっぱり欲しくなっちゃいますね。実際にやってみて感じたのは技術の進歩。どのゲームもリアルで度肝を抜かれまくりました。遊んでいる間は、現実を忘れてしまうくらい。もう夢のようなマシンですね。あとめちゃくちゃ中毒性が高そう(笑)。
「Ocean Descent」は実際に水の中にいるような感覚になりました。だんだん深海にもぐっていくと周りの水がどんどん冷たくなったように感じてくる錯覚がある。ホントにすごい。「VR Luge」も遊んでいる最中は、風を受けている気持ちになりましたね。扇風機とか回しながら遊んだら、さらに臨場感が出て面白そう。エビ中のメンバーもPS VRは絶対楽しんでもらえると思う。ボタン1つで操作できる体験型のゲームもあるし、ゲームになじみがない方にもオススメしたいですね。
PlayStation®VRでやってみたいゲームは?
“乙女ゲーム”が好きなので、PS VRで“乙女ゲーム”が発売されたら、仕事辞めちゃうかもしれない(笑)。1日中ゲームの世界に没頭してしまうでしょうね。自分でPS VRのゲームを作るとしたらエビ中のライブ体験ゲームかな? そうだ! バーチャル握手会ゲームとかいいかもしれない。私だったら二次元アイドルの握手会ソフトが欲しいもの。ファンがメンバーと2人だけで会話ができちゃうんです。でも、そんなソフトが出てきたらエビ中の握手会に誰も来なくなっちゃうかなあ?(笑)
“乙女ゲーム”から始まったゲーム遍歴
本格的にゲームをやり始めたのは中学1年生くらい。「Starry Sky」っていう“乙女ゲーム”が、ゲームにハマったきっかけですね。そのあとは「ペルソナ」や「ファイナルファンタジー」とか王道のRPGもプレイしました。でも、やっぱり“乙女ゲーム”が一番好き。“乙女ゲーム”にもいろいろジャンルがあるんですけど、学園モノは外せないですね。「Starry Sky」が教師と恋愛するゲームだったこともあって刷り込みみたいなものですけど。プレイステーションのゲームはお兄ちゃんが「ウイニングイレブン」をよくやってたので、お兄ちゃんがいない間にこっそり1人でやって。勝手に設定を変えて遊んでいたので、あとでバレて怒られてました(笑)。
ゲームと真山りかの日常
移動が多いので、普段からPS Vitaを持ち歩いて遊んでます。PS4®は家にいるときの限られた時間の中でプレイすることが多いので気合いが入りますね。RPGとかこまめにセーブできないタイプのゲームはオフの日に一気に進めてます。でも休みの日は録り溜めていたアニメも観たいので、アニメを観ながらPS Vitaで“乙女ゲーム”をすることもあります。意外とどっちにも集中できるんですよ。基本的にゲームは1人ですることが多いんですけど、同じ事務所の本田翼さんとゲームをしてみたいですね。協力型の対戦ゲームとか、いろいろ教わりながらプレイしたい。何よりも、美人が隣でゲームをしてたら最高だろうなって(笑)。
ゲーム選びのポイント&オススメ最新ゲーム
ゲームを買うときのポイントは、私の場合は断然声優さん。好きな声優さんが参加しているゲームは思わず買っちゃいます。中でも田村ゆかりさんが参加しているゲームは絶対買い! 私がゲームにハマってる理由って「この人のこういう声を聴きたい!」ってときに、ゲームだと自分で操作できるところなんです。好きな声優さんの登場シーンやセリフは何回も繰り返しちゃう。もう、それだけでお金を払ってもいいくらい。あとパッケージがカッコいいって理由で買うこともあるかな。いわゆるジャケ買いですね。
今「ペルソナ5」をプレイしてるんですが、これはオススメですね。とにかくキャラクターがカッコイイし、難易度も選べるし、操作もしやすい。ストーリーモノが好きな人にも気に入ってもらえると思います。最近購入したのは「GRAVITY DAZE 2」や「FINAL FANTASY XV」。「FINAL FANTASY XV」は一部PS VRに対応してるんですよね。あの世界に入り込めるなんて……素敵。ただ私、1つのゲームが終わってからでないと新しいゲームに手を付けられないんです。だから「GRAVITY DAZE 2」も「FINAL FANTASY XV」も当分は“積みゲー”状態です。
ゲームと仕事の関係性
ゲームっていろんな単語が出てくるので、勉強になることも多いんですよね。戦闘機の名前とかゲームで覚えました。あと私は基本的に人見知りなんですけど、ゲームの話をしているときはポンポン話せるんです。ゲームのおかげで共通の話題ができて、コミュニケーションがうまく取れることも多いです。あとゲームのコントローラーをよく触っているせいなのか、指の動きが繊細になりました(笑)。踊ってるときとか、指先まで神経が行き届くんですよ。そういう点でゲームが仕事にも生かされてると思っています。
真山りかにとってのゲームとは?
私にとってゲームは“もう1つの現実”ですね。本当に“乙女ゲーム”って、自分の理想のストーリーを作れるんです! アニメだと作られたものを観る感じでそれも楽しいけれど、自分の思い通りにストーリーが進まないこともある。でもゲームは自分で選択してストーリーを作っていくことができる。自分の思いや考えを反映できるという点が最高。ゲームがこの世界からなくなったら、どこで息抜きすればいいのかという感じはありますね。ゲームというもう1つの世界があるから、現実世界とのバランスを取りながら楽しくお仕事ができているんだと思います。
今回PS VRを体験してみて思ったんですけど、ゲームの世界を全身で楽しめたら楽しいですよね。グローブとか全身スーツとか装着して、バーチャルリアリティの世界に入れたら楽しいだろうなあ。自分の体を動かすタイプの格闘ゲームとかもやってみたいですね。体を動かすことには自信があるので!
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