≒JOY特集 インタビュー+手書きメッセージ|指原莉乃プロデュース第3のグループ、お披露目からの怒涛の日々で感じたこと (4/5)

明後日MV撮ります

──小澤さんの加入が公に発表された翌日には=LOVE、≠ME、≒JOYによる合同楽曲「トリプルデート」のMVが公開されましたが、グループに合流してからすぐに撮影が行われたんですか?

山田 愛ちゃんと顔合わせをした日に3グループ全員集まってその場で仮歌を流していただいて。

小澤 その2日前くらいに「明後日MV撮ります」と言われて、正直「どうしよう……!」という感じだったんですけど、先輩方も温かくて。イコラブの髙松瞳さんが手を引いてくださる最後のパートでは、「ようこそ」と言われているみたいに感じて、すごく安心感がありました。そのときに自分を縮こまらせていた鎖が1つ外れたというか、その1日が楽しくていいスタートダッシュを切れたと思っています。

──小澤さん以外のメンバーも、「トリプルデート」のMVで=LOVE、≠MEのメンバーと共演するのはかなり緊張したんじゃないですか?

村山 ニアジョイにとって初めてのMV撮影でしたし、先輩方にご挨拶はさせていただいたものの、ちゃんと会話をしたことがなかったので、「1日かけての撮影でご一緒して大丈夫かな?」という不安がありました。「何を話したらいいんだろう?」って。しかも、先輩後輩関係なく、1つのクラスとしてフリーに遊びながら撮影する感じだったので、自分が縮こまっていることが表情に表れてもダメだし、極力リラックスしようと意識していました。結果的に、先輩方がすごく気さくに話しかけてくださったので、かなり早い段階で不安から楽しい気持ちに変えることができました。

村山結香

村山結香

「≒」を読んでもらえるように

──特に憧れている先輩メンバーはいますか?

山田 私は=LOVEの齊藤なぎささん、≠MEの鈴木瞳美さんがすごく好きで。MV撮影では鈴木瞳美さんが私と同じチームになったんです。イコラブの髙松瞳さん、ノイミーの冨田菜々風さん、ニアジョイの怜音が「みんなおいで!」ってメンバーたちを呼ぶシーンでMVが始まるんですけど、そのときに鈴木瞳美さんが私の肩を押してくださったんですよ。「行っていいよ」という感じで。そのときに緊張が一気にほぐれて、先輩方に受け入れられた感じがしてうれしかったです。

小澤 リコーダー組とか絵画組とか、MVの中でやっていることに合わせていろいろな組分けがある中で、私は莉子ちゃん、ノイミーの櫻井ももさん、イコラブの髙松瞳さんと一緒のチームだったんです。瞳さんとは最後に円陣を組むシーンも隣だったので、お話する機会が多くて、いろいろと気さくに話していただけたのがうれしかったです。あと、「イコノイジョイ 2022」のリハーサルのときに、イコラブの山本杏奈さんが気にかけて声をかけてくださって。3グループのメンバー全員のことを見ている心遣いに感動しました。

小澤愛実

小澤愛実

山田 いきなりたくさん曲を覚えなくちゃいけなくて、ニアジョイみんな頭がパンクしそうになっていたんですけど、休憩時間に杏奈さんが私たちのところに来て「ここ大丈夫?」「ここの振りはこうだよ」と教えてくださったんですよ。3グループの総監督みたいで心強い存在だなと思いました。

──初ステージでいきなり大勢のお客さんの前に立ったわけですが、緊張や不安はありつつも、結果的にしっかりとライブを楽しむことができました?

市原小澤藤沢村山山田 (声をそろえて)楽しかったです!

市原 みんなあっという間って言ってたよね。

藤沢 昼公演が始まる前はそわそわが止まらなくて、みんな目の焦点が合わないくらいでした(笑)。私たちの前に先輩方がパフォーマンスしていて、その様子をモニタで観ていたんですけど、すごい人の数だなと驚いちゃって。でも、それと同時にファンの皆さんの笑顔も見えたんです。私たちが緊張した顔でステージに出ていったらダメだなと思って、出番の前に「もし間違えても笑顔でいよう」とみんなで心がけたので、楽しく終えることができました。

藤沢莉子

藤沢莉子

山田 昼公演の最初の出番が3曲続けてパフォーマンスするブロックで、1曲目がイコラブさんの「スタート!」のカバーだったんです。曲の冒頭で、円陣を組んで手を出し合いながら「いくぞ!」と気合いを入れるんですけど、そこでメンバーと目が合うんですよ。特に莉子は反対側にいたのでしっかり目が合って、その瞬間に「みんながいるから大丈夫」と安心できました。

小澤 何かしないと落ち着かなかったけど、あそこでみんな決心したよね。

市原 泣きそうだった(笑)。

市原愛弓

市原愛弓

──「イコノイジョイ 2022」は3グループのファンの前でパフォーマンスするイベントで、環境としては完全にホームだったわけですが、この夏出演する「TOKYO IDOL FESTIVAL」や「@JAM EXPO」といったアイドルフェスではそこから飛び出して、≒JOYを知らない人の前で歌うことになります。

村山 イコラブさん、ノイミーさんのファン以外の方、ほかのアイドルさんを応援されている方にもニアジョイを知っていただく機会がこんなにすぐにやってくると思ってなくて。先輩方のおかげもあってたくさん注目していただいていると思うので、この機会を無駄にせず、いっぱいいっぱい練習して「イコノイジョイ 2022」以上のパフォーマンスをメンバーみんなで作り上げていきたいです。そして「≒JOYいいな」と思ってもらえたらうれしいです。このグループはメンバーの個性が強くてそれぞれに特徴があるので、私たち1人ひとりのことを知ってもらう機会にできればと思っています。それに、責任感も持って活動しないとと感じているので、気を引き締めて臨みたいです。

山田 「イコノイジョイ 2022」は先輩方がいてくださるからこそ立てたステージですし、先輩方が一緒にいるという心強さがあったんですけど、これから出させていただくフェスではニアジョイだけでステージに立つので、もっと成長した姿を見せないといけないなと感じています。私たちのことを知っても、「≒」という記号が読めない方もいらっしゃるんですよ。SHOWROOMでもはじめましての方に「これってなんて読むんですか?」と聞かれることがあって。まずはフェスを通して私たちの名前を知ってもらって、知名度を上げていきたいです。

山田杏佳

山田杏佳

小澤 「≒」を書けるようにもなってほしいね(笑)。点がどの位置に付いてるかわからなくなりがちなので。

山田 ≒JOYのポーズも覚えてもらいたいです!