≒JOY特集 インタビュー+手書きメッセージ|指原莉乃プロデュース第3のグループ、お披露目からの怒涛の日々で感じたこと (3/5)

市原愛弓、小澤愛実、藤沢莉子、村山結香、山田杏佳 インタビュー

女子校みたいな雰囲気

──お披露目会見が行われてから4カ月近くが経ちましたが、メンバーと初対面したときの第一印象はどんな感じでしたか?

山田杏佳 メンバーと初めて会ったのはオーディションの最終審査の合格発表のときだったんですけど、みんな自分が合格できたことに驚いていて、ほかのメンバーに対する印象をあまり覚えてないんですよ。とりあえずみんなに「よろしくね」という挨拶をしました。

山田杏佳

山田杏佳

藤沢莉子 お披露目会見の日に初めてしっかり話しました。「合格発表のとき、どこに座ってた?」とか。でも、最初は自分も猫を被っていて、あまりしゃべらないキャラだったんです。自分からグイグイいきすぎて、引かれたらどうしようと思っていて。年齢が近い子もいたから、「同い年だと心強いねー」みたいに話しつつ。

村山結香 お披露目の日はよそよそしい会話しかしてなかったね(笑)。ニアジョイは地方組、特に関西出身のメンバーが多いので、怜音と(山野)愛月、(髙橋)舞に「関西弁しゃべってみて!」って話しかけてました。今思い返すとちょっと恥ずかしいんですけど、自分も少し猫を被っていたと思います。最年長組でもあったので、大人っぽくしようとがんばっていました。でも、最近はもう無理ですね(笑)。大人っぽく振る舞うのは。

山田 ニアジョイは最年長が18歳、最年少が15歳と、メンバーに年齢差があまりないので女子校みたいな雰囲気なんです。だから、仲よくなるまでがかなり早かったですね。特に関西メンバーがわりとラフに話しかけてくれたり、その関西弁がメンバー間の話題になったりして。

市原愛弓 私は最年長なんですけど、大人っぽい見た目の子が多く、私より年上の子もいるのかなと思っていたら、年下の子ばっかりでした(笑)。年齢はそんなに変わらないものの、「みんな フレッシュだなー」という印象を受けました。

山田 えー!(笑)

市原 打ち解けられるかなという不安もあったんですけど、3日間の合宿で距離がグッと縮まりました。

藤沢 確かに合宿は大きかったですね。

藤沢莉子

藤沢莉子

──メンバーの一体感、結束力がそこで一気に高まったと。

山田 事前にレッスンを1回もせず、まず合宿という流れだったんです。私はダンスに関しては初心者で、それまで1回も経験がなかったんですけど、莉子とか経験者のメンバーに助けてもらったことが心に強く残っていて。「優しいメンバーばかりだな」とそのときに感じました。

──ちなみに、市原さんはメンバーから大先生と呼ばれているそうですね。

村山 なんだか貫禄があるんですよ(笑)。安心感もあるし、影でみんなのことを見守っている感じ。私は同い年なんですけど(笑)。

市原 大先生と言われるといろいろとハードルが上がる気がしていて、最近は「大先生って呼ばないで」ってメンバーに返しています(笑)。

市原愛弓

市原愛弓

入ってきたのが愛ちゃんでよかった

──そしてその後、6月に小澤さんの途中加入が発表され、大きな話題となりました。小澤さんは2017年の結成時から今年5月の活動終了までラストアイドルに在籍していて、そのときから注目していたという指原さんは「彼女が前に所属していたグループのメンバーとしてステージに立っているのを見て、一緒に仕事がしたいと強く感じました」とコメントしていました。大きな期待を受けての異例の加入です。

小澤愛実 加入が公式に発表されてから、まだ2週間くらいですね(※取材は7月上旬に実施)。

村山 でも、そう感じないくらい濃い時間を過ごしているよね。

小澤 メンバーと顔合わせしたのが6月頭くらいで。オーディションのSHOWROOM審査を見たり、≒JOYのことを個人的に追いかけていたので、そのときは「あっ、本物だ」という感じでした(笑)。

小澤愛実

小澤愛実

山田 あははは!

小澤 合宿も終わったあとの途中加入ということで、みんなに複雑な気持ちや戸惑いを与えてしまうなという思いもありました。でも、顔合わせのあとに設けていただいたメンバーミーティングでみんなが気兼ねなくたくさん質問してくれて、「ホントに温かい人たちだな」と安心しました。レッスンも始まったばかりで、てんてこ舞いな状況の中に新たにメンバーが来たら頭に入れる情報が多くて大変だろうし、申し訳ないという気持ちもあったんですけど、みんなが優しくてホントに救われましたね。合宿には参加できなかったものの、合流してからわりとすぐ「イコノイジョイ 2022」があったので、リハで毎日メンバーに会えて。みんなと話したり、グミをもらったりして(笑)、距離をどんどん縮められました。このメンバーだったからこそ「イコノイジョイ 2022」も乗り越えることができたと思います。

──結成後に新メンバーが加入するのは、指原さんのグループではこれが初めてですよね。その分、メンバーの皆さんは驚きが大きかったのでは?

藤沢 最初に聞いたときはホントに驚きました。

山田 何か発表があるときは、イベント中やカメラが回っているときなどにサプライズで知らされることが多くて。今までに何回もそういうことがあったのでちょっと慣れていたんですけど、1列に並べられて待機していたら「加入が決まりました!」と言われ、今までで一番の驚きでした。「オリジナル楽曲ができました!」という発表のときは、もちろんうれしい気持ちがありつつもまだリアクションの取り方が難しくて、「やったー」くらいしか言えなかったんですが、愛ちゃんの加入を聞いたときはみんな心からの声が出てました(笑)。「えー!」って。でも、入ってきたのが愛ちゃん(小澤)でよかったなと思います。

小澤 そう言われると、泣いちゃう(笑)。

──先ほどの小澤さんの話に出たように、その後はすぐに打ち解けることができた?

村山結香

村山結香

村山 加入を知らされてから、実際に顔合わせするまで1週間くらい期間があったんですよ。しかも、どういう人が入ってくるか知らされてなかったので、最初は「どんな子なんだろう……」という不安が大きかったです。でも、初めて対面したときに「なんていい子なんだろう」と感動しちゃいました。

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明後日MV撮ります