夏川椎菜がアルバム「CRACK and FLAP」に込めた決意に迫る全曲解説インタビュー (3/3)

07. Silhouette

──「Silhouette」の作編曲は長谷川大介(Aqua Timez)さんです。長谷川さんは過去に「Bluff 2」(「ケーブルサラダ」収録曲)と「スキ!!!!!」(2025年4月発売の2nd EP「Ep04」収録曲)を手がけていて、いずれも爽快感のあるギターロックでしたが、「Silhouette」はグッとヘビーなインダストリアルロック。先の「労働奉音」や「羊たちが沈黙」(「ケーブルサラダ」収録曲)のラインですね。

まさにそのラインの楽曲を増やしたくて、コンペで選んだ楽曲になります。

──作詞は夏川さんで、今言った「羊たちが沈黙」と同様に、ヘビーなトラックにコミカルな歌詞を乗せるというやり口ですね。

その通りです。「羊たちが沈黙」のときと同じように、「Silhouette」もデモの時点でゴリゴリにカッコよかったんですよ。イントロからシンセベースがブンブンうなっていて。でも、それに合わせたバチバチの歌詞を歌うのは私には似合わないというか、むしろカッコ悪くなる可能性が高い。そこで、私が歌うことで成立する楽曲にすべく、歌詞でちょける(ふざける)という選択をしたんですよね。じゃあ、今回はどうやってちょけようかと考えたときに、私はここ1、2年で体重が5kgぐらい上下していることに思い至りまして。一番太っていたのが、ちょうど3月のTrySailの武道館ライブのときで……。

夏川椎菜

──キャリア有数の、写真や映像がたくさん残るであろうタイミングで。

そう、よりにもよっていろいろコスられるときに。私はもともと太ったとか痩せたとかあんまり気にしないし、家にも体重計がなくて。

──あ、うちも体重計ないです。今年の夏にたまたま温泉に行って、十数年ぶりに乗りました。

私もまったく同じで、そういう機会がないと体重計なんて乗らないから、ほとんどアトラクション感覚なんですよね。武道館ライブが終わった直後に自分へのご褒美で温泉に遊びに行って、そこでもアトラクション感覚で体重計に乗ったら、見たことのない数字が表示されて言葉を失うという。自分が想像していたより7kg重くて、自分が過去いち太っていたときの体重を5kgも更新していたんですよ。さすがにこれはまずいと思い、せめて過去いちの水準までは戻そうと4月からピラティスに通い始めて、食事制限もそこそこして、9月に始まったTrySailのツアーはマイナス5kgの状態で臨みました。

──けっこう短期間で落としましたね。

ちゃんと健康的に痩せました。筋肉を付けながら、PFCバランスとかも考えて。一時期パーソナルジムに通っていて、そのときにお勉強したことが生きましたね。たぶん1回、マイナス7kgまで落として、ちょっと戻ってマイナス5kgのところでツアーが始まった感じかな。それがTrySailの10周年ツアーだったので、オープニングで過去10年の映像をいっぱい映す演出があって。最後に、今年3月の武道館で私たちが「出航!」と叫んだときの映像が映されたあと、私たちがステージに登場するという流れだったんです(参照:デビュー10周年のTrySail、成長した姿で踏み締めた“始まりのステージ”)。

──そうでしたね。

でも、武道館の映像の中の私は過去いちを超えて太っていて、直後に出てくる生身の私はそこからマイナス5kgの状態だから、まるで別人なんですよ。しかも、私の待機場所がちょうど武道館の私が映し出されるスクリーンの真下で、毎回その映像を見上げながら「私の顔、まん丸だなあ」と笑っていました。私は太った自分もかわいいと思っているし、誰かに「太った?」と言われて傷つくこともないし、むしろ「でしょ? かわいくない?」と返せるタイプの人間なんですけど、さすがにこのときは自分の顔がまん丸すぎて面白かったです。その経験があったから「Silhouette」では体重でちょけようと心に決めて、サビの最後のメロディに「体重計」がハマった瞬間、歌詞の方向性が完全に定まりましたね。

──取材用にいただいた音源を、歌詞を読まずに再生していたときに「体重計」と聞こえた気がして「もしや……」と思ったら、案の定でした。「Silhouette」という、珍しくカッコよさげなタイトルを付けていますが、これも要するに体型のことで。

そうです。大ちょけ楽曲じゃないと「Silhouette」なんてタイトルは許されません。「カッコいい感じの楽曲かな?」と錯覚させる手口ですね。

──その実、体重計に乗るという行為をさも深刻そうに歌っているだけという……いや、人によっては深刻な問題かもしれませんが。

しょうもないことをシリアスに表現する面白さもあるというか、私はそういう面白さが好きなんですよね。歌い方で特に注意したのはAメロのあたりで、ここはデモの仮歌では英語混じりのラップみたいな感じだったんです。そのニュアンスは生かしたかったから、音優先で、英語っぽく歌いました。歌詞は聞き取れなくてもいい、むしろ聞き取れないぐらいがちょうどいいと思って。どうせ「プリンは?ノーカンじゃん?」とか、バカバカしいことしか言っていないので。

──アイスもノーカンですか?

いや、プリンも全然ノーカンじゃないですよ。でも、そういうふうに言い聞かせたくなるときもありますよね。

──Bメロの「一糸残さず脱いで」は下着1枚分の、ほんの数十gすらも体重計に乗せたくないという悪あがきですよね。

その「一糸残さず脱いで」とか、歌詞が聞き取れちゃうかもしれない部分は、なるべくシリアスなワードを選んでいるつもりなんですよ。「取り憑かれたように」「愚かな希望を抱いて」とかも、体重の話をしているとわかれば「何言ってんだお前?」という感じなんですけど、そこだけ切り取ればちょけているようには思えないはず。でも、さっき言ったAメロとかサビの「光の当たり具合とかあるから」とか、歌い方でどうにでもなるところはかなり適当なことを言っていますね。私が作詞するときは、ワンコーラス分を書いたら、それを菅原さんに確認してもらうという工程が挟まるんですけど、「Silhouette」は歌詞だけ提出したら絶対に却下されるという確信があったので、仮歌も付けて「私はこれがやりたいんだ!」という意思表示をしました。

──自身の体重の増加を歌詞にするというのは、「RUNNY NOSE」(2020年9月発売の4thシングル「アンチテーゼ」カップリング曲)的な“さらけ出し”に通じていて(参照:夏川椎菜「アンチテーゼ」インタビュー)。それができるのはけっこう強いと思います。

そうですそうです。思いっきりさらけ出していますね。「(のっかったお腹《caution》)」とか。

──それはつまり、ベルトなどにお腹が……。

ええ、乗っかったんですよ。つまめるくらいに。

夏川椎菜

08. 「 later 」

──「『 later 』」は、リリース時のインタビューで「今までの夏川チームだったら表題としては選びそうにない」というお話がありましたが、選んでよかったのでは?

本当によかったと思います。確かにメロディもサウンドも、当時の夏川にとっては表題向きとは言えない楽曲で、MVもけっこう悩みながら作ったんですよ。でも、私は「『 later 』」みたいなちょっとおしゃれでオルタナ感のある楽曲が好きだし、こういう楽曲もちゃんと歌いこなして武器にしていきたいという気持ちがあったので、あのタイミングで表題にした判断は間違っていなかった。このアルバムを作るにあたって改めて聴いたときも「すんげえカッコいいな、この曲」と思いましたね。いや、もちろん作っていたときからカッコいいと思っていたんですけど。

──アルバムの流れ的にも、この位置はすごく収まりがいいです。

そう、自分でもしっくりくるというか、すっとなじんでくれたなって。アルバムのコンセプトと照らし合わせても、「『 later 』」は困難に遭遇したときの、1つの解決方法を示してはいるんですよ。「そういう解決方法でいいの?」という感じではあるんですけど。

──ハッピーな解決方法ではないかもしれませんが、歌詞でいうところの「ぬるまゆ」に浸かり続けているよりは、いっそ……。

そうそう。私の線とあなたの線はもう交わろうとしていないし、すれ違って別々の方向を向いてしまっているのだから、潔くお別れしましょう……「じゃあね」という曲なので。この歌詞は「Silhouette」とは対照的に、全然ちょけようとしていない。ちゃんと刺さるべきところに刺さるように書きました。

09. As You Know

──先ほど「オルタナ感のある楽曲が好き」とおっしゃいましたが、「As You Know」はオルタナそのものなシューゲイザーですね。

そう。“オルタナ風”とか“オルタナっぽい”ではなくて、そのものです。

──作詞、作曲、編曲がオルタナティブロックバンド、レイラの有明さんと三浦太樹さんなので当然といえば当然なのですが、この人選は、Shiggy Jr.のように夏川さんの指名で?

いや、菅原さんがラジオでレイラの楽曲を聴いて「これカッコよくない?」と私に教えてくれて。そこから「次のアルバムでお願いしてみない?」という話になったんです。私としても、レイラの音楽は自分がやりたい方向のオルタナティブロックと重なるというか、現行の、尖っているけどちゃんとキャッチーさもあるオルタナだと思ったので「お願いできるなら、ぜひ!」と。

──有明さんと三浦さんとは、お話しされました?

お話ししました。お二人とも私とほぼ同世代で……といっても、さっき言ったように私はソロデビューするまでオルタナどころかJ-POPすらまともに聴いていなかったので、お二人とは触れてきたものが全然違うし、共通点らしい共通点もなかったんですけど、お互いに「そういうふうに音楽を作っているんですね」みたいな会話ができて、すごく新鮮でした。その打ち合わせのあと、レイラらしさが詰まったデモを、なんと3曲もいただいたんですよ。めちゃめちゃありがたかったですし、夏川チーム内で「夏川さん、どれやりたい?」「え? 全部!」みたいな感じになって。3曲ともアルバムに入れるわけにはいかないから、悩み抜いた末に、今回は「As You Know」を選ばせてもらいました。でも、残りの2曲もいずれお出しすることになると思います。本当にいい曲なので。

──「As You Know」を選んだ決め手は?

大前提として、3曲とも最高なんですよ。それぞれ「これを夏川椎菜がやったら、めっちゃカッコよくない?」と思わせてくれて。なので何が決め手かと聞かれたら、ほかの収録曲とのバランスを考えた結果としか言えないですね。「As You Know」以外の2曲はもうちょっとアップテンポな楽曲だったんですけど、その枠には「ミエナイテキ」や「コバンザメの憂鬱」がいる。逆に、今回のアルバムにはバラード的な楽曲がないので、ミドルテンポの「As You Know」がハマるというか、より映えるだろうと。

──実際、映えていますね。肝心の歌も、「As You Know」の引きずるようなテンポ感に、夏川さんのやや不貞腐れているようなボーカルがフィットしていると思います。

よかった。私は「As You Know」の楽器録りにもお邪魔して、そのときレイラのギターボーカルの有明さんが仮歌を入れてくださっているのを拝見したんです。その仮歌がもう「レイラ名義でリリースするならこんな形になります」みたいな状態で。レイラの楽曲を聴いたことがない人はぜひ聴いてほしいんですが、有明さんの歌によってより一層レイラ感が出るんですよ。だから、この仮歌はめっちゃ参考にしましたね。例えばサビの「分かりきったアイロニー」は、私が何も考えずに歌うと「アーイロニー」になっちゃうんですけど、有明さんは「アァイロォニ」と細かく波を打つような節回しをされていて「何それ、カッコいい!」と、思わず真似したくなりました。

──そういった細部が歌の印象やクオリティを左右するんでしょうね。

「オルタナのボーカルって、こうやって作られていくんだ?」みたいな。ベンドとかで歌がブレるのにも一定のルールがあると言えばいいのかな? ルーズに歌っているのに、計算されているかのようにキメるところはきっちりキメるから、感情たっぷりに歌ってもめっちゃタイトに聞こえるんです。それがとにかくカッコよくて。菅原さんが私にディレクションするとき、よく「同じフレーズだから同じように歌ってほしいけど、同じにはしてほしくない」と言うんです。「どっちだよ!?」という感じなんですが、有明さんの歌を聴いて「そういうことか!」と。しかも有明さんは、たぶんそれを自然にやられているので、すっごく勉強になりましたね。

──少々気が早いかもしれませんが、レイラが作ったもう2曲も楽しみになってきました。

今言ったような歌い方って、アニソンやキャラソンの現場ではあまり求められないことなんですよ。それを自分のソロでは、特に初期の頃は意識的にやっていた分、自分の歌に引っかかりを感じていたというか。例えばベンドダウンするときに「こんなに音を外しちゃっていいのかな?」と戸惑いながらも「いや、そうしたほうがカッコいいんだって!」と無理やり自分を納得させていたようなところが正直あったんです。でも最近は、自分の中から自然にベンドとかが出てくるようになったし、それを「As You Know」でも発揮できたので、レイラの楽曲のストックがあと2曲あるというのは、私にとってもめちゃくちゃ楽しみです。

夏川椎菜

10. SCORE CRACKER

──リードトラック「SCORE CRACKER」は夏川さん作詞、浅利進吾さん作曲、川崎智哉さん編曲の、メロコアとメタルコアをかけ合わせたようなアッパーな曲ですね。「労働奉音」から「As You Know」までが比較的どんよりしていたこともあり、スカッと終わる感じがします。

「SCORE CRACKER」は、最も意外な選曲でしたね。コンペのときに「いい曲だし、タイミングが合えばやりたいな」ぐらいの気持ちでキープはしていたんですけど、まさかリードトラックになるとは思っていなくて。コンペで楽曲を選ぶと、たまにびっくりすることが起こるというのを改めて実感しました。

──どうやってリードトラックまで上り詰めたんですか?

リードトラックはアルバムの顔になる、結果的に一番聴かれることになる楽曲なので、夏川のことを知らない人に対して発信するのなら「一番わかりやすい楽曲がいいよね」という話になって。かつ、明るいか暗いかで言ったら明るいほうがいいという条件で絞り込んでいったら「あれ? あれ? 『SCORE CRACKER』じゃね?」という感じで決まりました。逆に、なんで最初はリードトラック候補じゃなかったのかというと、デモの段階では電子音系の、キャラソンっぽい楽曲だったんです。

──イントロなどにその名残りがちょっとありますね。チップチューン的な。

あのイントロの電子音のテイストがより強めのアレンジで、それもあって「いや、たぶん今回じゃない」となりかけたんです。でも、メロは抜群によかったから、アレンジを揉むことでどうにか今回のアルバムにねじ込めないかという方向に傾き始めて。そこで菅原さんが「メロコアっぽい方向性で勢いとバンド感を出せたらいいよね」と提案してくれて、作曲でも編曲でもよくお世話になっている川崎さんにアレンジをお願いしたんですよ。

──「トオボエ」(2022年2月発売の2ndアルバム「コンポジット」収録曲)でも似たような話がありましたよね。

そうです。「トオボエ」もデモの段階で、メロはすごくよかったけど、この曲を私より上手に歌うであろう人の顔が何人も浮かんで。その顔を、アレンジで塗りつぶしたという(参照:夏川椎菜「コンポジット」インタビュー)。「トオボエ」のアレンジも川崎さんでしたし、同じように「SCORE CRACKER」でも川崎さんと何ラリーかして、この形に落ち着きました。

──西海岸的なカラッとした楽曲ですが、歌詞は面倒くさい人のそれですよね。

うん、そうですね。「SCORE CRACKER」は曲名もアルバムタイトルに引っかけていますし、アルバムのコンセプトもちゃんと反映されていて。「『CRACK and FLAP』って、どういうアルバム?」と聞かれたとき、「SCORE CRACKER」を差し出せばそれが答えになる、そんな楽曲になっています。結局、私が言いたいのは「どんな方法であれ、自分なりの、自分らしい進み方を肯定していいんじゃないの?」ということなんですよ。その方法は正攻法じゃなくていいから、自分らしさを追求するときは「優等生を脱いでいけ!」と。

──サビ頭の「あーダメ!てなわけで もうヤメ!」という歌詞を見て、天才かと思いました。

やった! 仮歌詞の時点では、ここには私がよくやるカタカナ英語の造語みたいなのが入っていたんですよ。その言葉もキャッチーで、仮タイトルにもなっていて「これしかあり得ないだろ」ぐらいのハマり方をしていたんですけど、同時に「ちょっと違うな」という感覚もあって。可能ならもっと自分らしい言葉で言い換えたかったんです。菅原さんからも「この部分はみんなが共感できて、なおかつ、なんか叫びたくなる言葉がいい」というオーダーがあったので「無茶なこと言うなよ」と思いつつ頭を絞りに絞った結果、こうなりました。

──瞬発力で出てきたフレーズのように思いましたが、難渋したんですか?

けっこう苦しみましたね。「これどうですか?」と提出しては「もうちょっと耳当たりのいい言葉がいい」とか「もうちょっと叫びやすい言葉がいい」とリテイクをもらいながら。でも結果的に、自分で「あーダメ!てなわけで もうヤメ!」を絞り出せて本当によかったです。これが一番ハマりがいいし、きっと叫んでも気持ちいい。例えばライブ会場で、みんなで「あーダメ!」と叫んでいる光景ってどうかしているし、言葉だけ切り取るとすごく後ろ向きなんだけど、夏川椎菜の現場においてはめちゃめちゃ前向きに聞こえるはず。

──正攻法じゃ「ダメ」だから「もうヤメ」て、違う方法を探すという話。

そうですそうです。

──夏川イズムですね。他者からかけられる慰めの言葉にもいちいち噛みついていますし。

「やまない雨はない」「でもいま濡れてるって ことくらいわかるよ」とか「混ざらない色はない いつかは馴染むよ」「そもそも染まりたくない!」とか、本当に偏屈ですよね(笑)。

──その中で「なるようになるよ」「ならないの なしですか?」という見方、面白いですね。私個人としては「金も仕事もないけど、なるようになるだろう」のように、わりとポジティブな意味合いで使う言い回しだと思っていたので。

流れに身を任せていたくなんかない。勝手にそうなるものを受け入れなくてもよくないですか?っていう。

──サビの「あーダメ!てなわけで もうヤメ!」も含めて、夏川さんも歌っていて気持ちよかったのでは?

気持ちよかったです。この曲はもう出たとこ勝負というか、マイクの前に立って、自然に出てきた声色と歌い方が正解になるタイプの楽曲なので。ただ、1つだけ意識したのは、ちゃんと“自分が見える”歌い方をすること。歌詞も今の自分が一番伝えたいことを書いているし、楽曲の立ち位置的にも一番聴かれるアルバムの顔になるわけだから、一番自分を表現して、一番自分が出ている楽曲にしたかったんですよ。そういう意味でも飾らず、率直に歌いたかったし、それができた自信はあります。

夏川椎菜

プロフィール

夏川椎菜(ナツカワシイナ)

7月18日生まれの声優、アーティスト。2011年に開催された「第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション」に合格し、翌年より声優として活動を開始。2015年に同じミュージックレインに所属する麻倉もも、雨宮天とともに声優ユニット・TrySailを結成した。2017年4月に1stシングル「グレープフルーツムーン」で自身の名義にてソロデビュー。2019年4月には1stアルバム「ログライン」をリリースし、9月より初のツアー「LAWSON presents 夏川椎菜 1st Live Tour 2019 プロットポイント」を行った。2022年2月に2ndアルバム「コンポジット」、2023年11月に3rdアルバム「ケーブルサラダ」を発表。2024年4月にシングル「シャドウボクサー」をリリースし、7月にライブツアー「LAWSON presents 夏川椎菜 Revenge Live "re-2nd"」を行った。10月に9thシングル「『 later 』」をリリース。2025年4月に新作EP「Ep04」を発表した。12月からライブツアー「LAWSON presents 夏川椎菜 4th Live Tour 2025-2026 "CRACK and FLAP"」を開催。2026年2月に4thアルバム「CRACK and FLAP」をリリースした。