22/7「何もしてあげられない」 PR

22/7|11人で歌える喜びを噛みしめて

22/7が4枚目のシングル「何もしてあげられない」をリリースした。

昨年9月のデビュー1周年イベントにて、それまで声優としての配役がなかった涼花萌、高辻麗、武田愛奈の3人の担当キャラクターが発表され、メンバー全員で“デジタル声優アイドル”としての道を本格的に歩み始めた22/7。前作「理解者」以来、約1年ぶりのシングルとして発売される「何もしてあげられない」では初めてメンバー11人でタイトル曲に参加し、結成当初からの彼女たちの念願が叶う形となった。

音楽ナタリーではメンバー11人にインタビュー。全員でシングル曲を歌える喜びや2020年1月に放送スタートする22/7のテレビアニメへの思いなどを語ってもらった。

取材・文 / 近藤隼人 撮影 / 曽我美芽

グループ全体の雰囲気が変わった

──シングルのリリースは約1年ぶりになりますが、今年に入って定期公演「ナナニジライブ」やSHOWROOM番組「ナナニジROOM」が始まるなど、その間も新しいことに挑戦し、精力的に活動してきました。この1年間で個人やグループとして成長したと感じるところはありますか?

花川芽衣 私は毎月の定期公演の影響は大きいですね。パフォーマンスを自分の中だけで完結させるのではなく、会場の一番後ろにいるファンの方にまで思いを届けられるように意識してがんばっています。定期公演が始まってから「ファンの方に自分の気持ちを伝えたい!」という感情が大きくなりました。

天城サリー 私はとてもありがたいことにこの1年間、個人での声優のお仕事や、倉岡水巴ちゃんと一緒に文化放送さんで「くらてん!」という番組もやらせていただいて。メンバーに頼るのではなく、自分から行動を起こしていろんな方々とコミュニケーションを取らなくてはいけない場面が多くありました。以前は大人と話すとき、リーダーの帆風千春ちゃんがいないと口がパサパサになってうまくしゃべれなかったんですが、最近は自発的に動けるようになってきてちょっと成長できたかなと思います。

帆風千春

帆風千春 「ナナニジライブ」や「ナナニジROOM」、「22/7 計算中」(TOKYO MXで放送中の冠番組)などでトークをすることも多くなりました。「計算中」ではキャラクターとしてしゃべっているんですが、バラエティなのでその場で起きたことに臨機応変に対応していかなきゃいけないんですよ。以前はみんなMCなどで積極的に前に出ることができなかったんですけど、「計算中」を通じて変わってきたのかなと「ナナニジライブ」や「ナナニジROOM」をやっていて気付くことがあります。いい意味で遠慮がなくなってきたなって。前は歌やダンスにばかり集中していましたが最近はトーク部分も皆さんに楽しんでほしいと思うようになって、がんばりたいことの幅が広がりました。

──7月のライブイベント「ナナニジフェス 2019」の企画コーナーでも、メンバーが自由に発言している印象を受けました(参照:22/7対決企画やライブで盛り上がった「ナナニジフェス 2019」、テレビアニメ放送開始の発表も)。

白沢かなえ グループ全体の雰囲気が変わったんだと思います。誰かが発言することでほかのメンバーも話しやすくなって、いい相乗効果が生まれていて。それをリーダーの帆風千春ちゃんがまとめてくれて、1人ひとりの個性を生かしつつ、グループとして成立させられるようになったなと。

みんながガンガンしゃべるように

──MCでの役割分担もはっきりしてきました?

帆風 ライブによりますが、(天城)サリーやあいなっち(武田愛奈)がお客さんを盛り上げることが多いです。あと、スタッフさんと話し合いながらだいたいのMCの内容を決めるんですけど、いつも「自由にしゃべらせて楽しくなるのは倉岡(水巴)と海乃(るり)だよね」という話になりますね。あと最近思うのは、宮瀬玲奈ちゃんが「ここでしゃべってもいい?」と言ってくれるようになって、自己表現するようになってきたなと感じています。

──宮瀬さんとしては、どういう心境の変化があったんですか?

宮瀬玲奈

宮瀬玲奈 「ナナニジライブ」ではソロのコーナーもあって、1人ひとりが個性を出せる場面が多くなってきたんです。最初の頃はMCで全然しゃべれないし、落ち込んだり、どうすればいいんだろうと悩んだりしていたんですが、がんばって会話の中に入ってグループの一員として動いてたら何か見えてくるはずだと思うようになって、MCで積極的に発言するようになりました。

──いまだにMCで話すときは緊張しますか?

宮瀬 しますね。緊張すると何を言ってるかわからなくなっちゃうし、私がしゃべることによってお客さんのテンションが下がったら怖いなと思っちゃって、話すタイミングを考えています。

──一方、先ほど話題に出たように倉岡さんと海乃さんは臆することなくしゃべっている印象があります。

海乃るり 私はしゃべることは好きなんですけど、MC自体は苦手なんです。「ナナニジライブ」を通していろいろと学んだり、刺激を受けて吸収したりしているので、もっとがんばりたいと思っています。あと「計算中」ではキャラクターの力を借りることができるので、私自身が言えなくても演じている戸田ジュンちゃんだからこそ言えることもあって。MCの三四郎さんをはじめ、周りが盛り上げてくれる安心感もあり、はっちゃけることができています。

倉岡水巴

倉岡水巴 「計算中」を通してみんながガンガンしゃべるようになったので、「もし自分が言ったことで変な空気になったらどうしよう」とは考えず、「何か変なことを言っちゃっても誰かがなんとかしてくれる」と思うようになりました。千春ちゃんがツッコんでくれたり、サリーちゃんが受け止めつつ自然に違う話に持っていってくれたりするので、ホントにやりやすいなと感じています。あと私はテレビ番組を観ていて、「この芸人さんのコメント、素晴らしいな」と思ったらメモを取るようにしています(笑)。

メンバー全員のキャラが立ってきた

──ほかにメンバーの変わった部分、成長した部分はありますか?

帆風 涼花萌ちゃんは最初の頃から妖精さんのようなキャラだったんですけど、今では自分で自分のことをかわいいと言うようになって(笑)。自分らしく表現することを恐れない姿勢がすごいです。それがファンの皆さんにも受け入れられていて、すごくキャラが立っているなと尊敬しています(笑)。

涼花萌 「妖精になりたい」とか、「鳥が好き」と言っているのは私自身の気持ちなんですけど、自分で自分のことをかわいいと言っているのは、周りにもかわいいと言ってほしいからです(笑)。

高辻麗 あと白沢かなえちゃんはInstagramでお姉さんセクシーキャラというか、自分の強みを全面に出すようになってきていて、素晴らしいと思います。自分のポジションに迷いがなくなった気がします。

白沢かなえ

海乃 初期の頃より1つのところにまっすぐ向かっていく姿勢が強まってて、ホントに尊敬します。

白沢 もともとメンバーが私のことをセクシーと言ってくれていたんですよ。自分では気付いてなかったキャラなので、周りから言われるようになって「そうなのかな?」と思うようになり、楽屋でネタとしてセクシーな素振りを見せていたんです。そういう内輪な部分を表に出せるようになったのはメンバーのおかげだと思います。

宮瀬 メンバーみんなにそういう魅力的な部分があるから、私はなんだか負い目を感じちゃいますね。

──メンバー全員のキャラが立ってきている?

宮瀬 はい。取り残されてしまうというか、置いていかれちゃうんじゃないかと感じて自分のキャラを探しているんです。毎日一緒にいる分、みんなの個性が強くなっているのがわかるから、私もがんばろうと思います。