映画「パンドラとアクビ」 PR

映画「パンドラとアクビ」天城サリー(アクビ役)インタビュー|平成最後のアクビ役は最高の親孝行。お父さん、お母さん、私がんばります!

「モンスターストライク」×「タツノコプロ」のタッグで贈る映画「パンドラとアクビ」が、4月5日より全国で順次公開される。本作には「マッハGoGoGo」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」など懐かしのタツノコアニメからキャラクターが多数出演。「モンスト」から誕生した、好奇心旺盛な女の子・パンドラと、今年で放送50周年を迎える TVアニメ「ハクション大魔王」に登場する、いたずら好きな大魔王の娘・アクビのドタバタな冒険が前後編で繰り広げられる。

コミックナタリーでは、アクビ役として本作に出演する“デジタル声優アイドルグループ”22/7(ナナブンノニジュウニ)所属の天城サリーにインタビューを実施。タツノコアニメ好きの両親が泣いて喜んだという役への思いや、パンドラ役の“先輩”小倉唯とのエピソードを初々しく話してくれた。

取材・文 / 粕谷太智 撮影 / 星野耕作

「パンドラとアクビ」作品紹介

パンドラ CV:小倉唯 「モンスターストライク」より

  • パンドラ(CV:小倉唯)
    前編
  • パンドラ(CV:小倉唯)
    後編

ゲームアプリ「モンスターストライク」に登場する、好奇心旺盛でおっちょこちょいな性格の少女。開けてはならないと言われていた箱をうっかり開けてしまい、“災いの欠片”をぶちまけてしまった。パートナーのアクビちゃんと一緒に“災いの欠片”を回収する旅に出る。

アクビ CV:天城サリー 「ハクション大魔王」より

  • アクビ(CV:天城サリー)
    前編
  • アクビ(CV:天城サリー)
    後編

アニメ「ハクション大魔王」から誕生した、いたずら好きで自由気ままな大魔王の娘。普段はパンドラの身に着けるネックレスの中にいて、誰かがあくびをすると飛び出す。不思議な魔法の力で壺から呼び出した者の願いを叶えてくれる。

前編「荒野の銃撃戦」

世界を滅ぼす力を持つと言われる“災いの欠片”を探すため、灼熱の太陽が照りつける荒野の街・スリーホークスタウンに降り立ったパンドラとアクビ。そこではレーサーになる夢を捨てて働く保安官・三船剛がギャングから街の平和を守っていた。剛と、彼のなじみの店のウェイトレスであるルイーズに偶然出会ったパンドラとアクビは、2人に“災いの欠片”探しの手伝いを依頼するのだった。

三船剛 CV:吉野裕行 「マッハGoGoGo」より

三船剛(CV:吉野裕行)

スリーホークスタウンの保安官。街の平和を守るため、レーサーになる夢を捨て日々真面目に勤務する。

ルイーズ(ドロンジョ) CV:甲斐田裕子 「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」より

ルイーズ【ドロンジョ】(CV:甲斐田裕子)

街の酒場で働くウェイトレス。保安官の剛とは旧知の仲で、彼を心配して世話を焼こうとする。そんな彼女には秘密があり……。

前編「荒野の銃撃戦」キービジュアル

後編「精霊と怪獣の街」

吹雪が吹き荒れる極寒の大地を舞台に、パンドラとアクビは“災いの欠片”を求め新たな目的地へひた進む。だが、寒さと疲労に耐えきれなくなった2人はついに眠りに落ちてしまう。そんな2人を助けたのは、村一番のハンターであるカンタ。ある獲物を狙っているというカンタとともに2人は“災いの欠片”を探しだそうと奮闘する。

カンタ CV:田村睦心 「一発貫太くん」より

カンタ(CV:田村睦心)

山小屋に迷い込んだパンドラたちを助けた心優しい少年。村一番のハンターとして、今はある獲物を狙っている。

ナゾの怪獣 CV:江原正士 ???より

ナゾの怪獣(CV:江原正士)

雪山に住むナゾの怪獣。その愛くるしい外見にも関わらず、村人からは恐れられている。

後編「精霊と怪獣の街」キービジュアル

天城サリー(アクビ役)インタビュー

「日本に行かせてよかった」

──今回、天城さんが演じているアクビは、1969年に放送されたアニメ「ハクション大魔王」での登場以来、今なお愛され続けているキャラクターです。天城さんはアメリカのご出身ですが、アクビちゃんのことはご存知でしたか?

天城サリー

もちろん知っていました。タツノコプロさんのアニメはアメリカでも有名なので、目にする機会もたくさんありましたし。日本生まれの両親が「ハクション大魔王」や「マッハGoGoGo」を観ていた世代で。特にお母さんはアクビちゃんのことが大好きなんです!

──そうなんですね! ではご両親もすごく喜ばれたのでは?

お母さんに出演を伝えたら「え、あのアクビちゃん!?」ってすごく驚いて。「あのアクビちゃんだよ」って(笑)。友達にもこの作品の公式サイトのURLを送って「うちの娘がアクビちゃん役なんだよ!」と、たくさん自慢してましたね。おばあちゃんやお父さんも「親孝行だよ」と言ってくれて。

──大好きだったキャラクターを娘が演じるんですからね。お母さんの気持ちもわかります。

私は声優になりたくて1人で日本に来たんですが、お母さんは私のことを心配して日本に行くのを反対していたんです。それもあって「日本に行かせてよかった」と言って、泣いて喜んでくれました。普段は自分から言うのが恥ずかしくて仕事の話はほとんどしないんですけど、一番応援してくれてるのは家族なので、本当に感謝しています。

──いい親孝行になりましたね。天城さん自身、アニメ作品でメインキャラクターを演じるのは初だとお聞きしたのですが、ご自身の喜びもひとしおだったのではないですか?

今回オーディションに合格してアクビ役を演じさせていただくことになったんですが、そもそもこういったオーディションに受かるのも初めてで。これまでに悔しい思いをしていた分、喜びは大きかったです。私が泣いて喜んでいるのを見て、22/7のメンバーの倉岡水巴ちゃんと涼花萌ちゃんも自分のことのように泣いてくれました。

天城サリー

──初めての合格がメインキャラクターだったんですね。

実はオーディションの結果を聞いたときは、まだメインキャラクターだと知らなかったんです。台本をいただいたときに「パンドラとアクビ」というタイトルを初めて見て、メインキャストだというのを聞かされて。そこでもまた泣いてしまいましたね(笑)。

──これまでにもこういったキャストオーディションは受けていたんですか?

はい。それでも簡単に受けられるわけではなくて、グループの中で行われる演技テストで上位に入らないとオーディションに参加できないんです。なので受けるところまで辿りつけないことも何度もあって。

──オーディションに向けて準備したことなどはありますか?

自分にはまだまだ演技の技術というものがないので。技術がない分がちょっとでもほかで補えればと思い、アクビちゃんのことをたくさん調べました。例えば現代のアクビちゃんの公式Twitterを見てどんな話し方をしているのか見たり、そこからアクビちゃんの性格を考えたり。あとはオーディション会場に入るところからアクビちゃんを意識しました。

天城サリー

──具体的にどんなことをしたんですか?

以前読んだ雑誌の記事で、アニメーション監督の方が声優さんに「オーディション会場に入って来た瞬間からもうそのキャラクターの雰囲気がした」というようなことを言っているのを拝見して。私は人見知りでそういう場に行くと緊張して挨拶が小さくなってしまったりするんです。でも入った瞬間からアクビちゃんにならないといけないので、オーディションのときは、スタジオのドアを開けるところからいつも以上のハイテンションで挑みました。

──今回はその作戦が功を奏したんですね。

初めてスタジオオーディションまで行けたので、絶対にものにしたいという思いがすごく強かったです。