第一印象は「すごいB-Girlだなぁ」と

──お2人が初めて出会ったのはいつ頃なんですか？

Marin　ちょうど1年前、去年の夏ですね。

──そのときの第一印象は？

Marin　たまたまRienaちゃんがモデルの仕事をしている現場で出会ったので、私はただただ「モデルさんだなぁ！」という感じでした（笑）。

Riena　私は、Marinがダボダボのデニムパンツにティンバーランドの靴を履いていたので、「すごいB-Girlだなぁ」って。あと、髪の毛がサラサラだなって思いました（笑）。

──現在20代前半のお2人ですが、過去にはどんな音楽を聴いてきたんですか？

Marin　私はずっとブラックミュージック一色で、ヒップホップ、R＆Bとかを聴いていました。中でも好きなのは、90年代中盤から後半あたりの少しポップな感じ。プロデューサーでいうと、パフ・ダディあたりが好きなんです。

──思春期から結構どっぷりな感じだったんですね。一方のRienaさんは？

Riena　私は逆に邦楽が大好きで。しかも80年代くらいの、松田聖子さんや今井美樹さんの曲を今でもずっと聴いてます。

──え？ 全然リアルタイムじゃないですよね？

Riena　はい（笑）。でも親が好きだったので、家族でドライブに行くときとか、いつも車の中で流れてたんですよ。リアルタイムに10代の頃ずっと好きで聴いていたのはSPEED。好きっていうか、むしろSPEEDになりたいと思ってましたから（笑）。

歌とラップという対極な表現方法

──ちなみに何か楽器をやっていた経験はあるんですか？

Marin　ギターをやっています。ダンスは小学生のとき、ラップは13～4歳から始めた感じでしたね。

──え!? ラップを中学生から？

Marin　そうなんです。母親がブラックミュージックを好んで、家でずっとかけているような環境だったんですよ。だから身近なものだったし、最初の頃は本当に軽いきっかけで、カバーから始めてみようかなと。

──お2人の音楽的なバックボーンはかなり対照的なものなんですね。

Marin・Riena　そうですよね（笑）。

──そんな2人でユニットを組むことが決まったとき、目指す音楽性などについては話し合ったんでしょうか？

Marin　私が曲を作るということで、Rienaちゃんに「どういうテイストが好き？」みたいなことは聞きました。そしたら「カーペンターズが好き」とか話してくれたんで、それは今後の参考にしていこうと思いましたね。

──なるほど。ではズバリ、このユニットの魅力って何だと思いますか？

Marin　歌とラップという異なる表現ができるところかな。それでユニットの対極的な面が見せられると思うんで。性格も結構違うんで、ギャップというか、いろいろな面を出していけたらいいな。

1歳下のMarinのほうがお姉さん

──性格が結構違うということですが、それぞれお互いのキャラクターを分析していただけますか？

Riena　Marinは年齢が私の1つ下なんですけど、すごくしっかりしていて、お姉さんな感じですね。

──普段は実年齢が逆転してる感じ？

Riena　あぁ、そうですね（キッパリ）。

Marin　フフフフ（笑）。まぁ、私はわりと固く考えたりストイックになりがちなんですけど、そこにRienaちゃんがいると場が和むというか。いい意味で、かなり対照的かもしれないですね。

──何かお互いのここにビックリした！ みたいなエピソードってあります？ 実は天然だった、とか（笑）。

Marin　Rienaちゃんは結構天然発言するかなー（笑）。

Riena　（笑）。

──ここまで短時間お話しただけでも、なんとなくお2人のキャラの違いがわかってきました（笑）。そんな2人がユニットを結成して1年。一緒にいる時間はかなり多いのでは？

Riena　えーっと、ほぼ毎日？

Marin　うん、そうですね。特にライブ前だと一緒にいる時間が長くなるかな。最初はお互いに知らないことも多かったんですが、今はだいぶわかってきて。すごく心地良い関係が築けてると思います。