LiVSインタビュー|目指せWWW Xワンマン完売!短いアイドル人生を全力疾走中 (2/3)

年間100公演をこなすLiVS、いざ勝負のツアーへ

──LiVSはかなりたくさんライブをしてますよね。

コンクリ 去年の8月にデビューして、ちょうど1年で100本に到達しました!

コチャキンTV 最近だと週に2、3回はライブをやってますね。

──いっぱいライブをやってくれるのは、ファンならすごくうれしいことだと思います。

コンクリ やっぱり定期的にやっていたほうが足を運びやすいですよね。ちょっと気になったときに行きやすいでしょうし。ただ本数が多いのも今だからできることになるかもしれないので、是非たくさんやれていて、来やすいうちに多くの方に目撃しに来て欲しいです!

──12月8日にはいよいよ「FACE THE SOUNDS TOUR」が始まります。

コチャキンTV 12月23日に東京・WWW Xでやるツアーファイナルが「FACE THE SOUNDS」というタイトルになっていまして、WWW Xでのワンマンに向けたツアーです。

ミニ・マルコ 「FACE THE SOUNDS」は「FACE THE MUSIC」から着想を得たタイトルなのですが、企画ライブもたくさんある中で、LiVSはアイドルだけど音楽で押していきたいという強い思いがあるので、それがこの「FACE THE SOUNDS」というタイトルに込められています。音楽で売れたいという気持ちや覚悟を、このツアーを通していろんな人に見せられたらいいなって。

LiVS

LiVS

──観客に音楽と向き合ってもらうためには、LiVS自身はパフォーマンスにも向き合ってストイックにやっていく必要があるわけですよね。

コチャキンTV 結成当初は歌も踊りも初体験のメンバーのほうが多かったので、覚えるのに真剣でした。でもいつくらいからかな? 最近はそのフェーズではもうないです。

スズカス・テラ マルコが入ってからだね。メンバー間でコミュニケーションを取る機会が増えて、ライブのこととかについて話し合ってます。マルコは別で活動経験があるから、過去のLiVSが正解だと思っていたこと以外の視点で意見してくれて。相乗効果が得られているように思います。

コチャキンTV LiVSのここがいいのかもっていう部分が自分たちで客観的にわかるようになってきたのは大きいですね。最初はただ「やるしかない」という気持ちが強すぎたので。

コンクリ 単純に仲よくもなりました(笑)。みんなでディズニー行ったり、プライベートで遊ぶくらいなので。

コチャキンTV そう。よく話すようになりました! それこそマルコが入ってからですね、みんな人見知りなので(笑)。

──ランルウさんは?

ランルウ 私はもともとLiVSに入る前からめちゃくちゃ人見知りだったから、入って数カ月間はまるで話さない感じでした。でも最近は自分で言うのもあれだけど、お調子者キャラをやっています。

ランルウ

ランルウ

コンクリ 楽屋で一番ふざけてるし、けっこうしゃべります。

ミニ・マルコ 鼻水をつけてきたりします。

ユニセックス 基本ばっちい。

コンクリ 本当にやめてほしいです。私、ちょっとだけ潔癖性でキスとか絶対に嫌なんですけど、ライブ中に「キスしたい」とか言って手にチューしてきて……本当にやめてほしいです(笑)。

目指せソールドアウト!WWW Xワンマンに向けて

──12月23日のWWW Xワンマンに向けた意気込みを聞かせてください。

コンクリ ツアーファイナルは過去最大規模の会場になります。集客もまだまだ全然なので、自分たちが日々できるだけのことを泥臭く、人間臭く地道にがんばって、ツアーファイナルで笑えるようにしたいです。

コチャキンTV 規模の大きなワンマンライブは8月に次いで2回目です。たくさん公演を重ねている中、WWW Xでのワンマンライブは間違いなく勝負の日になります。1回目の下北沢シャングリラの壁を越えないといけない中、前回よりも高い壁ですが、絶対に越えたい。1年と少しでWWW Xに立てるとは思っていなかったし、正直不安もあるんですけど、やっぱり人生は短いです。ここでやらなきゃダメだから、ファイナルに向けて全力で日々を生き抜いていきたいです。

LiVS

LiVS

ミニ・マルコ 下北沢シャングリラは満員に届かなかったんです。それがめちゃくちゃ悔しくて。WWW Xのワンマンもこのままだと満員にできるかどうかわからないくらいギリギリです。でも満員にしたい気持ちはとても強くあるので。不安がよぎっても、その気持ちを曲げずにどんどんギアを上げて、みんなにLiVSの存在を知ってもらえるチャンスはすべて生かして、最高にいいライブをします。来なかった人を後悔させるくらいのワンマンにしたいし、絶対に満員のWWW Xに立ちたいです。

スズカス・テラ チケットの売上が不調という言葉をスタッフから聞いて、とても悔しいです。でもこれまでだって順風満帆な道のりではなかったし、あがきまくって今のLiVSがあると思っているから、12月23日まで後悔のないようにあがきまくって、がんばりたいです。普段私たちのライブに来られないような地方の人もたくさん来てくれるから、1本1本のライブでLiVSのことをすごいと思ってもらえるようなパフォーマンスをします。これは全部のライブに言えることだけど、LiVSの本気を観て、LiVSの音楽に胸をぎゅーっとつかまれる人が絶対にたくさんいると信じています。アイドルシーン、音楽シーンにも影響を……ってビッグマウスすぎますけど(笑)、LiVSの明るい未来につなげられるような公演にできたらと思います。

スズカス・テラ

スズカス・テラ

ユニセックス LiVSは2年目に入り、最初のがむしゃらな感じだけじゃダメな時期になりました。次のワンマンに向けた新しい目標がある中、6人それぞれうまくいかないこと、悩みが出てきて、葛藤もめちゃくちゃあります。でも6人が同じ目標に向かって挑戦している。ツアーを通して、そしてツアーファイナルで「これがLiVSだよ!」というものをもっと見せられるようにしたいです。時に迷い、時に戦いながらもチャレンジしているのも私たちなので。12月23日もそういう思いをその先につなげられるようにしたいです。

ランルウ 12月23日にWWW Xでワンマンライブをすると聞いたとき、8月13日の下北沢シャングリラからパフォーマンスでも動員でもすべてを絶対に更新しないといけないと思いました。今、クオリティの面でメンバーみんながんばろうと同じ方向を向いています。まずは1つ、クオリティの上げ方を全員で見つけられたらと思っていて。当日の集客は当日までわからない。今は券売が不調ですけど、ツアーを通してLiVSいいなと思ってもらえる人が増えたらうれしいです。当日はLiVSと同じ空気を吸って、音楽を感じて、人生の一部にLiVSがあっていいよなと思うような人が1人でも多くいてくれるようなライブを見せたいです。

ここで振り返る2ndアルバム「Don't Look Back」

──今年8月にリリースした2ndアルバム「Don't Look Back」についても聞かせてください。もうすでにライブでたくさん披露している楽曲ばかりだと思いますが、改めてどんな作品になりましたか?

コンクリ まず昨年8月に出した1stアルバム「NEW ERROR」は、私たちがアイドルになる前の心情を含んだ楽曲が多かったんです。でも「Don't Look Back」は、デビューからの1年間を通じて抱いたがむしゃらな気持ち、これから前を向いてもっと強くなっていこう、という気持ちを表しているアルバムだと私は思っています。

コンニチハクリニック

コンニチハクリニック

ユニセックス 「Don't Look Back」にはいろんな種類の楽曲があります。「JUST ONCE」のようにカッコいい感じの楽曲ではこれまでより激しい振りになっているし、「ときとき☆めきめきガガーリン」はいかにも女の子のアイドルみたいなかわいらしい曲で、LiVSのいろんな一面に触れられる幅広いアルバムです。「NEW ERROR」と比較すると、メンバーの声がだいぶ変わったと思います。ライブを重ねていく中で培ってきた歌声から“テンション感”が伝わるので、比べていただくのも楽しいかなって思います。

──アルバムの1曲目「始まりの歌」は、迷いや悩みがあったときにグループとしての前向きな思いを再確認できる、お守りのような曲になっていくように感じました。

ミニ・マルコ 「始まりの歌」はコチャさんが振り付けしてくれた曲です。LiVSの振りは全体的にサビでわかりやすく両手を上げて、目撃者のみんなと一体感を出す動作が多いんですけど、「始まりの歌」は前のめりになったり、左右に揺れたりしながら両手を上げる、とても楽しい振りなんです。あとメンバー全員で合唱するパートでは目撃者も肩を組んで歌ってくれて、心でつながっている感覚になれる曲だと思います。

コンクリ ちょうど先日、フロアに降りて「始まりの歌」を歌ったんですよ。初めての試みだったんですけど、メンバーとお客さんが一緒に肩を組んで歌うのは楽しかったです。これからも目を合わせて一緒につながっていけたらいいなって。ちなみに普段は「RとC」というヘドバンをやる曲でフロアに降りることがあります。