増え続ける5人の楽しい思い出

──カップリングの「Hurry up!!」はどんな1曲になりましたか？

manaka　アップテンポで明るい楽曲です。ライブで盛り上がりそうな曲はひさびさなので、早くステージで披露して皆さんに楽しんでもらいたいですね。

アサヒ　昔からのファンの方はきっと求めているんじゃないかなって思うような、元気でハッピーなナンバーです。

manaka　実は最初、この曲は英語の歌詞で構成されていて。その後、日本語の歌詞になって曲が完成したんですが、もともとの洋楽っぽいムードも感じられると思います。ただ明るく盛り上がるというよりは、じっくりコーラスも聴いてもらって気持ちよくなってもらえるかなって。

アサヒ　元気になりたいときにぜひ聴いてほしいですね。

──現在は全国ホールツアー「Little Glee Monster Live Tour 2020→2021 ＞BRIGHT NEW WORLD＜」の真っ最中です。昨年12月から休養していた芹奈さんが今年6月にライブで復帰しましたが、5人で回るツアーはいかがですか？

manaka　2021年の前半は4人の活動が多くて、その頃は芹奈の復帰の目処も立っていなかったんです。そもそも、このツアーを4人でやるのか5人でやるのかという話し合いを何度も重ねて、無事に5人でスタートを切ることができて。今すごく楽しく回れていることにホッとしています。2021年の後半は5人の楽しい思い出が増え続けていることもすごくよかったです。

アサヒ　まったく同じですね。今はツアーに集中している時期ですが、この先はほかのいろんな活動もまた5人でやっていけたらいいなと思います。

manaka　ツアーの感触で言うと、ホール会場はやっぱりお客さんとの距離が近くて顔がはっきり見える。だからこそ砕けたお話も楽しめるし、歌をしっかり届けるという意味でもみんなと強くつながってる気がします。去年、コロナ禍でライブが延期になってしまい、出しきれなかったパワーを今回のツアーにすべてぶつけられています。

アサヒ　ホールはハーモニーがより聴きやすくて、リトグリのよさが伝わりやすいのかなって。もっと大きい会場はお祭りのように楽しめるし、もちろんアリーナ規模の会場にもよさはあるんですけど、私たちの歌をじっくり聴きたいという方はぜひホールに来てほしいです。

──ちなみに、ここまでで印象に残っている会場は？

manaka　ツアー初日の愛知は、特に温かいファンの方々が多かったように思います。5人で再びライブするのがこのツアーで、最初はすごい不安だったんですけど、愛知のお客さんがすごく頼もしく見えて、そのおかげでだんだんと緊張がほぐれていきました。

アサヒ　今回、初めて行く県も多いんです。その土地ごとに自分たちを見たいと思って足を運んでくださる方がこんなにもたくさんいるんだって思うと、毎回うれしい気持ちでいっぱいになります。

manaka　「はじめまして」の出会いがまだまだたくさんあるっていうのは幸せなことですよね。

楽屋で静かにのんびりする2人

──今回はアサヒさんとmanakaさんにインタビューに答えてもらったので、最後に2人ならではの交流や共通点も聞かせてもらえますか？

manaka　この2人の共通点かー。

アサヒ　ふふふふ（笑）。何かある？

manaka　よく言われるのは「ツアーで楽屋にずっといる組だね」って。バンドメンバーさんやスタッフさんとワイワイ話してる組と、楽屋で静かにのんびりしてる組にいつも分かれるんです。

アサヒ　確かに！

manaka　リハ終わりから本番までの空き時間は2人で楽屋にいることが多くて。覚えていないくらいくだらない話をして笑って……みたいな時間がツアー中は必然的に増えるよね。

アサヒ　うん。ちなみに芹奈、かれん、MAYUはどこで何をしてるのかわからない。私たちは楽屋から一歩も出ないから（笑）。

manaka　謎だねー（笑）。外にいる3人のうち、たまに1人が「今日はのんびりしよう」って感じで楽屋にいたりするけど。

アサヒ　でも基本はこの2人。メイクに行っても、着替えに行ってもすぐ楽屋に帰ってくる。

manaka　普通に雑談してるときもあれば、お互いしゃべらない時間もあるし、そこは自由気ままに。

アサヒ　そういう空気感が合う2人なんだろうね。