キリンレモン×BiSH|透明だった 世界も わたしも 僕らが歌うキリンレモンのうた

BiSH インタビュー

大役を任されたな

──まずは、キリンレモンとのタイアップが決まったときの率直な感想を教えてもらえますか。

BiSH

セントチヒロ・チッチ BiSHにとっては数少ない経験のCM出演で。すごくうれしかったし、何よりも「大役を任されたな」と感じました。

モモコグミカンパニー BiSHってきっと清純なイメージがあまりないと思うんですけど(笑)、キリンレモンはさわやかな炭酸飲料というイメージだから、すごく新しいなと思いました。

チッチ まず、衣装が水色っていうのがなかなかないよね。

モモコ うん、さわやかすぎるよね!

チッチ なんだか別のグループみたい。

リンリン 不思議な感じがします。

アイナ・ジ・エンド

アイナ・ジ・エンド この衣装、白い服をわざわざ染めてくださったんです。デザインもそれぞれのメンバーに合うものにしてくれたみたいで……「すごく愛があるな」って思えてうれしかったです。

──皆さんがこれまでキリンレモンに抱いていたイメージって、どんなものでしたか?

ハシヤスメ・アツコ やっぱり曲が一番頭に残りますよね。CMを制作されるのはすごくひさびさだと聞いたんですけど、「♪キリンレモン キリンレモン」っていうメロディは鮮明に残ってる。それだけ歌に力があるってことですよね。今回私たちがこのキリンレモンのうたを歌うことになって、もしかしたらこの先、私たちの歌が残っていってくれるのかな?なんて思うと不思議な感じです。

アユニ・D 私もやっぱり曲。老若男女、全員が知ってるメロディだと思います。

いい曲ですよね。振り付けしてライブでやりたいくらい

──BiSHの皆さんが歌ったキリンレモンのうたは、象徴的なメロディや「キリンレモン」というフレーズのリフレインはそのままに、疾走感と力強さが増した“BiSHのうた”になっていましたね。曲の仕上がりについて、皆さんはどう感じましたか?

ハシヤスメ・アツコ

アツコ めちゃくちゃいい曲ですよね。振り付けしてライブでやりたいくらい。

モモコ わかる!

チッチ みんな「♪キリンレモン キリンレモン」のメロディしか知らなかったから、「ええっ、こんな曲に仕上がっちゃうの? 名曲じゃん!」ってね。

アイナ うん、本当に名曲。

アツコ とにかくビックリしました。

チッチ スタッフの皆さんがすごくこだわっていて、レコーディングのときもホントにみんなで一緒に作っていく感じだったので。みんなの思いを感じながら歌いましたし、いい仕上がりになったと思います。

──歌詞のメッセージも、まっすぐ胸に響きますね。

チッチ すごくピュアですよね。

──レコーディングでは、どんなことを意識しましたか?

チッチ 私は自分の昔の記憶を思い出しました。「はじめての キスは ほんとにレモンの味だった」ってところとかは、すごい気持ちを込めて歌おうと思って……。

アツコ うふふふふ(笑)。

チッチ これは笑い話なんですけど、家でめっちゃ練習しました!(笑)

モモコ 昔を思い出してたんだ?

セントチヒロ・チッチ

チッチ そうそう。「レモンの味だったかな?」って。

アツコ ホントにレモンの味だったんですか?

チッチ レモンの味でしたー!

一同 あはははは!(笑)

アツコ 嘘やん、絶対!(笑)

チッチ いやでも、ホントにまっすぐに伝えたいなと思って。そこはすごく気を付けていましたね。

アイナ 私は最後の「ラララララララ」っていうハミング。童心に帰ったような気持ちで歌いました。子供が鼻歌を歌っているみたいなイメージで。

アツコ 私もさわやかさを意識しつつ、自分のことを子供だと思いながら歌いました。子供から大人へと成長していくようなイメージを歌詞から受け取ったので、ポイントポイントで「このパートは成長段階的にこのくらいかな?」なんて思い浮かべながら。

チッチ 新しくなったキリンレモンは、あの頃は子供だった大人が今飲んでも楽しめるっていうテイストにリニューアルされたと聞いて。だから楽曲も、あっちゃん(アツコ)が言ったように今は大人になった方が聴いても心に届くものになっていると思うんです。童心を思い返しながら聴いてもらえたら、すごくうれしいなと思います。