2次元に生まれた人たちは幸せですね（笑）

──ちょっと話が脱線するんですけど、岩佐さんはかなりのアニメ好きだと聞いてますが。

はい、大好きです。小学生のとき、やんちゃに過ごすのがめんどくさくなったあたりからよく観るようになりました。

──ちなみに最近だとどういう作品がお気に入りですか？

昨年末まで「ソードアート・オンライン」の2クールめが放送されてたんですけど、めちゃくちゃ面白かったですね。電撃文庫から出てるラノベ原作のアニメは全部面白いです。あ、でも私的にはこの春から始まるアニメが神なんですよ。

──その話、じっくり聞きましょうか（笑）。

あの……「うたの☆プリンスさまっ♪」っていうアニメがあるんですけど、私それにすごいハマッちゃって。声優さんも豪華でキャラソンも聴いたりしてるんですけど、4月から2期が始まるんです！ 翔ちゃん（来栖翔）が大好きで……もう本当にカッコいい！

──あははは（笑）。

アニメはなんでも好きですよ。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「けいおん！」も大好きですし。あとはバリバリ少年系の感じもすごく好きだし、萌え系も好きですね。ああ、もう2次元って本当にいいですよね！ だって男の子はイケメンだし、女の子はかわいいし。本当に最高な世界だと思います。2次元に生まれた人たちは幸せですね（笑）。

私、深夜アニメに出てくる女の子の真似がうまいんです

──例えばアニメ方面の仕事をしてみたいと考えたことはありますか？

もちろんあります！ あの、「AKB0048」の声優選抜ってあるじゃないですか。こう言ったら負け惜しみに聞こえると思うんですけど、セリフを読んだものを参考程度に録音するっていう機会があったんです。今思うとそれがオーディションだったんですけど、「感情を込めて読むんですよね？」ってスタッフさんに訊いたら「あ、どういう声質なのか知りたいだけだから、普通に読んで」って言われて。だから私、普通に「あのステージに立つんだ」「それが0048なんだ」って読んじゃったんです。こんなことならもっと一生懸命読めばよかったなって。

──そうだったんですね。

もう……超悔しいです。一生懸命やってダメだったら次がんばろうって思えたんですけどね。でも「AKB0048」はちゃんと観てましたよ。はい。

──じゃあ声優は本当にやってみたい？

やってみたいんですよ。私、水樹奈々さんがすごい好きで、水樹奈々さんって元々演歌をやっていたじゃないですか。で、今は声優をやって歌もやっていて。なんかそういうのっていいと思うんです。だから私も、将来的に声のお仕事をやりたいですね。でも私、滑舌が悪いんで。そもそも「滑舌」っていう言葉自体がまずちゃんと言えない（笑）。

──それ、ダメじゃないですか（笑）。

でも憧れなんです。滑舌悪いけど。滑舌って言えないけど。一度はやってみたいです。誰か私にオファーしてください。滑舌完璧にしておきますから。

──あははは（笑）。

私、アレですよ。真似がうまいんです。って知らないか。

──何の真似がですか？

深夜アニメに出てくる女の子の真似。

──かなり漠然としてますね（笑）。

「おにいちゃん！」……ありそうな感じじゃないですか？ あ、でも滑舌が悪いからダメだ。やる気だけは誰にも負けないんで！（笑）

声優になれたら妹役か魔法少女役をやってみたい

──ちなみにもし声優の仕事をいただいたとして、どんな役をやってみたいですか？

ああ。なんでもいいです、正直。

──えっ、そんな投げやりな？（笑）

女の子をやります。女の子の役を。

──何かこう具体的に好きなアニメでこの役をやってみたいとか、そういうのはないんですか？

なんか普通に学生の……普通の子。

──それだと脇役ですよ（笑）。

声優っていうお仕事に憧れているので、役をいただけるならなんでもいいんですよ。だって自分が声優をやったアニメが放送されたら超高まりますよね？

──まあそうですね。

本当にそれだけなんです。でも……あ、魔法少女。魔法少女役をやりたいです。あとは妹役とか。妹役か魔法少女役をやってみたいです！