音楽ナタリー Power Push - いい音で音楽を

history“いい音”の歴史と世の中の動き

1989
(平成元年)
SONY、48trのデジタル録音が可能なPCMマルチレコーダー「PCM-3348」、通称“ヨンパチ”を発表。同社の「PCM-3324」に代わる業界標準機となった。
1990
(平成2年)
東京・渋谷センター街にHMVの国内第1号店となるHMV渋谷オープン。
SONY、DAT用Walkmanの1号機「TCD-D3」発売。
1991
(平成3年)
アメリカ・DIGIDESIGN、デジタルオーディオワークステーション「Pro Tools」を発表。
1992
(平成4年)
SONY、MD用Walkmanの1号機「MZ-1」発売。
1994
(平成6年)
PIONEER、DJ用CDプレーヤー「CDJ-500」発売。
1995
(平成7年)
MICROSOFT、パソコン用OS「Windows 95」発表。インターネット時代へ。
ドイツ・FRAUNHOFER IIS、音声圧縮技術を用いたオーディオフォーマットに拡張子「MP3」を採用。
SONY、初のノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォン「MDR-NC10」発売。
タワーレコード渋谷店が現在の神南1丁目に移転。世界最大規模のメガショップが誕生した。
阪神・淡路大震災が大きな被害をもたらす。
東京で地下鉄サリン事件発生。
テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」放送。
1996
(平成8年)
DJシャドウが1stアルバム「Endtroducing.....」発表。のちに「世界で初めてサンプリング音源のみで制作されたアルバム」としてギネス認定された。
1997
(平成9年)
Cornelius「FANTASMA」発売。バイノーラル録音による楽曲「MIC CHECK」収録。初回限定盤はオリジナルイヤフォン付き。
山梨・富士天神山スキー場で野外ロックフェス「FUJI ROCK FESTIVAL」第1回開催。
1998
(平成10年)
イタリアのプログラマー、ルビナッチ・ジャンルーカが開発したWindows用メディアプレーヤー「Winamp」が大ヒット。MP3が広く普及した。
1999
(平成11年)
SONYとPHILLIPSの共同開発による次世代CD規格、スーパーオーディオCD(SA-CD)登場。
インターネットを介してファイル共有を行うアプリケーションソフト「Napstar」登場。
2001
(平成13年)
APPLE、1月にメディアプレーヤー&管理ソフト「iTunes」発表。10月にはデジタルオーディオプレーヤー「iPod」が発売された。
P2Pファイル共有ソフト「WinMX」登場。
2002
(平成14年)
au、「レコード会社直営サウンド」で着うた配信開始。
P2Pファイル共有ソフト「Winny」登場。
インターネットの普及による違法な音楽データのアップロード抑止のため、パソコンへのリッピングに制限をかけたコピーコントロールCD(CCCD)登場。音質の問題や再生機器への影響など、リスナーのみならずアーティストや音楽レーベルの間でもさまざまな議論が起こった。
2003
(平成15年)
アメリカで楽曲などのアップロードが可能なSNS「Myspace」サービス開始。
2004
(平成16年)
APPLE、デジタルオーディオプレーヤー「iPod mini」を発表。
台湾で定額制音楽配信サービス「KKBOX」オープン。
SNSサービス「mixi」オープン。
2005
(平成17年)
APPLE、1月にデジタルオーディオプレーヤー「iPod shuffle」を発表。シリーズで初めて100ドルを切る低価格を実現した。続けて9月には「iPod nano」発売。
アメリカで動画共有サービス「YouTube」誕生。
日本初のハイレゾ配信サイト「e-onkyo music」サービス開始。
APPLE、デジタルオーディオプレーヤー「iPod touch」を発表。Wi-Fiワイヤレスネットワーク機能が搭載された。
ドイツで「SoundCloud」サービス開始。
2006
(平成20年)
ドワンゴの動画共有サービス「ニコニコ動画」オープン。コメント機能を取り入れ、先発のYouTubeとは異なる独自のカルチャーを築いた。
2007
(平成19年)
2007年2月 ナタリー(音楽ナタリー)オープン。
参照:あなた好みの音楽ポータルサイト「ナタリー」オープン
APPLEが携帯電話、デジタルオーディオプレーヤー、インターネット通信デバイスを1つにしたスマートフォン「iPhone」を発表。
アメリカでライブストリーミング動画共有サービス「Ustream」誕生。
ドワンゴ、ライブストリーミング動画共有サービス「ニコニコ生放送」開始。
YMO、X JAPAN、JUN SKY WALKER(S)、LUNA SEAといった伝説的バンドの再始動が相次ぐ。
2008
(平成20年)
HQCD、Blu-spec CD販売開始。
SONY、世界初のデジタルノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-NC500D」発表。
2009
(平成21年)
音楽ナタリー、年間アクセスランキング集計開始。
音楽ナタリーの2009年アクセスランキング
初の邦楽Blu-spec CD発売(ユニコーン「シャンブル」、Tommy february6「Strawberry Cream Soda Pop "Daydream"」、Tommy heavenly6「Gothic Melting Ice Cream's Darkness "Nightmare"」、T.M.Revolution「T.M.REVOLUTION SINGLE COLLECTION 96-99 -GENESIS-」)。
音楽配信およびSNSサービス「recommuni」が「OTOTOY」に改名。同年8月にクラムボン「NOW!!!」を24bit / 48KHzのWAVファイルで配信し、以降もインディーズ音源など独自のラインナップによるハイレゾ音源配信に積極的に取り組んでいる。
参照:クラムボン新アルバム「2010」は5月19日発売
2010
(平成22年)
音楽ナタリーの2010年アクセスランキング
水樹奈々、シングル「PHANTOM MINDS」で声優アーティストとして初のオリコン週間CDシングルランキング1位を獲得。
テレビアニメ「けいおん!」の登場キャラクターによるバンド・放課後ティータイムのシングル「GO! GO! MANIAC」がオリコン週間CDシングルランキングでアニメのキャラクター名義で初の1位を獲得。
2011
(平成23年)
音楽ナタリーの2011年アクセスランキング
KKBOX、レコチョクの楽曲を配給する「LISMO unlimited powered by レコチョク」として日本でサブスクリプションサービス開始。
東日本大震災が東北を中心に大きな被害をもたらし、コンサートの中止や延期も相次ぐ。被災地復興支援を目的としたチャリティソングも多数発表された。
2012
(平成24年)
音楽ナタリーの2012年アクセスランキング
SONY、Blu-spec CD2発売。
佐藤タイジの発案により「太陽光から生まれた電気でライブを行う」をコンセプトにしたライブイベント「THE SOLAR BUDOKAN」開催。
2013
(平成25年)
音楽ナタリーの2013年アクセスランキング
Walkman公式ミュージックストア「mora」がハイレゾ配信開始。
12月30日、日本のポップスシーンを牽引した大瀧詠一がこの世を去った。
2014
(平成26年)
音楽ナタリーの2014年アクセスランキング
ディズニー映画「アナと雪の女王」が日本で公開され大ヒットを記録。松たか子、神田沙也加らが歌う劇中歌を収めたサウンドトラックも大ヒットした。
2015
(平成27年)
音楽ナタリーの2015年アクセスランキング
音楽サブスクリプションサービスが一斉に登場。5月27日にAWA、6月11日にLINE MUSIC、6月30日にApple Music、9月3日にGoogle Play Musicが国内でのサービスをスタートさせた。
2016
(平成28年)
APPLEが「iPhone 7」発表。歴代モデルに付属していたイヤフォンジャックを排し、Bluetoothイヤフォン「AirPods」を同時に発表したことが大きな話題となった。
庵野秀明総監督による特撮映画「シン・ゴジラ」公開。劇中音楽には鷺巣詩郎による最新のサウンドトラックのみならず、初期「ゴジラ」シリーズを彩った伊福部昭の音楽も効果的に使用された。
SONY、理想の音を追求したWalkmanのフラッグシップモデル「NW-WM1Z」「NW-WM1A」発売。
参照:NW-WM1Z / NW-WM1A & MDR-Z1R特集|理想の音を追求したWalkman&ヘッドフォンのフラッグシップモデル

2016年12月21日更新