ロボットに合わせたのでいつもと動きが違う

──動きがリアルタイムに観られるということは、やってるときから完成形が見えてるわけですから、やりやすかったんじゃないですか？

KEIGO　そうですね。どう動いたらロボットがどんな動きをするのかがわかりますから、やりながら調整していった感じです。あまり細かい動きは反映されないことがわかったので、いつもより大きめの動きをしたり、いつもと動きが違っているところも新しいところだと思います。

TAKE　デザインもカッコいいし、着たかったなあ。

──残念でしたね。

GOT'S　ホントは着られる予定だったんです。

IWASAKI　最初の打ち合わせでは5人とも着るという話で進んでたんですけど、残念ながら……（笑）。

GOT'S　ロボット、5パターン作りたかったですね。そうしたら、オレは自分のロボットに羽根を付けたかな。

TAKE　いやいや、タンク型でしょう。

GOT'S　5体のロボットがいれば必ず1体はタンク型になるよね。足じゃなくてキャタピラのヤツ（笑）。

TAKE　いるいる！

──これだけの最新技術を駆使した撮影だと、時間も結構かかったんじゃないですか？

KOHSHI　それがあんまりかからなかったんですよ。

GOT'S　いつも明け方までかかったりするんだけど、夜の10時とか11時とかぐらいに終わったし。

KOHSHI　IWASAKIさんなんて夕方に終わってたよ。

IWASAKI　うん。夕方5時頃かな。僕のシーンだけ、まとめて撮ってもらったのですごく助かりました。

GOT'S　5時に終わるってサラリーマンじゃないんだから（笑）。

KOHSHI　1人だけ残業なしで帰ってきました（笑）。

──このビデオクリップ、ファンからの反響も大きそうですね。

TAKE　はい。映像も合わせて楽しんでもらいたいです。

全曲網羅ライブはオススメしない

──では、ここからは「FLOW THE MAX!!!」というテーマを掲げた10周年の活動について訊かせてもらいます。7月にはShibuya O-nestで「突入THE MAX!!! ～全曲網羅 炎の5DAYS」というイベントを開催しましたね。

KEIGO　これはすごかった！

IWASAKI　60数曲を振り返ってるわけですからね。

GOT'S　10年活動してきてますけど、FLOWを聴き始めた時期は人によって違うわけじゃないですか。昔のアルバム曲をライブで聴きたくても聴けなかった人もいると思いますし、その気持ちに応えるためにもこのライブをやりました。

──10周年の記念にベスト的な内容のライブをやるという案は出やすいと思いますけど、アルバムごとに全曲ライブをやるという発想はなかなか出ないんじゃないですかね。

KOHSHI　歌詞、間違いまくりでした（笑）。

KEIGO　1日やったらその情報は全て消していかないと、次の日のライブで歌う歌詞が頭に入ってこない状態でしたよ。

KOHSHI　終わったら即消去です。

TAKE　自分たちの過去の曲と向き合うことができましたし、その軌跡を改めてたどってみて、その先が見えてきましたから、自分たちにとっても良かった企画だと思います。ただ、他のアーティストの方にはオススメしないです。

全員　（笑）。

TAKE　そのライブまでの1カ月間、ホントに大変だったからね。

KOHSHI　20周年のときの「突入THE MAX!!!」が今から怖いです（笑）。

KEIGO　何DAYSになるんだろう？

TAKE　どれだけ日数が増えてもO-nestっていうのは変わらないけどね。

──やっぱり場所にはこだわりますか。

KOHSHI　最初にワンマンをやった場所ですから。やっぱりO-nestがいいかな。