EBiSSHが12月13日に2ndシングル「マイ・フレンド / キミでいっぱい」をリリースする。
EBiSSHは、2016年に活動をスタートさせたEBiDANの4人組ダンス&ボーカルユニット。結成当初からライブ会場に多くのファンを集め、今年9月に発表したデビューシングル「恋はタイミング」ではいきなりオリコン週間シングルランキングで3位を獲得した注目株だ。
2ndシングルはダブルタイアップの両A面で、共にKの所属するクリエイターユニット・TANTARASがプロデュースを手がけた。音楽ナタリーでは本作のリリースを記念して4人に初めてインタビューを実施。メンバー同士の関係や前作の結果を受けて抱いた感情、2ndシングルに込めた思いなどを聞いた。
取材・文 / 三橋あずみ 撮影 / 草場雄介
- EBiSSH「マイ・フレンド / キミでいっぱい」
- 2017年12月13日発売 / SDR
-
A盤 [CD]
1200円 / ZXRC-1126 -
B盤 [CD]
1200円 / ZXRC-1127 -
C盤 [CD]
1200円 / ZXRC-1128
- A盤収録曲
-
- マイ・フレンド
- キミでいっぱい
- 今日は家に帰らないで
- B盤収録曲
-
- マイ・フレンド
- キミでいっぱい
- 誓い~Waiting For Love~
- C盤収録曲
-
- マイ・フレンド
- キミでいっぱい
- Christmas Time Again
イケメン、お母さん、幼稚園児、おじいちゃん
──皆さん、まずは自己紹介からお願いできますか? 周りのメンバーは、自己紹介したメンバーのことをひと言で表現してください。
KOHKI じゃあ僕から。ダンサーのKOHKIです。
TETTA KOHKIは癒し系。和む!
KOHKI おお、ありがとう。
NAOYA グループの顔。一番カッコいいと思います。
KOHKI 褒めるねえ!(笑)
NAOYA EBiSSHのイケメン担当です!
REI 彼、けっこう適当なんで、僕は「雑」で。
KOHKI 俺的にはそっちのほうが安心するな(笑)。
──では次、NAOYAさんお願いします。
NAOYA はい。EBiSSHのリーダーでダンサーのNAOYAです!
REI NAOYAはお母さん。本当に細かいところに気が付くんで、いつもビックリします。
TETTA あと、けっこう心配性だよね。
KOHKI 彼はしっかり者です。常に冷静と言うか……頼れるリーダーですね。
NAOYA なんか恥ずかしいね……(笑)。
──ありがとうございます。では、次に。
TETTA はい、ボーカル担当のTETTAです。
NAOYA TETTAをひと言で言うのは難しいなあ……俺のことが大好き!
KOHKI それ、自分で言う? じゃあ、俺のことも大好き!
REI 俺のことも!
TETTA みんな「自分のことが大好き」で終わっちゃうじゃん!(笑)
KOHKI みんなを笑顔にさせる、ムードメーカーかな。
REI あと、とにかくうるさいです。
NAOYA 幼稚園児だね。EBiSSHの幼稚園児。
TETTA (笑)。
──では最後にREIさん。
REI はい、ボーカルのREIです。
TETTA・NAOYA・KOHKI (声をそろえて)おじいちゃん!
REI みんな一緒じゃないですか(笑)。
KOHKI 聞いてるようで人の話を聞かない! あと忘れん坊!
NAOYA それと、些細なことをすごく考えるよね。気にしい、と言うか。
TETTA 頭がいいんだよね。なんでも論理的に考えちゃう。
REI そうかもしれない(笑)。
──4人それぞれにキャラが濃いですね(笑)。
NAOYA はい。全然違うんですよ(笑)。
ヤンキー来ちゃったよ
──そんな4人で活動されてますが、個人的にはEBiSSHって“突然現れて、いきなり活躍してる”といったイメージがあって。そもそもこのメンバーはどのようにして集まって、グループが結成されたんですか?
REI もともとは、同じダンスレッスンを受けていたメンバーなんです。僕なんかは最初のうちはキャスターレッスン中心だったんですけど、途中からダンスレッスンを受けるようになりまして。で、レッスン場に行くと同世代のこのメンバーが集まっていたんですよ。ユニットが組まれる予定も最初はなかったし、僕らの中で「ユニットが組まれたらいいね」なんて話をしていたくらいで。
TETTA 1年間くらいはそんな感じだったよね。
REI そうだね。で、TETTAがカラオケ大好きなんですけど、彼とNAOYAと一緒に歌いに行ったときに「歌一緒にやろうよ!」って誘われまして……まだ結成の予定も何もないのに(笑)。でもよく歌の話題で盛り上がっていたし、「もしグループが作れたらこういうことをしたいね」っていう話もしていました。
──TETTAさんはもともと歌をやっていたんですか?
TETTA 歌うのが大好きで、個人的によく歌っていただけです(笑)。REIを誘ったのは、彼のラップを聴いて歌えそうな雰囲気を感じたから。
NAOYA 俺にはなかったのか……(落ち込む)。
TETTA (笑)。そのときは低めのキーの曲を歌ってたんですけど、ちゃんと声を張って歌っているのを聴いてみたくなったんです。で、それからは一緒にいろんな曲を歌ってみて。彼も歌の勉強を始めて、本当に一緒にボーカルをやることになりました。
──そうだったんですね。では、このメンバーで活動することが決まったときはどう思いましたか?
TETTA めっちゃうれしかったですね。本当にグループ活動をするのが夢だったし、自分がそういう立場になれるっていうことに感激しました。
──ちなみに、お互いの最初の印象はどんな感じでした?
NAOYA まずTETTAは演技のレッスン場からダンスのレッスン場への移動の道を迷って、ダンスレッスンが終わる直前にレッスン場に入って来たんです。すごい近い距離なのに(笑)。そんなことがあって、僕がスタッフさんに「次から一緒に行ってあげて」って頼まれたんですよ。なので、最初は歳下だと思っていました。だけど帰り道に会話している中で歳上だっていうことを聞いて。もう「ありえない!」ってびっくりした。
TETTA (笑)。
NAOYA REIは演技レッスンで特技を聞かれたときに、すぐにダンスを披露していて。それを見たときに「この業界で活躍できる人ってこういう人なんだろうな」って思いました。今はあんまり思ってないです。
一同 あはははは!(笑)
REI NAOYAは人を尊敬する気持ちがないのか?
KOHKI 褒めて落とす!(笑)
NAOYA だって正直な感想ですもんね? 最初の印象はそうなんです(笑)。KOHKIは最初から「イケメンだなあ」って思っていました。
KOHKI 初めて聞きましたよ。僕は3人にダンスレッスンで初めて会ったんですけど、NAOYAとTETTAはすごく仲がよさそうで「僕も輪の中に入れたらいいな」なんて思っていました。TETTAは話しかけてくれるタイプで接しやすかったけど、NAOYAはクールで近寄りがたかった(笑)。REIは最初会ったとき、金髪だったんですよ。で、NAOYAとTETTAと話せる関係だったから「わっ、またすごいの来ちゃったよ」と。NAOYAに続き、近寄りがたい印象でしたね(笑)。
REI そんな印象だったんだね(笑)。
KOHKI 今は僕が金髪なんで言える立場じゃないけど、「ヤンキー来ちゃったよ」って思ってた(笑)。
次のページ »
“3位”がもたらしたもの
- EBiSSH(エビッシュ)
- EBiDANのダンス&ボーカルユニット。メンバーはTETTA、REI、NAOYA、KOHKIの4人。2016年7月に Shibuya eggmanにて初パフォーマンスを行う。12月には初のワンマンライブを開催。また、同月にネスレ・キットカット受験生応援ショートフィルムにメインキャストとして出演した。2017年4月には大阪も含めた東阪ワンマンライブを開催し、各会場でソールドアウトを記録。8月には規模を拡大した、2度目の東阪ワンマンライブを開催する。そして9月にシングル「恋はタイミング」でCDデビュー。この作品はオリコンデイリーシングルランキングで1位、ウィークリーシングルランキングで3位を獲得した。12月13日には2枚目のシングル「マイ・フレンド / キミでいっぱい」を発売する。