フィロソフィーのダンス|まだまだ踊ることをやめない 自己肯定感あふれる4人が満を持してメジャーへ

作家陣コメント

ヒャダイン

ヒャダイン

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メジャーデビューおめでとうございます!しかしこの時代、メジャーもインディーもあんまり境目がないと思っています。皆様の活動は十分に素晴らしいので是非そのままの勢いでいてください。女の子でいることを楽しむ女性って素敵ですよね。今回の楽曲は、4人とも違う個性で女の子を楽しんでいるのでそこを切り取らせていただきました。

profile
1980年生まれの音楽クリエイター。本名は前山田健一。3歳でピアノを始め、作詞・作曲・編曲を独学で身につける。京都大学卒業後、2007年に本格的な音楽活動を開始。前山田健一として倖田來未×misono「It's all Love!」、東方神起「Share The World」などのヒット曲を手がける一方、ニコニコ動画などの動画投稿サイトに匿名の「ヒャダイン」名義で作品を発表し大きな話題を集めた。2010年5月には自身のブログにてヒャダイン=前山田健一であることを告白。その後もヒット曲を量産し、2011年4月にシングル「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」でヒャダインとしてメジャーデビューを果たした。以降も郷ひろみ、椎名林檎、SMAP、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、スフィア、超特急、たこやきレインボー、でんぱ組.incほか多彩なアーティストの作品を手がけている。

児玉雨子

児玉雨子

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フィロソフィーのダンスの魅力は、
センシュアルほとばしる!
そして当然のように歌がうまいことです。わたしが個人的に好きなのはマリリとあんぬとハルとおとはすです。

昨今はインディーとメジャーの垣根がなくなってきて、ストリーミングで可能性が増えたとよく言うけれど、その言説を支えるひとつにフィロのスの存在があると思います。
だからこそ、昔は良かった、という評価が恐ろしいのです。負けず嫌いに火がつきつつ、そんなことばにわたしは傷つかない、何よりメンバーを傷つけさせない、と勝手にひとり誓っていました。
一方で、フィロのスは今までもたくさんの難問を知的に素敵に解いてきた実績もあります。あれこれ心配しておきながら、まったくこれからを悲観していません。すでに覚悟を決めたから、きっと今ここにいるわけです。
わたしはプロデュースに関与していませんし、作詞曲「なんで?」はあくまでカップリングです。それでもご一緒したこの約四分間分のプレッシャーを、一緒に背負わせてください。メジャーデビューおめでとうございます!

「なんで?」はメンバーの声を余すところなく聴いていただきたいです。想像の8575486倍に詞世界を広げ深めてくれました!
歌詞に関して。ジェンダーや年齢、シチュエーションを決め込みすぎるのはどうかと迷いました。ただこういったラブソングを悲壮感なく、かつリアリティをもって歌えるのは、おそらく今フィロのスしかいないだろうと思い、提案いたしました。

profile
1993年12月21生まれの作家、作詞家。モーニング娘。'15、℃-ute、アンジュルム、Juice=Juice、夢みるアドレセンス、近田春夫、寺嶋由芙といった数多くのアーティストに歌詞を提供する。「月刊Newtype」で小説「模像系彼女しーちゃんとX人の彼」を連載中。

斉藤伸也(ONIGAWARA)

斉藤伸也(ONIGAWARA)

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満を持して4人のいい女たちがJ-POPシーンに放たれるので、全人類BRACE YOURSELFって感じです。
メンバーの個性が何もかもバラバラで、RPGのパーティーのようです。キャラクターも声のトーンもまるで違うので、ボーカルの聴き分けが楽しいです。あとは、ライブパフォーマンスが本当にかっこいい。ベスト・フォーの名に違わぬベストな4人です。

「オプティミスティック・ラブ」については、まず自分にとってのフィロソフィーっていうのはなんだろう?と考えてみたところ、“楽観”というテーマにたどり着きました。不安や疑心暗鬼よりもっと向き合うべきものがあるんじゃないの的な。
サウンド面では彼女たちがもともと持っていたかっこよさとはまた違う、和気藹々とした感じ・しなやかさ・奔放さ・豪胆さ・ファニーさ……なんかをギュッと凝縮したような曲が聴いてみたいなと思って臨みました。結果めっちゃ良くなってビビりました。最高。

profile
2人組ユニット・ONIGAWARAのボーカル、ガヤ、プログラミング担当。1984年生まれ。2013年に5人組バンド・竹内電気が解散したのち、同じく元メンバーである竹内サティフォ(Vo, G, Programming)と共にONIGAWARAの活動をスタートさせた。2015年9月に初の全国流通盤「エビバディOK?」、2017年3月に初のフルアルバム「ヒットチャートをねらえ!」を発表。ポップなサウンドとユニークなライブで人気を博している。