毎日が修学旅行みたい
			──「CRAZY CUBERS」という企画で皆さんが共同生活をしていると伺いまして、今回はそのお宅にお邪魔して取材をさせていただいています(参照:フォロワー倍になるまで帰れません!! CUBERSが1カ月共同生活 / ※取材は9月下旬に実施)。5人での共同生活、うまくいってますか?
			末吉9太郎 企画が始まる前はすごく嫌だったんですよ。だって1カ月も家に帰れないんですよ? どうなっちゃうんだろう……と思っていたけど、実際に暮らし始めてみるとこれがけっこう楽しくて。
			TAKA 特に春斗くんはめちゃめちゃ楽しそうですね。
			春斗 え、俺?
			TAKA この家、個室が4つしかなくて、僕だけ共用スペースで生活しているんですよ。春斗くんは寂しがり屋だから、ずっと共用スペースから離れなくて……。
			優 深夜になってそろそろ部屋に戻ろうかと思うと、いきなり春斗くんが「帰さないぞー」とか言ってダル絡みしてくるんですよ。しかもけっこう本気で帰してくれない。
			TAKA そのくだりをやってるのが共有スペースだから、いわば僕の部屋なんですよ。目の前で「帰さないぞー」とかやられる僕がなぜか恥ずかしくなるという。
			春斗 いやあ、毎日が修学旅行みたいで楽しくなっちゃって。
			──共同生活を行う中で見つけたメンバーの意外な一面などはありますか?
			綾介 優が料理を作ってくれるんですよ。それがすごくおいしくて。
			
			優 普段はあまりやらないんですけど、共同生活中は時間があるときに作るようにしていて。やり始めると面白くて、けっこう凝った料理にもチャレンジしています。
			TAKA キッチンが共用スペースの横にあるんですけど、あるとき換気扇を回すのを忘れたのか共用スペースが煙だらけになっていて……。
			優 料理をしているときにはどれくらいの煙が上がっているか、意外と気付かないんですよね。周りをみたらモクモクしていて「これはマズい! TAKAが戻ってくる前になんとかしなきゃ」と思って。
			TAKA 優がサーキュレーターを手に持って窓から煙を追い出してたんですよ(笑)。その光景がめちゃくちゃ面白かった。
			春斗 あ、1ついいですか? ちょっとメンバーに聞きたいことがあって。僕が部屋にいない間、誰かが僕の部屋に侵入しているんですよ。
			9太郎 誰? 誰?(周りを見回す)
			春斗 部屋に戻るとベッドの上にシャツとズボンと靴下が人型に並べられているんです。最初見たときは誰か寝てると思ってすごくビックリして。しかもそれが毎日のように続いている。
			優 末吉さんでしょ。
			TAKA 9太郎だな。
			9太郎 え、なんでわかったの?
			綾介 「誰? 誰?」って言うのが演技っぽかった。
			
			春斗 あれは何してるの?
			9太郎 勘違いしないでほしいんですけど、これは親切心からやってることなんです。服を並べて、春斗くんの次の日のコーディネートを考えてあげてるんだよ!
			春斗 ああ、そういうこと!
			9太郎 このセットを着れば次の日は大丈夫!というのをそろえてあげてるんです。
			春斗 全然気付かなかった。明日からそのセットで着るよ。
		 
		
		
			9太郎、帰宅せず
			TAKA そういえばさ、共同生活を始めたばかりの頃に9太郎が帰ってこなかった日があったよね。
			綾介 あったあった。嫌になって飛び出しちゃったんじゃないかと思って、みんなで心配してたんですよ。あれ、なんだったの?
			9太郎 1回だけ試しに駄々こねてみたの。「もう共同生活はヤダー」ってスタッフさんに駄々をこねたらどうなるかなーと思ってやってみたんだけど、どうやっても家には帰れなそうで。そのままスッと引き下がるのもバツが悪いから、友達の家に行って一緒にごはんを食べて、深夜にこの家に戻ってきたんです。
			──ちゃんと深夜には帰ってきたんですね。
			TAKA はい。僕らは僕らでけっこう心配してたんですよ。
			9太郎 企画名に「帰れません」とあるけど、正直家に帰ってもバレないじゃないですか。だからいけるかなーと思ったんですけど、ダメでした(笑)。
			綾介 逆に春斗くんはこの共同生活になんの文句もなさそうだよね。
			
			TAKA 「みんなで住めるなら住みたい」って言ってた。
			春斗 僕、普段は昭島で暮らしてるんですけど、ここのほうが仕事現場に断然近いんですよ。すごく便利だし……。
			優 いや、単純に春斗くんは1人でいるのが寂しいんだと思う。
			9太郎 春斗くん、寂しがり屋だからなあ。
			春斗 共同生活を楽しんでるのが僕だけみたいになるじゃん! まあ楽しいけど。