──2012年にグループに加入した頃から比べると、高野さん、だいぶ印象が変わりましたよね？

2013年の冬くらいにけっこう痩せたんですけど、撮影でウエディング衣装を着たときにプロの方にメイクをやってもらって、そこから自分でもメイクの研究するようになって。それを境に印象が変わったって言ってもらえるようになりました。

──「CHEERZ」に投稿している自撮りの反応もいいですよね。

以前は自分ではいい感じで撮れてると思っていたんですけど、顔が怒ってるみたいって言われることも多くて。メイクや撮り方をいろいろと勉強した結果“かわいいは作れるんだな”ってわかりました（笑）。

──それは自信が出てきたということですか？

自信は相変わらずそれほどないんですけど（笑）。ただ外見が変わっても内面が変わっていかないとダメだと思うんですよ。そういう意味ではまだまだ全然実力も人気も足りないなって思ってます。

──「CHEERZ」を使ってみていかがです？

自撮りをするのが好きなので「CHEERZ」でたくさんの方に見ていただけるのがうれしくて。始めて1週間くらいはずっとスマホを手放さずに「CHEERZ」ばかりやってました。1時間に1枚くらいの間隔で投稿してて、上位にランクインしたくてとにかくがんばってました。なので開始当初は「CHEERZ」のことばかり考えすぎて夢にまで出てきたくらいです（笑）。それくらいハマってしまって、どういう写真がいいかなと試行錯誤してましたね。

──ちなみにどんな写真が人気でした？

撮ったばかりの写真だけじゃなくて、昔の写真を載せても反応がよかったです。あとは撮影する上でやっぱり光量がないとキレイに撮れないので「少しでも明るいところ」って場所を探して撮った写真はおおむね好評です。

──ほかのアイドルの写真はチェックしてます？

写真より動画をチェックして参考にしてます。みんな自撮りでもかわいいのに動いててもかわいくて、すごいなって（笑）。動画を見ながら、どうしたらこうなるんだろうって考えてますね。個人的に気になる子がいるわけではないんですけど、いろいろなグループのメンバーのことを知ることができるので、じつはすごく助かってます。

──同じように高野さんもほかのアイドルからチェックされてるかもしれませんよ？

そうだとうれしいです（笑）。アイドルさんだけじゃなくて、ユーザーの方から見ても目を引くような存在になれているかどうかが気になりますね。

──ランキングの結果を受けて思うことはありますか？

12月はたくさんの方に支えていただいて、17位という素晴らしいランキングをいただきました。個人でランキングされることなんて今までなかったので緊張したんですけど、グループの中でも一番いい結果を私が出さないとダメだって思いでやっていたので、この結果はうれしいです。グループの中で競い合うことも最近は忘れかけていたので、こういう機会をいただけたのは本当にありがたいことでした。闘争心を思い出しましたし、改めてファンの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

──ランキング上位に入るとビジュアルブック「CHEERZ BOOK」への登場権利を得ることができます。そのためにももう少し上位を目指していきたいという気持ちがあるのでは？

そうですね。もちろん個人としても掲載されたいんですけど、私たちはフラップガールズスクールの全員で載りたいって思っていて。おそらくメンバー全員が掲載されることってほとんどないと思うので、その目標を達成させたい。だから今後はグループを知ってもらえるような写真も投稿していきたいって考えてます。

──今後「CHEERZ」にやってほしい企画は？

企画ではないんですけど、「CHEERZ」のアプリに顔認識機能がほしいと思っていて。ほかの人と撮ったときにその人のページにも飛べるとうれしいです。やっぱりグループとして、ほかのメンバーも少しでも多くの人に知ってもらいたいので。

──フラップガールズスクールは3月24日にニューシングルをリリースしますね。

はい、「羽ばたけ翼」という楽曲で、夢を現実にするためにどう生きていくかっていうことを歌っています。歌詞が今までにないくらいストレートでまっすぐなので、今はその歌詞を私たちがちゃんと届けられるような存在にならないとダメだなってライブでも試行錯誤しています。

──ライブでは1曲ごとの気持ちの込め方に鬼気迫るものを感じます。

当たり前ですけど、ライブは常に気が抜けないです。私たちはレッスンをすべてファンの皆さんに公開しているので、その過程を全部見てもらって本番も楽しんでもらいたいと思ってます。そういうこともあって、ライブ本番も1曲ごとが勝負ですし、その気持ちが自然と出ているのかなって。

──今後は個人としてもグループとしても「CHEERZ」で上位を目指していくということで、意気込みをお願いします。

ランキングだけじゃなくて、今後は「CHEERZ」を盛り上げたアイドルということで目立てるような存在になりたいです。「CHEERZ」をやっていくことで注目されるアイドルって今はまだいないと思うので、そうなれたらなっていうのはあります。ライブでは「CHEERZ見て来ました」っていう方もいらっしゃるので、もっと広げていきたいです。