音楽ナタリー PowerPush - CHEERZ
「CHEERZ」で広がる新しいアイドルの推し方
「CHEERZ」運営スタッフ メールインタビュー
──「CHEERZ」を企画した経緯、目指すところは?
弊社のスタッフには音楽レーベルや芸能事務所の出身者が複数名いることもあり、才能ある人がちゃんと評価されて、有名になっていけるような仕組みを作りたいという思いが強くありました。そんな中、偶然アイドルとお仕事をする機会がありました。それまではあまりアイドルと接する機会はなかったのですが、いざ“アイドル”というものに触れてみると想像以上に刺激的でした。かわいいだけでなく、ときにロックバンドよりも熱く、アスリートより逞しく、アーティストよりアーティスティックな部分もあり、ハマってしまいました。もともとアイドルをそんなに知らなかった自分たちがそう感じたのだから、知ってもらう機会さえあれば、その魅力に気付く人はきっとたくさんいるはずだと思ったのが「CHEERZ」を企画した最初のきっかけです。
開発に着手する中で、多くのアイドル運営の方々にお話を伺いました。すると、新規ファンの方に知ってもらうプロモーションの機会は意外と少なく、対バンイベントに出るくらいしか手がない。また、アイドルに興味がない方にはそもそも知ってもらう機会がない、という現状を知りました。であれば、既存の熱いファンが楽しめるのはもちろん、ライブに足を運ばない人でも気軽にアイドルコンテンツを楽しめて、その魅力に気付くきっかけを与えることのできる仕組みを作れないかと考えました。その結果、アイドルの写真を見て、気に入ったら気軽に応援することができる、現在の「CHEERZ」の形が生まれました。
参加しているアイドルの中から「CHEERZ」をきっかけに新しいファンの方々に見つけてもらい、多くの人々に応援されて、有名になっていくシンデレラが出てきてくれたら何よりもうれしいです。
──アイドルたちには「CHEERZ」をどう使ってほしいですか?
アイドルたちが楽しんで「CHEERZ」を使っているのを見るのが、ファンも一番楽しいのではないかと思います。だからアイドルたちにはぜひ遊び心を持って、いろいろな表現を楽しんでほしいと思っています。また機能的には、写真のほかに動画も投稿することが可能なので、「CHEERZ」でしか表現できない個性をアピールしてくれたらうれしいです。
──「CHEERZ」の運営を1カ月続けてみての率直な感想は?
まずは思っていたよりも、たくさんの方々に使っていただけて大変うれしいです! 反面、プレッシャーも感じています。使っていただいて気付いたことや、やりたいことがたくさん出てきました。まだ発展途上なので、これから早急に改善していきます。
──今後の展開として考えていることは?
まず、参加してくれたアイドルや“CHEER”してくださったファンの方々に「応援してよかったな」と思ってもらえる舞台をいろいろ用意したいと思っています。具体的には、2月末か3月頭くらいに発売する予定のビジュアルブック「CHEERZ BOOK」がその1つです。こちらはアイドルに興味がない女性にもかわいいと思ってもらえるオシャレなものにする予定です。
また、海外に向けて「日本のアイドル」というものを発信していこうと思っています。私は日本を代表するカルチャーである「アイドル」は世界にも通用するものだと思っています。彼女たちが世界で活躍できるきっかけとなるアプリを目指します。ほかにもアイドル本人や、ファンの方にも喜んでもらえるようなイベントをいろいろと実施していく予定です。間もなく具体的に発表できると思いますので、楽しみにしていただけたら幸いです。
- Contents Index
- 2014年12月 月間ランキング トップ10結果
- 「CHEERZ」運営スタッフ メールインタビュー
- 注目アイドルが語る「CHEERZ」の魅力
- 板山紗織 (Luce Twinkle Wink☆)
- 高野千絵 (フラップガールズスクール)
- 鈴木えりか (PPP! PiXiON)