モノクロだったChalcaに色が付いていく
──1stアルバム「IN COLOR」というタイトルには、どのような思いが込められていますか?
はるか 活動初期のChalcaは、衣装もビジュアルもモノクロで無機質なイメージが強かったんです。でも、1年半活動を続けていく中で、メンバーそれぞれの個性がどんどん色濃くなってきました。そうやって、白いキャンバスに5人の色が少しずつ付いて、鮮やかなグラデーションになっていく。そんな今の私たちを表現したタイトルです。アルバムの中には全然違う色の曲が入っているので、楽曲それぞれの色も白いキャンバスに乗せていくようなイメージですね。
──アルバムの制作過程で、印象に残っていることはありますか?
はるか デモ音源の段階ではボーカルパートがAI音声だったんですけど、いざレコーディングしてみんなの声が重なると、曲の表情がガラッと変わったんです。声質が5人ともバラバラなこともあって、5人の生きた声が入ることによって、本当に一気に色付いたというか、「これがChalcaの色なんだ」と思いました。
メンバーが語る「IN COLOR」セルフライナーノーツ
──アルバム収録曲の中から、特に思い入れの強い楽曲について詳しく聞かせてください。
凜音 私は「S.D.S」です。この曲で、1年半経って初めて歌い出しのパートを任せてもらえたんです。自分の中での1つの目標が達成できた曲でもありますし、歌詞が今の自分にすごく刺さる。「命は短し」というフレーズがあるんですけど、アイドルの活動期間も決して永遠ではない。だからこそ「今を純粋に楽しみたい」という私の強い意志を込めて歌っています。
愛実 私は「Round'n LOVE」ですね。Chalcaはカッコいい曲、力強い曲が多いけど、この曲はちょっと雰囲気が違って、かわいい系なんです。私は地声が低くて、普段はハモリの低いパートを担当することが多いけど、この曲は高音も多くて苦労しました。でも、ライブでは「この曲だけは全力でかわいく!」と決めて、新しい自分を見せられるようにがんばっています。
みか 私は、自分が作詞した「Real me」です。私は普段、周りから「何も考えてなさそう」って言われるくらい陽気に振る舞ってしまう癖があるんですけど、日頃からいろいろ思うことはあるんです。過去の活動で得た経験に思うこと、Chalcaメンバー、そしてファンの方に対して思うことなどを踏まえて、3つの方向に視点を向けて歌詞を書きました。
──3つの視点、というのは?
みか 聴いてくれる人が共感できる「誰かの物語」としての視点、自分自身への「応援歌」としての視点、そして「Chalcaのメンバー」へ向けた視点です。レコーディングでみんなが私の書いた言葉を歌ってくれるのを聴いたときは、本当に胸が熱くなりました。
凜音 みかちゃんの歌詞、本当にいいよね。私は歌詞を書くのが苦手だけど、iPhoneのメモ帳には思ったことをすぐ書いちゃうタイプで。起きた瞬間に見た夢のこととか、本当に些細なことばっかりですけど、iPhoneのメモに大量に書いてます(笑)。
はるか 私は「Real me」でコーラスも担当したんですけど、今までのChalcaにはなかったような高音のコーラスを入れたりして、歌の引き出しがすごく増えた実感があります。歌詞はもちろん、そういった細かい歌のニュアンスにも注目してほしいですね。
YUINA 私は「S.D.S」のラスト、全員で「掴めその手で」と叫ぶパートが大好きです。ライブでこの曲をやるときは、5人のパワーがひとつに集約される感じがして、すごくテンションが上がります。
──「Statice」もライブで盛り上がる人気曲ですよね。
はるか そうですね。サビでシャッターを切る振付があるんですけど、最近では私たちが手でシャッターを切るポーズをすると、フロアの皆さんがポーズを返してくれるっていう遊びが生まれていて(笑)。
愛実 面白いよね(笑)。ファンの方とのコミュニケーションが取れる曲です。
バンドセットワンマン、Chalca革命はその先へ
──5月20日には東京・UNITでのバンドセットワンマンライブが控えています。バンドセットは3回目になるそうですね。
はるか Chalcaの楽曲はアニソンっぽい熱さやロックな要素が強いので、生バンドの演奏は絶対に映える確信があります。
みか 音の圧が加わることで、私たちの歌もよりエモーショナルになるんです。今はとにかく場数を踏んで、パフォーマンスのクオリティを上げていく「武者修行」の時期だと思っています。でも、私たちの目標はもっと先にあります。
──具体的には、どのような目標を掲げているんですか?
みか アイドルの枠にとらわれず、1つの「アーティスト」として認められる存在になりたいです。いつか大きなロックフェスのステージに立ったり、アニメのタイアップをつかみ取ったり。Chalcaの音楽を、もっと広い世界に届けていきたいです。
愛実 私は太陽が苦手なので、野外フェスはちょっと怖い(笑)。でもChalcaとして大きなステージに立ちたいという思いはみんな一緒です!
みか 5月20日のUNITでは、今のChalcaが持っているすべての色をぶつけます。アルバム「IN COLOR」を聴き込んで、私たちをぜひ生で目撃しに来てほしいです。
YUINA これからのライブでも披露する楽曲が詰まった最高のアルバムができました。1人ひとりが思いを歌声に込めて歌っているので、ぜひアルバムも聴いて、ライブにも遊びに来てほしいです。
凜音 Chalcaはここからさらに加速していきます。私たちが起こす革命に、乗り遅れないでください!
プロフィール
Chalca(チャルカ)
カメラマンの飛鳥井里奈がプロデューサーを務める、工藤みか(ex. 群青の世界)、望月愛実(ex. DESURABBITS)、月嶺はるか(ex. SAIGO NO BANSAN)、月永凜音(ex. nanoCUNEほか)、YUINA(ex. WAgg、ex. CARRY LOOSE、ex. 2期BiS、ex. EMPiRE)の5人組アイドルグループ。2024年9月に1st EP「MIXED UP」を配信リリースし、10月に東京・下北沢シャングリラでデビューライブ「MIXED UP #0」を開催した。2025年4月以降に1stツアー「Howling」、対バンツアー「Awakening」を行い、同年10月には東京・LIQUIDROOMで結成1周年を記念したバンドセットでのライブを実施した。2026年3月に活動1年半の集大成となる1stアルバム「IN COLOR」を配信リリース。5月20日には東京・UNITでバンドセットのワンマンライブ「IN COLOR」を開催。




