CAPSULE活動25周年記念特集|あなたが好きなCAPSULEの曲はどれ? 総勢18組のゆかりの著名人たちにアンケート (2/2)

関和亮

関和亮

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「Another World」

理由はMVの監督を担当したため。
全ての楽曲がそうなのですが、1小節で世界観を作り僕らの心をガッチリ掴むそのサウンドとそこからさらに世界を広げてくれるこしじまさんのヴォーカルが大好きです。
初めて挨拶を交わしてからは長い時間があるのですが、プロジェクトを担当するのはこの楽曲が初めてでした。映像の世界観も中田くん発信で彼の頭の中を覗き見れたとても貴重な体験ができたプロジェクトでした。音楽と映像、世界の構築が同軸で動いている人なんだなとつくづく感じました。

CAPSULEの25周年にひと言

25周年おめでとうございます。
これからもお二人の作り出す音楽を1ファンとして楽しみにしております。

プロフィール

関和亮(セキカズアキ)

ミュージックビデオ、CM、テレビドラマのディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。Perfumeや星野源などのMVを手がけ、サカナクション「アルクアラウンド」のMVが「第14回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門優秀賞。OK Go「I Won't Let You Down」のMVが「2015 55th ACC CM FESTIVAL」総務大臣賞と「ACCグランプリ」を受賞した。2021年5月に商業映画初監督作品「地獄の花園」が公開された。

谷口悟朗

谷口悟朗

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「東京喫茶」

好きで思い出深いとなると、やはり「東京喫茶」でしょうか。
当時、私は監督になって3年くらいの頃で、今後のためにもいろいろな人の仕事を吸収しようとしていたんですよね。
最初にCAPSULEの曲を聞いたときは、YMO世代なこともあってか「なんか懐かしい感じ」というイメージだったんですよ。でも、その印象が、あれちょっと違うぞ、なんか引っかかるなとなったのが「東京喫茶」。ここでCAPSULEの名前を覚えておこうと思ったんですよね。
普段よく聞いているのは、「RETURN」とか「Sugarless GiRL」とかかな。いい意味で考えの邪魔しないんですよ、リズムがちょうどいいというか。あれ、3曲になっちゃいましたね、すみません。

CAPSULEの25周年にひと言

もともとは「仕事でなんか使えないかなぁ」という下世話な考えで聴きはじめていたのに、今回で25周年と聞いて驚いています。えっ、俺そんなに長いこと聞いていたのか、と。
本当におめでとうございます! 25年というのはいろいろあって、でもそれを乗り越えた月日だと思うんですよ。中田さん、こしこ氏、すごいことですよ本当。今後の活動も楽しみにしています。いやあ、さすがですわ、やっぱり。

プロフィール

谷口悟朗(タニグチゴロウ)

愛知県出身のアニメ演出家・監督。J.C.STAFFに入社したのち、サンライズで「絶対無敵ライジンオー」「機動武闘伝Gガンダム」などのロボットアニメの演出を担当し、1998年に映画「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビュー。その後「スクライド」「コードギアス 反逆のルルーシュ」などを手がける。2022年に劇場公開された「ONE PIECE FILM RED」は、全国映画動員ランキングトップ10にて11週連続で1位という記録的なヒット作となった。

TeddyLoid

TeddyLoid

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「FLASH BACK」

この質問には何度も答えた事があるので、今回はこの曲で……

EPISODE:「FLASH BACK」

まだ会話もした事がない頃のお話です。
渋谷WOMBのイベントで共演した際に、僕からヤスタカさんという順番で、自分の曲から「FLASH BACK」にミックスして頂き、その上でおもいっきり僕がスクラッチでセッションしたのが強く記憶に残っています。

そこから公私共々仲良くさせて頂き、「Game Changers」という楽曲を2人で作った事は、僕の誇りの一つです。

CAPSULEの25周年にひと言

ニューアルバムリリース、そして25周年、おめでとうございます!
僕がまだ10代の頃、渋谷アップルストアのインストア・ライブで握手をして頂いたあの日を忘れません。
「メトロパルス」様々な記憶がフラッシュバックするアルバムでした。

プロフィール

TeddyLoid(テディロイド)

1989年生まれの音楽プロデューサー / DJ。2011年に柴咲コウ、DECO*27とともにgalaxias!を結成し、2014年9月にキングレコードEVIL LINE RECORDSより1stソロアルバム「BLACK MOON RISING」でメジャーデビュー。多岐にわたる分野のアーティストにプロデュースやリミックスで関わり、DJとしても2017から2018年にかけて4カ国13都市でワールドツアーを敢行した。

名越稔洋

名越稔洋

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「ひかりのディスコ」

自分のラジオ番組のテーマソングで「ひかりのディスコ」を使わせてもらっています。とはいえ改めて一番好きな曲と聞かれたら…「Sugarless GiRL」かも。音も最高ですけど、歌詞も素晴らしい。メランコリックなテイストとキレのいいビートのハーモニーに加えて「灰色の雲と雲の間にわずかに差し込む光はミュージック」と、こしじまさんが歌った瞬間、ぶっ飛びました。今、聴いても最高にエモいし、エロいです。

CAPSULEの25周年にひと言

以前からクリエイティブの作業中にずっと聴かせていただいていて感謝しています! シナリオを書いたり、ゲームの企画を練ったり、うまくいってゴキゲンな日も、全然なにも思いつかない日も、自分にとって大事なエネルギーになっていたりします。なので、勝手な話ですがCAPSULEの楽曲には、これからもたくさんお世話になるつもりです。ずっと先々まで新たなCAPSULEワールドに連れてって下さい! それを聴きながら、私も面白い作品をずっと作り続けますから!

プロフィール

名越稔洋(ナゴシトシヒロ)

1965年生まれのゲームクリエイター。1989年にセガに入社し、2005年発売の「龍が如く」の企画を立案。以降、同シリーズの総合監督を務めた。2021年にセガを退社し、2022年からゲーム開発スタジオ「名越スタジオ」の代表取締役社長を務めている。

Perfume

あ~ちゃん

あーちゃん

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「do do pi do」

当時聴いていた時、こんな歌をうたえる大人になりたいなぁて憧れてました。
高校生の私にはこれを歌ってるこしじまさんがほんとに大人びておしゃれに見えました。
元々こんなガリガリきゃしゃーんなのにまだ、もすこしやせたら~なんて言われて、普通だったらムカつくー!てなるところ、“こまった”て感想なのが深刻に捉えてなくて冷静でめっちゃかわいくて萌えてました。
ひとからなんと言われても気にしない自分たちを貫いてるCAPSULEさんらしさがそこに詰まってるな、と感じました。

“軽くやばい”て当時の流行り言葉が入ってるところも、中田さんらしくてチョイスがすき。言いたい、歌いたい、フレーズ。
CAPSULEさんのリリースイベントのとき、こしじまさんのサビのリズムの取り方がちょーおしゃれでカリスマ的でした。今でも忘れません。独特なとりかた! カラオケいったときは私もこのリズムまねしてうたってました。

そしたら数年後、きゃりーがカバーしていて…正直めちゃくちゃ羨ましかったです。いいなーの境地。笑
でも「do do pi do」を歌うきゃりーをライブでみたときほんっまにキュートで涙出ました。
このうたにでてくる女の子の客観的なクールさがきゃりーの人物像にもぴったりなんすよーだってパンプキンパイとか言いそうじゃろ?
中田さん天才だな、つって。(謎の立ち位置)

CAPSULEの25周年にひと言

25周年!おめでとうございます。大ベテランさんですーぅ(*´艸`)
今や実在するのか、実在しないのかさえわからないCAPSULEという概念として息をしているような、唯一無二の存在だと思います。

オモロい親戚の兄ちゃんが創造する未来と、フッ軽ビューティ姉ちゃんの冷静沈着どこまでもついていくその信頼感で、これからも気ままに活動を続けてほしいです。
お2人が揃った時のバズーーーーーんって煙出てる存在感が好きです。また目撃したい。


かしゆか

かしゆか

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

アルバム「Sugarless GiRL」

1曲だけが選べません!笑
好きな曲が多すぎる…でもその中で挙げるならアルバム「Sugarless GiRL」です。1曲目の「Welcome to my world」からどの曲もイントロ聴いただけで当時の気持ちにぶっ飛びます!ギューン!!って心の奥の懐かしい気持ちやトキメキを鷲掴みされて無条件に身体が動いちゃいます!
今とは違う中田さんの音の強さ、攻めの感じ、こしじまさんの声の気持ち良さ、最高です!

CAPSULEの25周年にひと言

CAPSULE 25周年おめでとうございます!
中田さんにプロデュースしてもらう事がきっかけで出会えたCAPSULEが時代の変化とともに音楽が変わりつつ、でも中田さんの先を読む力と「分からないけどかっこいい」と言わせるブレない音のカッコ良さがずっと大好きです。
いつ聴き直しても古いと感じさせないカッコ良さがあるのは中田さんの音楽への根底にある想いが一貫してるからなんだろうなと感じます。
その中に垣間見える遊び心もたまらないです。
Perfumeとは違う、プロデューサーではなくアーティストとして作る音楽で、いつだって私達がまだハッキリ分からない輪郭が曖昧な"欲しい"を音にしてくれる中田さん、最高です! ずっとついていきます!!


のっち

のっち

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「グライダー」

「気分はハイ」のハイの歌い方がローな事に、当時衝撃をうけました。歌って気持ちいいリズムと言葉遊びが大好きです。

CAPSULEの25周年にひと言

25周年おめでとうございます!
聞き返していたら自分でひくくらい歌詞見ずに歌えました。中高生の頃CAPSULEの世界の女の子は色んな“かわいい”を教えてくれた憧れでした。
時代時代でかっこいい、おしゃれを更新していくCAPSULEの新作が聞けて最高に幸せです!!
カラオケいきちぇーー。

プロフィール

Perfume(パフューム)

あ~ちゃん、かしゆか、のっちからなる3人組ユニット。2007年にシングル「ポリリズム」が大ヒットし、テクノポップブームの火付け役となった。これまでに4度のワールドツアーを行っており、2019年にはアメリカの野外音楽フェス「Coachella」への初出演を果たす。2022年7月に4年ぶりのオリジナルアルバム「PLASMA」をリリースし、同作を携えて全国9都市でのアリーナツアーを開催した。

MIKIKO

MIKIKO

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「FLASH BACK」

演出を考える際に、疾走感のある力強いシーンのイメージを膨らますためにこの曲の力に助けてもらうことがあります。
中田さんの音楽は規模感が無限大なので、脳みそを解放し、想像の世界へ一気に連れて行ってくれます。

(もちろん、家事や仕事のやる気スイッチを探すにもおすすめです)

そして、どの曲を通してもですが、こしじまさんの声をきっかけに、また違う場所にワープさせてくれる。
CAPSULEにしかない時空が心地よいです。

CAPSULEの25周年にひと言

25周年おめでとうございます。
日本の音楽シーンに新たな風を吹かせてくれたCAPSULE
洗練され、熟したお二人がここからどんな刺激と癒しを与えてくれるのか、益々楽しみです。

プロフィール

MIKIKO(ミキコ)

演出振付家。ダンスカンパニー・ELEVENPLAYを主宰。PerfumeやBABYMETALの振付・ライブ演出をはじめ、さまざまなミュージックビデオ、CM、舞台などの振付を行う。メディアアートのシーンでも国内外で評価が高く、新しいテクノロジーをエンタテインメントに昇華させる技術を持つ演出家として、ジャンルを超えたさまざまなクリエーターとコラボしている。

MEG

MEG

CAPSULEの楽曲の中で好きなのは

「レトロメモリー」

想い出のある曲、好きな曲は色々あるのですが、特によく聴いているのは運転する時のプレイリストに入っている「レトロメモリー」です。
イギリスの冬、4時にはもう外は薄暗いのですが、そんな中でも、気持ちよく家に帰れる気がします。
皆を幸せにする曲。

CAPSULEの25周年にひと言

出会って20年。最近は、なかなかゆっくり東京に滞在するタイミングがないのですが、帰る時には忙しい中集まってくれたりして、そんな風に、変わった事や変わらない事をときどき、不思議な距離感で話し合える感じがこれからもずっと続いてくといいな、と思ったりしています。
ふたりは、自分の音楽を思う上でも切り離せない大切な友達。
中田くん、こしこし、焼き鳥たべいこ、焼き鳥。鶏皮、塩で。

プロフィール

MEG(メグ)

シンガー / デザイナー。2002年7月にシングル「スキャンティブルース」でメジャーデビュー。2007年の「BEAM」を皮切りに、中田ヤスタカ(CAPSULE)が全曲プロデュースを手がけたアルバムを4作リリースした。2015年よりイギリスに拠点を移し、プロデューサーとしてさまざまなブランドの商品開発に携わっている。


CAPSULE

プロフィール

CAPSULE(カプセル)

Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースをはじめ、「LIAR GAME」シリーズのサウンドトラックや映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の挿入楽曲、映画「アップルシード アルファ」の日本版メインテーマほか国内外の数々の音楽制作を手がける中田ヤスタカのメインの活動の場となるユニット。1997年にボーカルのこしじまとしことともに結成。2001年にシングル「さくら」でCDデビューした。作詞・作曲・編曲はもちろん、演奏・エンジニアリングなどすべてを中田ヤスタカ自らが手がけるオールインワンなスタイルから繰り出される楽曲群は、音楽界のみならず、服飾や美容、映像などクリエイティビティを共有するシーンからも熱い支持を得ている。2022年12月には通算16枚目のオリジナルアルバム「メトロパルス」をリリースした。

※記事初出時、一部プロフィールおよびコメントに不備がありました。お詫びして訂正いたします。

2023年2月2日更新