BUDDiiSが8月24日にニューシングル「SM:)LE」をリリースする。
2020年9月に結成され、まもなくデビュー2周年を迎える彼らがCDをリリースするのは今回が初めて。表題曲「SM:)LE」は、これまでのBUDDiiSの活動を支えてくれたバディ(BUDDiiSファンの呼称)や日々を忙しく生きる人々が笑顔になれるようにと背中を押すエールソングとなっている。
音楽ナタリー初登場となる今回のインタビューでは、この「SM:)LE」の話題に加え、「BUDDiiSはいったいどんなメンバーで構成されているのか」をテーマに10人の人となりにもフォーカスした。また最後のページには、7月に一斉配信された既存曲11曲についてのメンバーコメントも。盛りだくさんの特集を楽しんでほしい。
取材・文 / 三橋あずみ撮影 / 斎藤大嗣
BUDDiiSってどんなグループ? 10人の仲間たちを紹介
FUMINORI(Rap, Dance)
YUMA フミくん(FUMINORI)は一番年上でリーダーなので、やっぱり一番頼りになるというか。チームのことを考えてくれているのも伝わるからメンバーからの信頼も厚いですし、1人ひとりとも仲よく接してくれているし……「ずっとこの人がリーダーでいてほしい」と思える信頼感がある人です。
MORRIE 俺は、中身が一番カッコいい人だなと思います。顔は、よく見たらそれほどでもないんですけど……。
FUMINORI おい、失礼だな!(笑) 一応表舞台でがんばってんのよ。
MORRIE それほどでもないのにカッコよく見せられる技術がすごいです! って、これ文字にしたらめちゃくちゃディスってるように見えるかな(笑)。
KEVIN フミ、気にしないでいいよっ!
FUMINORI それが一番傷付くやつだから!
一同 あはははは!
KEVIN それは冗談ですけど(笑)、フミはメンバー同士の関係をすごく大切にしていて。誰にでもしっかりと向き合って、相手が求めている言葉をサッと言ってくれる。そういう、優しくてしっかり者のリーダーだと思います。
MORRIE 1回さ、自分を他人だと思って褒めてみて?
FUMINORI えっと、FUMINORIはめっちゃ優しいですね。マジで怒らないし、ダンスもうまいし……って、キッツ!(笑) もう、ずっとこんな感じでみんながイジってくれるから、楽しくやらせてもらってますよ。
KEVIN(Vo)
FUMINORI KEVINはウチの天才っ子です! 音楽に対しての思いは人一倍熱い。音楽を論理的にやってきた人だから説得力もありますし、曲を作ってレコーディングのディレクションをして、ミックスまでできちゃう。そこまでできる人ってそういないと思いますし、とにかくリスペクトですね。
MORRIE あとはダンスがすごくうまいっていう……。
KEVIN (MORRIEを指して)ライバルー!(笑)
FUMINORI あのー、それはちょっと誤解を生むからね!?(笑)
KEVIN MORRIEとは認め合ってるんです。同じレベルで戦えるのがお互いしかいなくて(笑)。
FUMINORI こうやっておちゃらけてるんですけど、音楽面ではとにかくズバ抜けてるなと思います。
──KEVINさんは、自分のことをどう思っていますか?
KEVIN よくわからないんですけど、けっこう天然ですかね……?
一同 あはははは!
FUMINORI だから嘘をつくな! 一度も天然だと思ったことはないです(笑)。
MORRIE(Vo)
SHOOT そうですね、MORRIEはまるでお兄ちゃんみたいな……。
FUMINORI あなたにとっては間違いなくお兄ちゃんだわ(MORRIEとSHOOTは兄弟)。
FUMIYA でもほかのメンバーにとっても、お兄ちゃん感があると思います。男が憧れる男みたいな感じ。世間一般的には“アホ”と呼ばれたりもしてますけど、シンプルにカッコいいです。あとはヘアセットがめちゃくちゃうまいです!
MORRIE そうやって言うことでもう1回セットしてもらえると思ってるって、俺は見抜いてるからな!
一同 あはははは!
KEVIN そうですね、MORRIEはヘアセットがめっちゃうまいです!
FUMINORI 特にセットしてもらってる2人がめっちゃ持ち上げてる(笑)。まあこんな感じですけど、周りのことをよく見て、さりげなく接してくれる優しさは、実はもりぴ(MORRIE)が一番持ってるんじゃないかなあと思います。あと、行動と言動が一致していて筋が通ってるので、すごく信頼できる人だなと。
MORRIE うわあ、それ言ってほしかったこと! よくぞ言ってくれました!(笑)
SEIYA(Rap, Dance)
SHOW SEIYAは背が高いです。
FUMINORI 間違いない。
SHOW ラッパーとダンサーという立ち位置ですけど、彼の低音を生かしたラップは魅力的だなと思います。グループの誰とも被らない声。
KEVIN あと負けず嫌いだよね。人知れずがんばっているイメージがあります。
SEIYA 自分的には青髪がアピールポイントですね。あとはなんだろうな。最近はデザインとかもやっていて……。
FUMINORI そこは完全に押しポイントじゃない? グッズのデザインとかをやってくれていて。
SEIYA そういう作業が好きなんです。
KEVIN え、どれくらい好き?
SEIYA ど、どれくらい? 地球3個分くらい……?(笑)
FUMINORI 彼女みたいな聞き方するな!(笑)
YUMA(Dance)
FUMINORI YUMAはもう、ただただイケメンですね! クールなんだけど、笑うとかわいさもあって。あとはメラメラとした思いを内に秘めている子なので、僕はそんなところも素敵だなと思います。
SHOW あとは料理ですね、YUMAといえば。
FUMINORI そう! うちの料理番長なんです。
YUMA 調理系の専門学校に通っていたので、調理師免許を持っているんです。特別なことができるわけじゃないんですけど……。
FUMINORI でも、前にブログに上げてた料理の写真、すごかったよ。
FUMIYA ただ、その技術をずっと隠しているんで、まだ僕らも生で見れてないんですよ。cookpadLiveも月イチでやってるのに(笑)。
KEVIN 噂では“万切り”っていうのができるらしいですよ……!
MORRIE あの、千切りのさらに上の!
FUMINORI いや、そんな技聞いたことないから!(笑)
SHOW(Vo, Dance)
SHOOT SHOWといえば、やっぱりダンスじゃない?
FUMINORI SHOWはジャズダンスをやっていたので、すごく繊細に踊るんですよね。きれいなパフォーマンスをするので、BUDDiiSというグループにおいてSHOWの個性は頼もしい戦力になっているなと感じています。しかも、ダンスに気持ちがとても乗るので、本番で発揮するパワーがすごいんですよ。一緒にパフォーマンスしていて楽しいです。
HARUKI 年下の自分にとっては、SHOWくんはとにかく真面目な、頼れるお兄ちゃんという感じですね。優しい先輩っていうイメージがあります。
SHOW ありがとう。自分は、普段は“ダメダメ人間”なんですけど、ステージに立ったときだけは理想の自分になれるような感覚があって。だからライブしている瞬間はすごく楽しいですし、普段とのギャップみたいなところは見どころかなと思います!(笑)
TAKUYA(Dance)
SEIYA TAKUYAは髪が長いです。それがチャームポイント!
FUMINORI ……それしかないか?(笑)
SHOW あとは、好きなものに対しての極め方がすごいよね。アメコミとかが好きなんですけど、語り出したら止まらなくなるくらい、オタク気質です。自分には1つのことを極め抜く能力があまりないので、すごいなって思います。
TAKUYA マーベルや「スター・ウォーズ」が好きで、ずっと観てますね。掘り下げ始めるともう夢中になっちゃうから、ほかのことが見えていないときもあると思うんですけど、みんなはすごく優しくて、いろいろと助けてくれるのでありがたいです。あと、自分はあんまり空気を読むのが得意じゃなくて、思ったことはそのまま言っちゃうというか……。
MORRIE 純粋だよね。裏表なしで生きてる。テンションも、いつも変わらないよね。沈み込むこともあまりないし。
FUMINORI わかる。常にフラットだね。
SHOW 誰と接しても変わらないところがいいなと思いますね。
HARUKI(Dance)
FUMINORI HARUKIはひと言、一番の不思議ちゃんです! あとはビジュアルがとにかく強い。ライブ映像なんかでHARUKIが抜かれているカットが気になったのをきっかけに、グループを好きになってくれるっていう方も多いんです。BUDDiiSの入り口になってくれる佇まいはグループの強みになっているので、そのままでいてほしいですね。
HARUKI えへへ(照れ笑い)。みんなには「不思議ちゃん」と言われるんですけど、自分的にはあとから「あ、不思議なことしてたな」と気付くんですよね……(笑)。
FUMIYA(Rap, Dance)
SHOW FUMIYAは高校3年生で僕らの末っ子。末っ子らしくかわいい弟キャラで、お兄さんたちの無茶振りにいつも応えてくれています。
FUMINORI あと、FUMIYAはダンスが一番踊れる。最年少ながらダンスでみんなを引っ張ってくれているんです。FUMIYAのように何かを極めている人間がグループにいるっていうのは、すごく頼もしいことだなと思います。
FUMIYA 自分はホントにダンスだけなんで。ダンスを始めてから今年で14年目くらいかな? だからダンスだけは!って感じ。それ以外はちょっと……アレです(笑)。
SHOOT(Vo, Dance)
TAKUYA 僕同い年なんですけど、SHOOTはすごい不思議なんですよね。子供っぽい部分と大人っぽい部分、どちらも持ち合わせている感じがする。ふざけるときは全力でふざけて騒ぎの中心にいるんですけど、いざパフォーマンスをするとなったらクールでカッコいいし。ギャップがめちゃくちゃ強いですね。
SHOOT 切り替えは大事だと思うんで、そこは自分の中でスイッチをしっかり切り替えている感覚がありますね。ただ、自分自身が「自分の強みはここだ」と感じることはなくて。なんというか、完璧主義なのかもしれないです。どんなときも「まだいけるな」って思っちゃう。限界なく上がっていきたいと思ってます。
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俺ら3人がちゃんと引っ張っていこう