ヴァルキリーのような強い女性に憧れる(坂井)
──皆さんそれぞれが好きになったキャラクターや、気になったキャラクターはいますか?
辻野 私はハルクが好きです。普段は普通の男の人だけど、怒ると最強の体を手に入れる。私もいざというときに強い人間になれたらいいなと思いました。
武井 じゃあ1回、ガンマ線を浴びたほうがいいですね。
一同 (笑)
武井 まずはアイシャドウあたりをグリーンにしていこうか。
辻野 ちょっとずつグリーンにしていきます。
小泉 私もハルクのキャラがすごく好きです。途中でおケツが見えちゃうところがあったじゃないですか(笑)。それがすっごくかわいくて、ときめき♡グリーンのひよりと……ときめき♡宣伝部のハルクと、上映中にたくさん笑ってました。
吉川 声出して笑っちゃったよね。私も好きです、ハルク。同じ緑なので親近感が湧きます。人間の姿だと弱々しいかと思ったら、ちゃんと乗り物を操縦していたし。
武井 ハルク派が多いね!
坂井 ギャップ萌えだよね。
辻野 超強いのに、性格はかわいくて。
藤本 私が好きなのは、ヴァルキリー。運転するときに、首がうにょって動くんです!
坂井・小高 わかる!
藤本 あれがすごいカッコよくて。あとはソーが、みんなを守るために、強い相手にも負けないところが素敵だった。最後には、あちこちブサブサブサッっていっぱい刺されてたのに……。
一同 (笑)
藤本 それでもあきらめないでがんばったところに、すごく憧れます。あきらめちゃ駄目なんだなって学びました。
武井 中学生にもこんなふうに刺さるんですね。
坂井 私もヴァルキリーがカッコいいと思いました。私はカッコいい女性に憧れてるんです。私もこういう女性になりたいって思いました。
小高 全員好きなんですけど、私もやっぱりヴァルキリーがカッコよすぎると思いました。悲しい過去があるのに、周りにはそれを見せないようにしていて。淡々と戦いをこなしているところが。それと、ヘイムダルさんも好き。
一同 ああー!
武井 シブいね!
小高 みんなを守りながら、「……民よ。来るぞ」ってところが心に刺さりました。
一同 (笑)
小高 陰ながら、みんなを必死に守ってるのがカッコよかったです。“陰ながら”、ここがポイント!
武井 彼はいつも正しいよね。
吉川 私、一番好きなのはコーグなんです。出番は多くはないんですけど、けっこうギャグセン高いじゃないですか。笑い担当なところに共通点を感じるのと、最終的には仲間になって、物語を面白くしてくれているキャラだなって。
小泉 わかる!
──先ほどの試写では、ヘラ役の吹替キャストである天海祐希さんも同じ上映をご覧になっていましたね。上映後、武井さんは天海さんとお話をされていたようですが。
武井 天海さん、ヘラ役がぴったりでしたね! ツーンとした物言いの演技も、天海さんの表情が透けて見えてくるくらいお上手でした。
もう、最初っから面白かった!(辻野)
──皆さん「面白かった」という感想が多かったですね。特に笑ってしまったシーンはありますか?
坂井 最初から面白かったよね!
辻野 もう、最初っから! ソーが鎖でつながれた(宙吊り)状態で魔王と話しているとき、鎖のせいでくるくる回っちゃうシーンとか。
坂井 「ちょっと待ってくれ、今そっちを向く」っていう。
辻野 あとはソーがボールを投げたら、跳ね返ってきたところとか。
小高 自分に返ってきて、当たって倒れちゃう(笑)。
藤本 私が好きなのは、ソーとロキが“助けて”をやるところ。
一同 ああー!
藤本 「助けてください、弟が急病で……」って(仮病で)相手を油断させる戦い方が面白くて。ロキも「もう“助けて”はやだよ」って言いながらやってましたよね。
武井 全体的にポップだったよね。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観てる感覚だった。
──今までに比べて、本作ではそういったコメディ要素が増えていました。武井さんはシリーズの過去作と比較してどう感じましたか?
武井 たしかにユーモアあふれるシーンが増えていましたね。ソーは人間ではないですけど、キャラクターの人間性みたいなところにフォーカスして、それぞれがより愛されて、身近な存在に感じてもらえるように作っているのかなと思いました。今までソーは本作ほどボケなかったんですけど、かわいらしく振る舞ってましたよね。
小泉 かわいかったです(笑)。
武井 そこにギャップを感じて、みんな好きになっちゃうんだと思う。そういった意味で、今回はより幅広い“層”の人たちに楽しんでもらえる作品になっていると思います。
ときめき♡宣伝部 ふふふ、ふふふ。
武井 いや、ダジャレじゃないよ!
一同 (笑)
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ドクター・ストレンジの成長が自分の経験と重なる(武井)
- 「マイティ・ソー バトルロイヤル」
- 2017年11月3日(金・祝)より全国ロードショー
- ストーリー
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「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の戦いから2年。アベンジャーズでもっともアツい雷神ソーの前に、復讐に燃える死の女神ヘラが現れた。究極の武器ムジョルニアをもたやすく破壊するヘラによって、ソーと義弟である宇宙一の裏切り王子ロキは宇宙の辺境・惑星サカールへ飛ばされてしまう。そこでエキセントリックな独裁者グランドマスターに捕らえられ、格闘大会へ出場させられたソー。目の前に現れた対戦相手は、なぜか大会の“絶対王者”として君臨するアベンジャーズの盟友ハルクだった。そんなとき、ヘラがアスガルド崩壊をもくろんでいると知ったソーは、ハルクとロキ、さらにワケあり女戦士のヴァルキリーと即席チーム“リベンジャーズ”を結成し、故郷へ急ぐ。
- スタッフ / キャスト
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監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、テッサ・トンプソン、カール・アーバン、マーク・ラファロ、アンソニー・ホプキンスほか
- 「マイティ・ソー バトルロイヤル」公式サイト
- 「アベンジャーズ」(@AVG_JP) | Twitter
- Marvel (@MarvelJP) | Facebook
- 「マイティ・ソー バトルロイヤル」作品情報
©Marvel Studios 2017 / ©2017 MARVEL
- 武井壮(タケイソウ)
- 1973年5月6日生まれ、東京都出身。陸上十種競技の元日本チャンピオンで、野球、ボクシング、陸上、ゴルフ、柔道などさまざまなスポーツに挑戦し続ける“百獣の王”。2015年にフランスで行われた世界マスターズ陸上の4×100mリレーM40クラスで金メダルを獲得した。「戦え!スポーツ内閣」「武井壮のゴルフコロッセオ」「バラいろダンディ」など、スポーツ番組やバラエティ番組で活躍中。映画では2015年の「振り子」などに出演したほか、インド映画「ミルカ」にも参加した。
- ときめき♡宣伝部(トキメキセンデンブ)
- 2015年に結成された、スターダストプロモーションに所属する6人組グループ。同年12月には2ndシングル「季節外れのときめき♡サマー」をリリースし、東京・原宿クエストホールにて初のワンマンライブを開催した。2017年には新メンバーとして藤本ばんび、小高サラが加入し、東京・日比谷野外音楽堂にて6人での初ワンマンライブを実施。さらに、6人体制初となるシングル「DEADHEAT」が11月22日にリリースされる。