細田佳央太、宮世琉弥、藤原大祐、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝が語る青春コメディ 土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」 (2/2)

佳央太くんは俳優人生で最初の先輩(藤原)

──年齢が近い俳優の方々と共演していかがですか?

細田 ……まずは、さっき衝撃的なカミングアウトがありましたからね。僕らといるときの内藤さんは、素じゃなかったという。

内藤 違うよー! 素だよ!(笑) さっきの話は語尾に(笑)が付くやつ。

宮世 とりあえず内藤くんの連絡先はもう……。

内藤 ヤバい。

細田 こういう感じで内藤さんをいじったりしています(笑)。

内藤 いじられ役ですね。最初はかわいかったんですよ、みんな。琉弥、大祐は「内藤くん」って呼んでくれていたのに、最近は「内藤」って(笑)。

藤原 いや、「内藤殿」と呼んでますよ。

内藤 「殿」は言われたことないよ!(笑) でもこうやって現場を盛り上げようとしてくれているから、みんなかわいくて。

宮世 内藤くんとは電話もしてもらったりしますね。

内藤 たまにね。……たまにじゃないか、わりと(笑)。

藤原 佳央太くんは、僕の俳優人生で最初の先輩なんです。共演したいとは話していたんですが、なかなか交わらなくて。やっと同世代が重なるところで一緒になれてうれしいです。

宮世 いい再会だよね。僕は1年前に大祐と共演しましたが、今とその頃では違う立ち位置でまた共演することができました。

藤原 自分たちがメインの作品で共演できたしね。

宮世 大祐とは、この1年で経験してきた話をする機会もいっぱいあったね。本当によく連絡を取っています。

左から宮世琉弥、細田佳央太、藤原大祐。

左から宮世琉弥、細田佳央太、藤原大祐。

水沢 僕と琉弥はオーディションで会う回数がすごく多いんです。お互い顔は知ってて、会う回数も多かったから仲良くなっちゃった……。

宮世 なっちゃった(笑)。でも本当にすごく会うんですよ!

──同じドラマのですか? それとも同じ役の?

水沢 同じ役ですね。そういうところで仲良くなって、やっと共演できたのでうれしいです。

宮世 ね!

藤枝 僕は林太郎と同じ作品をやったことはありましたが、直接的な絡みはなかったんです。がっつりはこれが初ですね。

細田 藤枝くんは、現場になじむのがめちゃくちゃ早かったよね。インして3、4回目で答えの出ない話を(細田・水沢・藤枝の)3人でして……。すごく真面目で真摯に考えてくれるし、話も聞いてくれるんですよ。

──どんなテーマだったんですか?

水沢 わかりやすく言うなら、「芝居とは」ということですかね。喜輝がたくさん質問してくれたんですが、「僕らも正直わからないし、正解はないから」と話をしたんです。

宮世 その頃僕と内藤くんと大祐は何してたんだろう……。

内藤 撮影かな!(笑)

藤原 でも僕も「大祐先生はどう思ってるんですか?」って聞かれたな。僕とよっしー(藤枝)は芸歴が近くて、ちょうど2年くらい。

藤枝 大祐はすごくポジティブなんです。大祐のアドバイスもみんなのアドバイスも、参考になります。

左から内藤秀一郎、水沢林太郎、藤枝喜輝。

左から内藤秀一郎、水沢林太郎、藤枝喜輝。

──そういったやりとりは、同世代と出会える学園ドラマの現場ならではですね。スピンオフドラマ「イケメン道~美南学園物語~」でも、本編でなかなか関われなかったキャストとじっくり絡めそうです。

宮世 そうですね。僕たちは第1話に出演したんですが、スピンオフはいい意味ですごく自由な感じです! 本編とは違った僕たちの姿が見られます。

内藤 それぞれのキャラが濃く描かれてるよね。

宮世 それに本編より笑う要素が多いと思います。脚本を読んで爆笑しちゃいました。

内藤 僕もがんばって笑かしにいってます!(笑)

スピンオフドラマ「イケメン道~美南学園物語~」

スピンオフドラマ「イケメン道~美南学園物語~」

大祐は“カンガルーイケメン”(水沢)

──それではドラマにちなんで、素の皆さんが“何イケメン”なのかそれぞれ名付けていただけますか?

藤原 林太郎の場合は役に似てるんですが、“冷静沈着イケメン”ですね。冷静にいろんなところを見ていて、気遣いができる。さっきも通りづらいときに椅子を引いてくれたし、スタッフさんの両手がふさがっているときに移動を手伝ってあげたりもしていた。気配りのできるイケメンです。

水沢 大祐は人の懐に入るのがすごく上手。気付いたらっていう、めちゃくちゃ心地のよい入り方なんです。

藤原 何イケメン? カンガルーイケメン?

宮世 カンガルーイケメン⁉

水沢 しれっと懐に入ってるもんね。最近は現場にこの騒がしさがないと寂しくなってしまって。だから“カンガルーイケメン”だね。

内藤 藤枝くんは“ピュアイケメン”かな。全部うのみにしちゃうし、真面目だね。

藤枝 秀くんは……(考え込んで)、“いじられイケメン“。

内藤 イケメンじゃない!(笑)

藤枝 秀くんがいると、ものすごく楽しい1日になるんです。現場でボケを入れたり、笑わせてくれるので助けられています。僕はそれをいつも楽しみにしていて、秀くんのいじられはうらやましいなと思います。

細田 緊張がほぐれるよね。琉弥は“コミュ力イケメン”かな。落ち着いていて、ちゃんと話ができるんです。年齢的には一番若いんですが、同い歳だと思えるくらい。ふざけるところと、やるべきところを分けてるよね。僕が人見知りなので、いい距離感で話し掛けてくれたのがうれしかったです。自分もこうなりたいなって思えるような……。

宮世 え? 僕と結婚できる?

細田 (スルーして)……なので、コミュ力イケメンだなと。

宮世 (笑)。佳央太くんは“マッサージ機イケメン”ですね! 現場にいるだけで安心感がすごいんです。大祐も安心するんですけど、ちょっとソワソワもしちゃうんですよ(笑)。身を委ねられる反面、佳央太くんは締めるところは強力に締めてくれる。真面目で安心できるところがいいですね。

「もしも、イケメンだけの高校があったら」

「もしも、イケメンだけの高校があったら」

「もしも、イケメンだけの高校があったら」&スピンオフ「イケメン道~美南学園物語~」

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プロフィール

細田佳央太(ホソダカナタ)

2001年12月12日生まれ、東京都出身。テレビドラマ「先に生まれただけの僕」「FINAL CUT」、特撮ドラマ「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」に出演後、2019年に「町田くんの世界」で映画初主演を飾り、2020年には「さくらの親子丼」で連続ドラマの初レギュラーをつかんだ。近年は「花束みたいな恋をした」「子供はわかってあげない」、ドラマ「ドラゴン桜」「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」などに出演している。

宮世琉弥(ミヤセリュウビ)

2004年1月22日生まれ、宮城県出身。2019年にドラマ「パーフェクトワールド」で俳優デビュー。出演作にドラマ「恋する母たち」「青のSP(スクールポリス)─学校内警察・嶋田隆平─」「珈琲いかがでしょう」「ナイト・ドクター」などがある。2021年には初のスタイルブック「RB17」を発売、2度の重版がかかった。また同年「めざましテレビ」のマンスリーエンタメプレゼンターに史上最年少で抜擢されている。

藤原大祐(フジワラタイユ)

2003年10月5日生まれ、東京都出身。2020年に「中3、冬、逃亡中。」でドラマデビュー。映画「愛のまなざしを」、ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」「恋する母たち」「推しの王子様」にも参加した。主演作となるHuluオリジナルドラマ「神様のえこひいき」は3月に配信予定。

水沢林太郎(ミズサワリンタロウ)

2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。第34回メンズノンノモデルオーディションで準グランプリを獲得し、同誌専属モデルとして活動中。主な出演作には、ドラマ「都立水商!~令和~」「ブラック校則」「俺の話は長い」「17.3 about a sex」「マリーミー!」などがある。

内藤秀一郎(ナイトウシュウイチロウ)

1996年5月14日生まれ、埼玉県出身。2018年にAbema×メ~テレ共同制作ドラマ「星屑リベンジャーズ」、2020年には「仮面ライダーセイバー」の主演に抜擢されて注目を集めた。近年の出演作は「午前0時、キスしに来てよ」、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」「ホメられたい僕の妄想ごはん」など。

藤枝喜輝(フジエダヨシキ)

2002年6月21日生まれ、神奈川県出身。2020年配信作の恋愛リアリティー番組「オオカミくんには騙されない」のほか、ドラマ「あのときキスしておけば」、映画「キャラクター」などに参加した。

TELASA(テラサ)

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