“できるだけ無様に”を意識した（黒木）
──黒木さん演じるROCKYのWhite Rascalsは、本作で絶体絶命の危機を迎えますね。
黒木 今回はROCKYの違う一面が見られると思います。殺陣に関しても、これまではあまりなかったような、素手で戦うシーンもありますし。ROCKYはいつもきれいに立っていることが多かったんですけど、今回の殺陣はできるだけ無様にというのを意識しました。ただの暴力にならないように、パンチ1つ取っても「これはコブラの分！」「これは誰々の分！」のように、いつもより心を込めて挑みましたね。そういう意味では、ネクストステージに行けたのかな。
──予告編にも、ROCKYがかなりボロボロにやられている姿が収められていましたが……。
黒木 人ってそんなに簡単に倒せるものではないですよね。映画はフィクションですけど、だからといって簡単に倒しても、倒されても面白くない。気力や体力的な部分で、ある程度リアルさを出せるようにしました。蘭丸と僕が戦っているシーンでは、たぶん戦闘能力的には蘭丸のほうが強いんですけど、コブラたちSWORD地区のみんなのおかげでROCKYは息を吹き返そうとする。それが今回の物語であり、ROCKYに託されているドラマでもあると思いました。
──ドラマ2シーズン、そして「HiGH&LOW THE MOVIE」と、シリーズを通してROCKYを演じてきていかがですか。
黒木 僕はもう、長い時間をかけてROCKYという役を作り上げてきたので、今回もそのまま演じるという感じでしたね。中には「THE MOVIE」でやったセリフをそのまま引用している部分もあるんです。台本上は違うセリフだったんですが、監督に「このほうがいいんじゃないですかね」と提案して。ト書きに書かれていることも「ROCKYとしてはこうなんじゃないですか？」と言って変更してもらった部分があります。
ELLYが1回も台本通りにセリフを言ってないんです（NAOTO）
──撮影中、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
NAOTO 自分は初登場シーンが上半身裸だったんです。これはスタッフさんからの「しっかり体作っていけよ！」っていうメッセージだと勝手に受け取りまして（笑）。すごく筋トレしましたし、ボディビルダーの友達に電話でアドバイスをもらって、前日から干し芋ばっかり食べて行ったんです。当日はベストな状態に持っていきたいから、「NAOTOさん、本番30分前です」って言われてからガーッとパンプアップしたんですけど……1時間経っても始まらない（笑）。30分くらいしたら筋肉がしぼんで来ちゃうので、「まもなくです」って言われてから2回目の筋トレをして……それでも始まらない。結局3回もピークまで持っていくことになったのはキツかったですね。干し芋しか食べてないですし（笑）。
黒木 僕はグリル（歯に付けるアクセサリー）を入れていたので、セリフを言った瞬間に落ちちゃって。
NAOTO 入れ歯的な感じですね。
黒木 そうそう。エキストラの方々が100人くらいいるときだったんだけど、誰も笑ってくれなくて気まずかったです（笑）。
NAOTO 笑ってほしいときに限って（笑）。あと僕はMIGHTY WARRIORSとの撮影が多かったんですが、アイス役のELLYが1回も台本通りにセリフを言ってないんですよ！ それも、ほとんど超短くするんです。2行くらいのセリフも一言になったり。役者としてアピールするためにちょっと付け加えるならわかるんですけど、本当に全部を削ぎ落としてるんです！ だから現場では「あれ？ セリフ終わったの？ 俺、次言っていいの？」っていう間が生まれましたね（笑）。
ラスカルズは何色にも染まらない（黒木）
──今回マイナタリーとのコラボ企画として、お二人が演じているROCKYとジェシーへの質問や、それぞれの所属チームへの応援コメントを募集します。まず自身のチームの特徴はなんだとお考えですか？
黒木 White Rascalsのイメージは見ての通り、“白”。ROCKYは母親と姉を父親の暴力によって殺されたようなもので、そこから父親のことが大嫌いになって、女性を大切にしたいという気持ちに目覚めたんです。そして今は音楽が好きで、クラブを経営して、女の子に仕事を提供している。イメージカラーの白は、“ラスカルズは何色にも染まらない”ってことを指しています。
NAOTO ジェシーは刑務所で作った組織“プリズンギャング”を率いるキャラクターです。プリズンギャングの全貌はまだ明らかになっていないんですよね。
──謎の多いプリズンギャングに関しては質問がたくさん寄せられそうですね。この企画では、選ばれたファンの投稿にキャラクターからの返信が投稿されます。もしお二人がそれぞれのキャラクターとして企画に参加するとしたら、ファンの皆さんとどんなテーマでトークを楽しみたいですか？
黒木 なんでもいいです、本当に！ 皆さんがROCKYにどんな疑問や印象を持って、何を聞きたいのか、僕も知りたいので。
NAOTO なんだろうな。自分もジェシーも洋服がすごく好きなので、ファンの皆さんがどういうファッション観を持っていて、どういう洋服が好きなのか聞いてみたいかな！
キャラクターへの質問＆応援コメント募集企画
無料アプリ「マイナタリー」のトークルームで、ROCKY、ジェシー、バーニー、タケシへの質問や、好きなチームに対する応援コメントを募集！
コメント＆質問募集期間：2017年7月28日（金）18:00～8月3日（木）23:59
キャラクターからの返信：2017年8月19日（土）以降毎日14:00に公開予定（返信者は日替わり）
※監修：Team HI-AX
※「マイナタリー」をダウンロード後、スマホのみから閲覧可能。
参加方法
- アプリをダウンロード（iOS / Androidスマートフォンのみ対応）
- アプリをインストール後、スマートフォンから上記QRコードにアクセス
- またはアプリの「トーク」タブの「オススメ」に表示されている「HiGH&LOW THE MOVIE 2×マイナタリー」のトークを開く
- 質問やコメントを投稿する
※質問を投稿する際は、対象キャラクター名を明記
※推しチームへの応援コメントを投稿する際は、チーム名のハッシュタグを明記
※質問・応援コメントのどちらもキャラクターからの返信対象となる
※4人の所属チーム以外への応援コメントも投稿可能
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白濱亜嵐×佐野玲於インタビュー
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- マイナタリー特集
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- 「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」
- 2017年8月19日（土）より全国ロードショー
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- ストーリー
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山王連合会、White Rascals、鬼邪高校、RUDE BOYS、達磨一家という5つのチームが拮抗するSWORD地区。そこへ地区の支配を目論む暴君・林蘭丸率いる悪名高きスカウト集団DOUBT、さらに監獄の王者ジェシーを筆頭とする武闘派集団プリズンギャングが現れる。深い因縁を持つ蘭丸たちと対決し窮地に陥るWhite Rascals。そこへ駆け付けたのは、覚悟を決めたコブラらSWORDの仲間たちだった。時を同じくして、伝説のバイクチーム・ムゲンの琥珀と九十九、そして彼らと協力する雨宮兄弟が、権力と癒着しカジノ建設を企む反社会組織・九龍グループに戦いを挑み……。
- スタッフ
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企画プロデュース：EXILE HIRO
監督：久保茂昭、中茎強 - キャスト
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岩田剛典、黒木啓司、NAOTO、TAKAHIRO、登坂広臣、AKIRA / 窪田正孝、林遣都、山田裕貴、中村蒼ほか
©2017「HiGH&LOW」製作委員会
- 黒木啓司（クロキケイジ）
- 1980年1月21日生まれ、宮崎県出身。19歳でダンスを始め、2007年に二代目 J Soul Brothersのメンバーに抜擢。2009年にEXILEへ加入した。2012年からは、EXILEと平行してEXILE THE SECONDのパフォーマーとして活動中。俳優として「クロスロード」やドラマ「ムッシュ！」などに出演した。また2017年には、九州発のエンタテインメント・プロジェクト「THE NINE WORLDS」を立ち上げている。
- NAOTO（ナオト）
- 1983年8月30日生まれ、埼玉県出身。20代初めにダンス修行のため渡米し、ロサンゼルス最大規模のダンスイベント「CARNIVAL」などに出演する。帰国後、浜崎あゆみやAI、BENNIE Kらのバックダンサーを務め、2007年、二代目 J Soul Brothersに加入。本場仕込みのダンスが認められ、2009年、EXILEにメンバー入りし、2010年からは三代目 J Soul Brothersのリーダーを兼任している。また俳優としても活動し、ドラマ「フレネミー～どぶねずみの街～」「ナイトヒーロー NAOTO」で主演を務めたほか、田中光敏監督「サクラサク」では緒形直人ら実力派俳優と共演を果たした。ファッションブランドSTUDIO SEVENのクリエイティブディレクターも務めている。
2017年12月5日更新
