超特急 リョウガ×ユーキ 座談会
第3話（4月2日配信）

※4月2日の生配信イベントより

体感としては映画並みのアクション！
幼なじみの2人が採点する、サム＆バッキーのコンビ感

ユーキさん、それ一番楽しい時期！（リョウガ）

リョウガ　本日は超特急から、マーベル好きの僕ら2人が出演させていただきます！ 「本当にマーベルが好きなのか!?」と思っている方がいるかもしれないので、まずは自己紹介も兼ねて好きなマーベルヒーローについて話していければと思うのですが……。

ユーキ　ええ、怖いなあ！

リョウガ　大丈夫、詳しい必要はないんだから。好きな気持ちが大事なんですから！

ユーキ　なるほどね。僕はドクター・ストレンジです！（ポーズをまねしながら）正直、僕はまだマーベル初心者でございます。今回「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」を観たら、もう気になっちゃって、「アベンジャーズ／エンドゲーム」も観ました！ 「ドクター・ストレンジ」は観ていたんですが、「エンドゲーム」後半のストレンジ、鳥肌モノでしたよ！ あそこでめちゃくちゃ好きになりました。

リョウガ　ユーキさん、ユーキさん。それ一番楽しい時期……！ うらやましい！

ユーキ　そうなの!?

リョウガ　これからどうなるんだろうとか、この人はなんでヒーローになったんだろうとか、まだ知らないわけじゃん。これから新しい刺激がどんどん入ってくるわけよ……（笑）。僕が一番好きなヒーローは、キャプテン・アメリカです！ 僕が初めて観たマーベル作品が「キャプテン・アメリカ／ザ・ファースト・アベンジャー」なんですが、そこからハマっちゃって。今回のドラマも楽しみでした！

体感としては映画！アクションの迫力が半端ない（ユーキ）

リョウガ　ではさっそく「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」についてトークしていきたいと思います。もちろん僕たちは第1話、第2話も観させていただいたんですが……。

ユーキ　まず、大前提。これドラマですよ？ 映画じゃないんですよ？ それなのにアクションの迫力が半端ない。

リョウガ　うん、だから訂正したほうがいい。これはドラマじゃない（※編集部注：「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」は6話構成のドラマ）。

ユーキ　本当に、体感としてはそんな感じ（笑）。第1話のファルコンの空中戦も見応えがあるし、第2話ではファルコンとウィンター・ソルジャーのトレーラーの上での戦いもあって。

リョウガ　僕はアベンジャーズのいろいろなヒーローに比べたら、正直今回の主役である2人は……心を鬼にして言うと、力不足なんじゃないかなと思っていて。今はなきキャップと比べて、大丈夫かな？っていう心配があったんです。でも第1話の空中戦を観て「あ、大丈夫かも」「強いんだ！」と思えたから、観る側として不安が払拭されたし、これからより成長するであろうことが楽しみになりました。

悪とは何かを考えさせられるのもマーベル作品の特徴（リョウガ）

リョウガ　いよいよ本日配信された、第3話について話したいと思います！ 最新話のシビれたポイントをフリップに書いてきたので、発表していきましょう。

ユーキ　僕は「正義とは…」です。敵キャラクターが、正直あんまり“悪”って感じがしないんですよ。

リョウガ　きっと悪役であろうフラッグ・スマッシャーズという集団も出てきてはいるけど。

ユーキ　敵が涙を流しているシーンもありましたし、何か目的を持って行動している気がして。

リョウガ　ユーキさん、気付きました!? マーベル作品、けっこうそういうの多いんですよ。悪役ではあるんだけれども、ちゃんとその人なりの正義があって……みたいな。悪とは何かを考えさせられるのもマーベル作品の特徴なんです。

ユーキ　なるほど、じゃあ「正義とは…」って回答、合ってるんですね！ 「エンドゲーム」のサノスとかも……。

リョウガ　そう、サノスにもちゃんと彼の正義があって動いていたという。

ユーキ　ただのワルで終わらないんだね。ちゃんと敵にも物語があるから、より作品に入り込めるし、「もしかしたらこっちが善なんじゃない？」という考えになるときもありました。

リョウガ　僕のシビれたポイントは「バッキーの顎ぷにぷに」。

ユーキ　どゆこと？（笑）

リョウガ　スタッフの皆さんも「ん？」って顔になってるじゃん！ いやいや、ここでしょ。今たぶん、コメント欄に「確かに！」「それそれ！」「覚えててくれてありがとう！」って感想がいっぱい来てるよ。今回ジモというキャラクターが、あることを調べるためにファルコンとバッキーと一緒にある場所へ向かうんです。そのときジモが「この男はどんな命令も聞くぞ」と言いながらバッキーのあごを……。

ユーキ　確かに、やられてたわ！

リョウガ　作戦を無駄にするわけにはいかないから、バッキーも黙ってジモの言うことを聞いている。その瞬間がかわいかった！ 僕、このドラマによって新しい扉が開けちゃうかも。あ、今「確かに」「それそれ」「オタクみがすごい」というコメントが来てるそうです！

ユーキ　やっぱり観てる方はそう思うんだ！（笑）

リョウガ　このシーンを観るためにリピートする人、いっぱいいると思う（笑）。私がぷにぷにしたい！って。……とふざけましたが、第3話では、衝撃的なことがわかったり、これからキーパーソンになるであろうキャラクターが出てきたりしました。たくさんの勢力が登場しましたが……先に言っておくと、僕、新キャプテン・アメリカは認めておりません。これは申し訳ありませんが。やっぱりね……肩幅が足りない！

ユーキ　体型的な話!?（笑）

リョウガ　初代キャップは、訓練中に手榴弾が飛んできたら、「危ない！ みんな逃げろ！」と身を挺して飛び込むくらいの人なんです。だから僕、バッキーと同じ気持ちかも。新キャップはなんかちょっと認められない、みたいな。

ユーキ　素人目線で観ていた僕は、ファルコンかウィンター・ソルジャー、どっちかが新しいキャプテン・アメリカになってほしいなと思いました。ファルコンはもともと盾を受け継いでる人物だし、僕はウィンター・ソルジャーが好きなので（笑）。

リョウガ　そこが難しいところなんですよ！ キャップはファルコンに盾を渡したのに、ファルコンはそれを博物館に寄贈してしまった。だからバッキーがかわいそうというか、彼には「いやいやなんで寄贈しちゃったんだ！ キャップはお前のことを見込んでいたのに。それだったら、俺が（次のキャプテン・アメリカに）なったのに」って気持ちがきっとあるんだよね。

ユーキ　ファルコンが新キャップになったら美しい形だし、ウィンター・ソルジャーがなっても面白いと思う。勝手に先を予想したくなっちゃいますね。

僕らは相棒として……100点！（ユーキ）

リョウガ　ここでスタッフさんから質問が来ています。「幼なじみのお二人から見て、サム＆バッキーのコンビ感は何点ですか？」とのことです。

ユーキ　点数かあ。まだ……65点！ まだ歯車が合ってなくて、これからって感じがします。あのコンビ感が成長していくのを、毎週楽しみにしたいです。2人の間の“お決まり”みたいなものができてきそうじゃないですか。

リョウガ　うん。僕も考え方は同じ。でも正直……0点！

ユーキ　厳しい！

リョウガ　第2話でのトレーラー上の戦いには、あの2人のほかに新キャプテン・アメリカやバトルスター、あと敵もたくさんいましたよね。敵からしたら、ほかのヒーローに比べて、サムとバッキーはそんなに強くないと思ったんじゃないかな。2人が相性よく戦えていたら勝てていたと思うから、正直まだ0点だと思いますね。続いて……「いい相棒の条件はなんですか？」という質問が来ました。

ユーキ　やっぱりリスペクトじゃないですか？ この物語も、2人がどこかを認め合えたときにきっと変わる気がするんです。お互いのパズルのピースがポンと合うタイミングがあるはずなので、僕はそこに期待したい。

リョウガ　一緒になっちゃうけど、僕はそれにプラスして、信頼なんじゃないかなと。ウィンター・ソルジャーはまだファルコンを信用していないし、ファルコンもウィンター・ソルジャーがかつて持っていた闇に対して不信感があると思う。そこがどうにかできればきっといい相棒になれるんじゃないかな。また「今のサム＆バッキーなら、コンビ感でお二人は勝てると思う？」と聞かれましたが……。

ユーキ　今なら……もしかしたら、いけるかも。えっと、まずEMP（電磁パルス）攻撃を仕掛けて、ファルコンの装備を使えなくします。

リョウガ　え、待って!? 勝てるってそういうこと!? 打ち負かすの？

ユーキ　うん、勝てる勝てる。ファルコンの機能を停止させたあと、ウィンター・ソルジャーはやっぱり強いから……カウンセリングの先生を呼んできます。

リョウガ　ええ、あの先生呼ぶの!?

ユーキ　はい！ それでウィンター・ソルジャーを苛立たせます。そしてファルコンとウィンター・ソルジャーが喧嘩し始めます。そこを後ろからボン、よ。勝った！

リョウガ　おいおいおい。勝ったつもりかもしれないけど、とてつもない数の人たちを敵に回したぞ。この2人と戦ったら、現実にいるどんなコンビでも勝てないよ。ダウンタウンさんでも勝てない。

ユーキ　あんなに相性よくてもダメなの!? 朝倉兄弟（総合格闘家の朝倉未来と朝倉海）でもダメなの!?

リョウガ　ちゃんと戦闘力高い例を出してきたよ！ だけどさすがに無理じゃない？（笑） 続いて「お互いは相棒として何点？」と聞かれております。僕らは、ファンの皆さんから「おさななコンビ」と呼んでいただいておりますけど、お互いから見て何点なのかなと。（ユーキを見て）何、その渋い顔は。「（開運！）なんでも鑑定団」やん。

ユーキ　なるほどねえ……。（鑑定結果発表コーナー風に）…………ゼロ！ ………ゼロ！ ……イチ！ ……100%!!

リョウガ　おお、パーセント!? 点数かと思ったんだけど!?

ユーキ　100点ですよ。性格が間逆なので、僕にないものを補ってくれる。僕もリョウガにないものを補う。それでバランスがちょうどよくなるんです。

リョウガ　なるほどね。それは僕も一緒かもしれない。あーでも、100点じゃないかもしれないな。99点。

ユーキ　あと1点は!?

リョウガ　100点って、満点じゃん。つまり満足の“満”じゃん。そこで終わりな気がしちゃう。最後の1点を、ずっと探し続けていきたいなって思うから。

ユーキ　急にかっこつけてるじゃん！

リョウガ　この言葉でちょっとでもいいなって思った人は、動画に高評価お願いします！

ユーキ　（笑）

いつかサムに「バック」と呼んでほしい（リョウガ）

リョウガ　今日はもう1枚フリップを用意しました！ それぞれ次の第4話に期待することを書いて来たので、発表したいと思います。僕は「サム『バック!!』」。これは戻るという意味の「Back」ではなく、ウィンター・ソルジャーの愛称。このドラマでもファルコンが「バック」と呼ぶんですが、バッキーに「その呼び方はするな」と言われてしまいます。その呼び方は、スーパーソルジャーになる前からバッキーの相棒だった、キャップだけのものなんですね。だから、サムとバッキーにもそれくらいの関係になってほしいなと。いつか、バッキーのあごをぷにぷにしながら、サムに「バック」と呼んでほしい。

ユーキ　それは気になりますね！ 僕は「ジモ」です。もともとは敵だったジモですが、今回かなり鍵を握っているんじゃないかなと。

リョウガ　ジモには、実はかつてアベンジャーズと敵の戦いの中で家族を失った過去があって。そのために復讐しようとしていた男なんですよね。

ユーキ　そうそう、だからジモがどう動いていくのかなと。彼の動きによって物語がいろいろと変わってきそうなので、注目していきたいと思っています。

リョウガ　今後、どんなアクションを見てみたい？ まだサムとバッキーの本気を見てないよね。だから僕がもし監督だったら……キャップの盾を2人で使う、そんな未来を作りたい。キャプテン・アメリカって、国旗を背負う平和の象徴で、国民の心の支えとなる概念みたいなものだと思っているんです。だから1人の人物である必要はないんじゃないかなと。ごめん、これもしかしたらネタバレかも！

ユーキ　当たってるかもしれないよね！（笑）

興奮を分かち合いたい（ユーキ）

リョウガ　コメント欄では、マーベル初心者の方から「興味が出てきた」「シリーズをいちから観てみます！」と言ってもらえているみたいです。ありがとうございます！

ユーキ　（拍手しながら）ようこそ沼へ、おめでとうございます！

リョウガ　あはは！ 本当におめでとうだよ。マジで面白いから！

ユーキ　僕はマーベル初心者ですが、このドラマを観ていて鳥肌が立ちましたし、感動しました。アクションが好きなので、心が躍るシーンもたくさんありました。リョウガや超特急メンバーのカイのように、周りにマーベルを好きな人、詳しい人がたくさんいるので、いろいろ教えてもらったり、コミュニケーションを取れたりしたら面白いですよね。興奮を分かち合いたいです。

リョウガ　そうですね。今日はこうやって好きなものを公式の場で語れるという、オタクとしてすごくありがたい時間でした。ユーキは沼に片足をズブッと入れたばかりなので、頭のてっぺんまで落とし込んでいきたい！

（構成：浅見みなほ）