映画、ドラマ、舞台など活躍の場を広げる俳優・小関裕太。ドラマ「ごめんね青春!」ではトランスジェンダーの高校生、連続テレビ小説「半分、青い。」では英語と関西弁混じりのイントネーションを操る帰国子女、映画「春待つ僕ら」では天才バスケ選手と、作品ごとにまったく違う顔をのぞかせる。
映画ナタリーでは「Panasonic presents デジナタ」連載の一環で、映画や音楽から多くの影響を受けてきたという小関に、自身がセレクトした「音を楽しみたい映画」を鑑賞してもらった。照明器具にスピーカーを搭載した「AIR PANEL LED THE SOUND」で味わう、新感覚の映画体験とは?
取材・文 / 金須晶子 撮影 / 後藤壮太郎
ヘアメイク / shibuya(vitamins) スタイリスト / Satoshi Yoshimoto
衣装協力:パンツ 税込1万8000円 / イールプロダクツ(イールプロダクツ中目黒 03-6303-0284)、その他 すべてスタイリスト私物
Panasonicスピーカー付きLEDシーリングライト「AIR PANEL LED THE SOUND」
LEDシーリングライト「AIR PANEL LED」にBluetooth®スピーカーを搭載。同梱のワイヤレス送信機をテレビにつなげば、テレビの音声が天井から降り注ぐ。照明は直下を照らすセンター光と、上下左右に光を拡散させるパネル光の2つの仕組みを採用。あかりの点灯パターンから音のコントロールまで、細かい調整もスマートフォンで簡単に操作できる(※HH-XCD1288A、0888Aのみスマートフォン対応)。消灯時もスピーカーのみで使用可能だ。電源コードやケーブルなどの配線作業が不要のため、天井や床面がすっきりするのも特徴。
Panasonic「4Kチューナー内蔵ビエラ GX750」
BS4K / 110度CS4Kチューナー内蔵、4K VOD対応のテレビ。この1台で高画質な4K番組の視聴、録画が可能だ。地上デジタル放送やBlu-ray、YouTubeなどネット動画の映像を4K映像にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」が進化し、ノイズを抑えて映像が補正される。4K高輝度IPSパネルで、明るいリビングや斜めからでも観やすい。ネット動画のほかNetflix、dTV、ひかりTVといったVODサービスでも4K映像が視聴できる。
目覚ましにもサプライズにも最適!?
──本日はLEDシーリングライトとBluetooth®︎スピーカーが一体化した「AIR PANEL LED THE SOUND」で、小関さんが選んだ“音を楽しみたい映画”をご覧いただきたいと思います。ご自宅では照明にこだわっていますか?
今の部屋は納得できる環境じゃないんです。でも& PremiumやCasa BRUTUSのようなカルチャー雑誌を読んだり、Instagramで空間演出の写真を見るのが好きなので、いろいろこだわりたいとは思います。この間、あかりの演出に特化した本を読んでみたら、テレビの後ろやソファの下に照明を置いたり、にじんだあかりを楽しんだり……そんなことが書いてありました。照明にこだわった部屋って色気がありますよね。映画の撮影現場で照明スタッフさんに「家でも照明にこだわるんですか?」って聞いたりもしました。「毎日仕事でやってるから全然こだわらない」って言ってましたけど(笑)。
──備え付けの照明はどのようなタイプですか?
もとから暖色系のライトが2つあって、真ん中の空いているところに蛍光灯を取り付けました。夜ゆったりしたいときは暖色系、作業するときは明るく切り替えています。僕、部屋が暗いと二度寝三度寝しちゃうので、早起きするときは照明を全部点けて寝るんです(笑)。
──眠りが浅くなってしまいそうですね。この「AIR PANEL LED THE SOUND」はスマートフォンで明るさを微調整できるだけでなく、タイマーも設定できるんです。お好きな時間に自動であかりを点けることも可能ですよ(※HH-XCD1288A、0888Aのみ対応)。
素晴らしい! ちゃんと暗くして寝られるんですね。目覚ましにいいなあ(笑)。
──どうぞ、実際にスマホで操作してみてください。映画鑑賞にぴったりのシアターモードや、文字がくっきり見える全灯モードなどのパターンに変えられます。さらに明るさや色味もスマホ画面で調整できるんです。
明暗の操作が簡単ですね。サプライズするときにいいかも! まず消灯して……「ハッピーバースデー♪」って歌いながら徐々に部屋を明るく。部屋のスイッチをパチパチしなくても大丈夫です(笑)。
──スピーカー搭載なので、サプライズのBGMも流せます。
最高ですね!
拍手の音に包み込まれているみたい
──音質にもこだわりはありますか?
5.1chスピーカーに興味があるんですけど、なかなか手を出せなくて。
──「AIR PANEL LED THE SOUND」は備え付けのアダプタに取り付けるだけで簡単に設置できるんです。天井のスピーカーから音が降り注ぐため、テレビや映画を観ながら光と音に包まれる感覚を味わえますよ。
どういう感覚なんだろう……。楽しみです!
──それでは実際に映像を観ていきましょう。まずはデイミアン・チャゼルが監督を務めた「セッション」を選んでいただきました。
- 「セッション」(2014年製作)
- 発売中
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売元:ギャガ -
[Blu-ray] 3024円
GOBS-1518
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監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズほか
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ジャズドラマーを目指す学生ニーマンと、名門音楽大学の伝説の鬼教師フレッチャーの壮絶なレッスンの日々が描かれる。監督のデイミアン・チャゼルは本作で高い評価を受け、のちに「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」を手がけた。
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作品全体が好きなんですけど、クライマックスの演奏シーンが特に圧巻で。徐々に積み上げられてきたものが最後の最後でマックスに達する。「セッション」を初めて映画館で観たとき、体がしびれて席から立てなくなっちゃいました。
──ではラストの一連のシーンを観てみましょう。
わあ、本当に上から音が降ってくるんですね! (劇中の)お客さんの拍手の音に包み込まれているみたいです。ピアノは高音と低音が特にハッキリ聴こえる気がします。ドラムのハイハットも細かい音まできれい。環境音がほわっと広がる中、楽器の音1つひとつがコツンコツンと当たっているような感覚があって心地いいです。これが「音が降り注ぐ」ということですね!
──実は小関さんから「セッション」のタイトルが挙がってきたことが少し意外でした。「ハリー・ポッター」や「メリー・ポピンズ」といったファンタジーが好きだと聞いたので。
僕、皮肉っぽい映画が大好きなんです。皮肉、グロテスク、ホラー大好きです。僕は「セッション」は戦争映画だと思っています。ぶつかり合って、憎しみや怒りを押し殺し、時にはそれを爆発させたり。思わず息をのんでしまいます。それに僕自身、何かを練習して会得するときの集中力が高まる感覚が好きで。駄目出しをされても負けずに食らいつく主人公への共感もあって、この映画が好きなんだと思います。
──主人公への共感があったんですね。本番やプレッシャーには強いほうですか?
強いほうだと思います。というか、プレッシャーは感じないです。前はいちいち傷付いてましたけど、今は悔しいと思うのは数秒だけ。あとは改善していくのみです。
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ギター音やベース音を聴くのもいい