映画「
本作は米オクラハマで発生した超巨大竜巻“ツイスターズ”を破壊するために立ち上がる人々を描いたアクションアドベンチャー。竜巻にトラウマを抱えながらも破壊計画に協力する気象学の天才ケイトに小芝、竜巻を追いかけることに執念を燃やすタイラーに津田が声を当てた。
プレミアはケイト役の
この日、上映されたのは4DX吹替版。事前に4DXでの鑑賞を体験している小芝は「もう圧倒される。迫力満点すぎます。4Dは初めてだったんですけど、ミサイルがここ(耳の後ろ)からピュンッて飛んでく感じとか。竜巻の砂埃がけむりで再現されていたり。本当に映画の中に入り込んだような感覚でした。たまに座席の後ろから押される感覚もあって。『ちょっと待って待って!』みたいな(笑)。テーマパークに来たようで、すごく楽しかったです」と感想を伝えた。
劇中では、火柱竜巻、双子竜巻、巨大なメガ竜巻など、一筋縄ではいかない多彩な竜巻が暴れ回る。同じく4DX版を体験済みの津田は「竜巻が来るたびに『おっと来るぞ……』とピクッと身構えますよね。あれは本当に楽しい。竜巻が何発も来ますから」と吐露。「竜巻ってふわってできるんですよね。急に目の前に現れる。あの感じがめちゃくちゃ怖い。しかもそれがすさまじく巨大になる」と恐怖をあおった。
洋画の吹替は、2018年公開の「くるみ割り人形と秘密の王国」以来2度目となる小芝。アフレコでは苦戦する場面もあったようで「特にこの作品は吐息が漏れたり、息が荒かったりするシーンも多いので、わりと何回も酸欠になりながら、アフレコしましたね。デイジーさんのお芝居を観ながら『ここで息を吸ってるな』とか、ずっと意識して、耳で聞いて、がんばりました」と振り返る。そんな小芝の芝居を、津田は「小細工一切なしの体当たり。自分の持てる力をすべて画面に焼き付ける感じが気持ちよかったですね。とにかく気持ちとエネルギーが伝わってきた。ケイトのキャラクターにもぴったりだったと思います」とたたえた。
仲間とともに竜巻を追いかける“竜巻チェイサー”という役どころのタイラー。そのテンションの高さに、津田は当初は戸惑いもあったそうで「僕自身、あんまりウェーイ!みたいなキャラクターはやらない(笑)。こいつらイカレてると思いましたね。最初に1人で映像をチェックしてるとき、みんながウェーイ!イェー!って言うから、どれがタイラーの声なの?みたいな(笑)。探すのにすごく時間かかりました。アッパーだし、“竜巻チェイサー”って何?と思いましたね」と笑い混じりに明かした。
最初は反目し合うケイトとタイラーの関係性の変化も見どころの1つ。津田は「グレン・パウエルさんは意地悪な感じがすごくうまい。でも、徐々に本質が見えてくる。実は……というのがとっても素敵。演じていて、すごく楽しかったですね」と回想。小芝も「『なんじゃコイツ?』と思うようなタイラーが出てきたから、ケイトにも火が付く。ライバルだと思っていたタイラーが一番力強い味方になって一緒に闘うことになって、その感情の変化が素敵です」と話した。
家族や友人を映画に誘うならどんな誘い文句がいいかを考えるプレゼン対決も。小芝が圧倒的な“竜巻モンスター”と対峙する体験の魅力を打ち出したかと思えば、津田は「ゴゴゴゴゴ ブォー!! ワー!! ギャー!! …ジーン」と擬音だけで紹介。小芝も大いに笑いながら「擬音で言うとそうですね(笑)。最後の“ジーン(とくる)”がいいですね。迫力だけじゃなくて人間ドラマがちゃんとある」と納得の様子を見せた。
「ミナリ」の
映画「ツイスターズ」日本語吹替版予告
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