主演アンドラ・デイが熱唱、ビリー・ホリデイとFBIの攻防描くサスペンスの本編映像

ジャズシンガーのビリー・ホリデイとFBIの対決を題材としたサスペンス「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本日2月11日に公開初日を迎えた本作。1940年代アメリカで、大ヒット曲「奇妙な果実」が人種差別を告発しているという理由により、FBIに追われながらも人々を魅了してきたビリーの壮絶な人生が描かれる。ビリーを演じた歌手のアンドラ・デイは、第78回ゴールデングローブ賞ドラマ部門の女優賞に輝いた。

このたびビリーが代表曲「Ain't Nobody's Business」を歌うシーンが解禁に。FBIに狙われ、麻薬の使用で逮捕されたビリーがステージに復帰する場面だ。当初はデイにリップシンクさせる意向だったというが、監督のリー・ダニエルズが変更し、実際に歌唱する形で撮影された。ダニエルズは「ビリーは自分の真実を生きた。彼女は同じ歌を同じ方法で歌ったことがなかった。何度も繰り返す術を知らなかったんだ」と語っている。

「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」は東京・新宿ピカデリーほかで上映中。