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恋愛ゲームアプリ「イケメンシリーズ」のスタッフが手がけた本作では、“人生迷子中”の28歳・大原春子と、恋愛ゲームの画面から現れたナポレオンの奇妙な同居生活が描かれる。武田が春子を演じ、濱が春子の幸せ探しを応援するナポレオン役、染谷が春子が片思いする会社の先輩・岩田伸吾役で出演した。
春子について染谷は「武田さんが一生懸命で健気に演じていらっしゃったので、応援したくなる主人公になったと思います」とコメント。武田が「脚本読み合わせのとき、監督から『観客が春子を応援したくなるように演じてほしい』と言われたことを覚えています」と述べると、頃安は「主人公の気持ちが内に入りがちになってしまうと観客がキャラクターに入り込めなくなってしまうので、素でいてくださいと話しました」と説明した。
また「こういったキラキラしたラブコメを作るのはほぼ初めて」だという頃安は、「何が一番キュンとするのかをすごく考えて、脚本家とも相談して作っていきました。現場ではナポレオンが春子の頭をぽんぽんとする場面が多かったので、濱くんに『別のはないかな?』と聞いてみたり」と胸キュンしぐさに悩んだ様子を見せる。濱は「“頭ぽんぽん”もヨシヨシなのかワシャワシャなのか、いろいろ種類があると思ったので監督と一緒にやってみました(笑)。僕もキュンキュン映画は初めてだったので、最初の頃はみんな探り合いでしたね」と回想。一方、実際に“頭ぽんぽん”をされた武田は「濱さんの手が大きかったので、子供の頃の気持ちに戻りました」と照れた様子で感想を口にした。
終盤には、染谷がメイクルームでの一幕を暴露されるシーンも。武田が「部屋に入ったら、染谷さんが『ムーミン』を観ていたんです。『どんな映画が好きなんですか?』と聞いたら、B級グロ映画が好きだと言っていたので、なんだか意外な印象で……」と話すと、染谷は「『ムーミン』はメイクさんが観てたんですよ」と笑いながら否定。武田から「でも染谷さんが観たがったってメイクさんが言ってましたよ」と詰められるも、「言ってないよ!」と否定の姿勢を貫く。濱は「完全に“ムーミンの方”だと思ってました」と打ち明け、会場に笑いを起こした。
「ナポレオンと私」は全国でロードショー。
武田梨奈の映画作品
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華蓮@越中国 @ichigo_cori
染谷俊之は“ムーミンの方”、「ナポレオンと私」現場裏を武田梨奈と濱正悟が明かす(写真15枚) https://t.co/3LVuWahCVh