タタール人の砂漠
タタールジンノサバク
上映時間:141分 / 製作:1976年(伊=仏=西独)
解説 1907年イタリア。士官学校を卒業したばかりの青年ドローゴの着任の日が来た。赴任地は国境の砦バスティアーノである。そこには、かつて猛威をふるった狂暴な騎部武族タタール人の伝説があった。不毛な土地で姿なきタタール人の襲撃に怯える兵士たち。苦悶と焦燥のうちに年月が無為に過ぎ去っていく。中尉にまで昇進したドローゴだが、長期間にわたる要塞での生活は、彼の肉体と精神をむしばんでいた……。ヨーロッパ人が抱くアジアに対する潜在的恐怖感を背景に、錯綜する心理劇が展開する。1982年に52歳の若さで他界、その寡作ぶりで知られるV・ズルリーニの遺作。音楽はE・モリコーネ。
スタッフ |
監督:ヴァレリオ・ズルリーニ
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キャスト |