人生への回帰
ジンセイヘノカイキ
上映時間:120分 / 製作:1949年(仏)
解説 第二次世界大戦からの帰還をテーマにした、4人の監督たちによるオムニバス映画。瀕死の状態で帰郷した女の遺産をめぐる物語を描いたA・カイヤットの裁判劇「エマの場合」、戦争から戻っても職がないためホテルのバーテンダーとして働く男の日常をコミカルに描いたG・ランパンの「アントワーヌの場合」、ドイツの収容所から生還した男が、フランスで捕虜となったドイツ兵と対峙するH・G・クルーゾー監督の「ジャンの場合」、故郷に帰ったものの妻には逃げられ、アパートは他人に占領されてと、大災難男の悲喜劇を描いたJ・ドレビル監督の「ルネの場合」、ドイツ人女性と結婚した男と村人の葛藤を描いた同じくドレビルの「ルイの場合」の全5話で構成。それぞれ、フランス映画の一時代を支えた巨匠たちの競作が興味深い。
スタッフ |
監督:アンドレ・カイヤット
|
---|---|
キャスト |