ロベルトは今夜

ロベルトハコンヤ

上映時間:100分 / 製作:1977年(仏)

解説 作家、エッセイスト、画家など、マルチグラウンドで活躍中のクロソフスキーが、自らの代表作『歓待の掟』から第1部「ロベルトは今夜」第2部「ナントの勅令破棄」を脚色。自分の妻ドゥニーズとともに夫婦で主演した、退廃と官能に彩られた、究極のプライベート・フィルム。60歳を過ぎた神学教授オクターブは、自分の若妻ロベルトを、堕落した女に仕立て上げることに異常な快楽を感じていた。妻を他の男に与え、それを覗き見て恍惚とするオクターブ。ロベルトは、初めは夫の願望を受け入れ、淫らなセックスにふけるが、次第にそんな生活に耐えられなくなり、夫を殺す決心をする。ロベルトの胸をまさぐる手、彼女を背後から抱きしめる鎧の男などなど、シュールでエロティックなシーンが鮮烈のきわみ。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ピエール・ズッカ
原作:ピエール・クロソフスキー

キャスト

ピエール・クロソフスキー
ドゥニーズ・モラン・サンクレール
マルタン・ローブ
ジュリエット・ベルト
ダニエル・シュミット