バートン・フィンク
バートンフィンク
BARTON FINK
製作:1991年(米)
解説 独自のスタイルでアメリカ映画界をリードする存在となったジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、カンヌ映画祭で満場一致のグランプリを獲得した作品。ニューヨークの劇作家バートン・フィンクはハリウッドに招かれて映画のシナリオを書くことになる。彼がチェック・インしたホテルは、ハリウッドのイメージからほど遠いうす暗く不気味な雰囲気が漂っていた。このホテルの一室で、バートンは悪夢のような日々を過ごすことになる。社会派の作品を書きたい彼にあてがわれたのはB級のレスリング映画の仕事。まったく仕事が進まずスランプに落ち込んだバートンの精神状態を反映するかのように、彼のまわりではまるで現実とは思えない出来事が静かに進行していく。ふとしたことから知り合いになった隣の部屋の太った男チャーリーは非常に気だてのいい男だったが、彼は実は連続殺人犯だという情報がバートンの耳に入り……。息苦しさ、むし暑さなどの生理的感覚を見事に描き出した映像と音響には感服。
スタッフ |
監督:ジョエル・コーエン |
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キャスト |
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受賞歴 |
第44回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
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