阿賀に生きる

阿賀に生きる

アガニイキル

製作:1992年(日本) / 配給:邦画マイナー=「阿賀に生きる」製作委員会

(C)阿賀に生きる製作委員会

解説 豊かな水量を誇り、日本海へと注ぐ新潟県、阿賀野川。有機水銀の垂れ流しによって水俣病をもたらしたことでも知られるこの川の、流域に住む老人たちの姿を捉えたドキュメンタリー。80歳になってなお、田に出ようとする老夫婦や、元舟大工で頑固者の老人、そして、未だ公害病の後遺症と闘い続ける人々。彼らの生き生きとした表情を、温かい視点で追っていく。映画のスタッフたちは4年間、村で共同生活を送り、田んぼ仕事を手伝ったりしながら、老人たちとの生活に溶け込んでいった。その成果は顕著に本作の中に表れ、撮る側と撮られる側の壁を越え、作り手の愛情を自然に映し出す作品に仕上がった。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:佐藤真

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