ケス
ケス
KES
製作:1969年(英)
解説 英国映画史を語る上で欠かせない、名匠K・ローチの代表的傑作。1960年代後半のイギリス・ヨークシャー地方の炭坑町。母親と炭坑で働く粗暴な兄と暮らしている15歳の少年ビリーは、スポーツが得意なわけでもなく、将来の夢や希望があるわけでもなかった。そんなビリーにとって、ただ一つの楽しみは、餌付けに成功したハヤブサのケスとたわむれることであり、ケスはたった一人の友だちだった。少年をとりまく過酷な社会環境を、痛烈かつ素朴なタッチで描出。炭坑町のくすんだ風景や少年がハヤブサを飛ばす草原を捉えたC・メンゲスの映像も素晴らしい。長年未公開だったが、1996年に劇場公開された。
スタッフ |
監督:ケン・ローチ |
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キャスト |