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劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」|古谷徹(安室透役)インタビュー 大人のしたたかさと色気をテーマに、安室透の新たな魅力をお届け

青山剛昌の「名探偵コナン」を原作とした劇場アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」が、ついに封切られた。劇場版第22弾となる今作は、「純黒の悪夢(ナイトメア)」での活躍も記憶に新しい、人気キャラクターの安室透がメインキャラクターとして登場。映画の詳細が発表された際にはSNSを中心に大きな盛り上がりを見せ(参照:劇場版「名探偵コナン」新作は安室透がメインキャラ!コナンと公安警察が衝突)、安室に関連したさまざまなニュースもたびたび話題をさらった。「ゼロの執行人」では、大規模な爆破事件を発端に、探偵であるコナンと安室の所属する公安警察が真っ向から衝突するストーリーが展開される。

コミックナタリーでは映画の公開を記念し、安室透役の古谷徹にインタビューを実施。映画の見どころはもちろん、「純黒の悪夢」やテレビシリーズについても振り返ってもらった。

なお映画のストーリー本編に関する内容も含まれているので、鑑賞前にネタバレを見たくない方はご注意を。

取材・文 / 熊瀬哲子 撮影 / 山本哲也

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劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」

物語は、開催を控えた東京サミットの会場である、新設の巨大施設エッジ・オブ・オーシャンで大規模な爆破事件が勃発するところから始まる。現場に残された指紋から、かつて警視庁に在籍していた毛利小五郎が犯人と断定。小五郎の無実を証明しようと真実を追求するコナンだが、彼の前に正義の味方であるはずの安室透が立ちはだかる。そんな中、サミット開催の日は大型無人探査機「はくちょう」が、地球に帰還する日であることが判明。迫るXデーに何が起こるのか。そしてトリプルフェイスを持つ謎の男・安室透は敵なのか、味方なのか。クライマックスに向けて“復讐のカウントダウン”が刻まれる。

探偵、黒ずくめの組織、公安警察…… 3つの顔(トリプルフェイス)を持つ男・安室透

安室透は私立探偵、黒ずくめの組織の探り屋、公安警察官と3つの顔を持つ。

私立探偵としてコナンたちの前に現れた安室透。名推理を行った小五郎に弟子入りし、探偵事務所の下にある喫茶ポアロで働き始めることに。また安室は黒ずくめの組織で探り屋として働くバーボンという裏の顔を持ち、同じく黒ずくめの組織の一員であるベルモットと行動を共にすることが多い。そんな安室の本名は降谷零。警察庁の警備局警備企画課、通称公安警察に所属し、黒ずくめの組織に潜入する公安警察官としての顔こそが、彼の真の姿だ。子供の頃は「ゼロ」というあだ名で呼ばれていたという。

古谷徹(安室透役)インタビュー

この作品の肝となる、クライマックスの“ドキッとするセリフ”

──「名探偵コナン ゼロの執行人」、楽しく鑑賞させていただきました。メインキャラクターとして活躍する安室透もとてもカッコよかったです。

古谷徹

本当ですか? ありがとうございます!

──今までもトリプルフェイスを巧みに使い分ける魅力的なキャラクターだと感じていましたが、今回の映画でさらに安室のファンになる方も多いんじゃないでしょうか。古谷さんは完成した映画をご覧になっていかがでしたか?

自分のお芝居は間違っていなかったなと思いました。ただ、まだ客観的には観られなかったので、どこまで皆さんに楽しんでもらえるだろうかと。これは絶対ヒットする、劇場版「コナン」史上、また1位を更新するぞ、とまではまだ思えていなくて。

──昨年公開された「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」は、2017年の邦画興行収入ランキング第1位を記録しましたし、「名探偵コナン」の劇場版シリーズは5年連続で興行収入の最高記録を更新していますからね。

2017年に公開された映画「名探偵コナン から紅の恋歌」のビジュアル。©2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

そうなんです。なので責任を感じていて、若干の不安はありますね。

──少なからずプレッシャーも感じられていると。今回の映画で安室透がメインキャラクターであると知ったときはどうでしたか?

もちろんうれしかったです。ですが、正直に言うと「純黒の悪夢」で安室透がブレイクして、それまで以上にファンの方も増えてくださった中、こんなに早くまたメインキャラクターとして劇場版に登場させてもらっていいのかなって。早過ぎるんじゃないかなと最初は思いました。

──確かに、「純黒の悪夢」の公開からまだ2年しか経っていないですもんね。

そうなんですよね。ストーリーに関しては、いくつかの予告映像と「ゼロの執行人」というタイトルから、公安警察が舞台になるんだろうなというのは想像していたんです。公安は組織犯罪を扱うことが多いので、大規模なテロに安室とコナンが力を合わせて立ち向かっていくのかなと考えていたんですが、台本を読んで、意外とそうではなかったので驚きました(笑)。

──安室がコナンの敵なのか味方なのか、後半までわからず気になりながら観ていました。

映画「名探偵コナン ゼロの執行人」の「バトルヴィジュアル」。

コナンくんにも(映画の中で)「今回の安室さんは敵かもしれない」と言われていましたからね。「純黒の悪夢」ではコナンくんと力を合わせて未曾有の大惨事を防ぐことができて、心が通じ合っていると思っていたのに(笑)。「本当に敵なのか?」というのは全然わからなかったですし、気になる展開だったので、台本を読んでホッとしました。

──演じる古谷さんは、味方であったはずの安室を観客に敵としても見せないといけないわけですよね。

そうなんですよ。収録中もスタッフの方から「もう少し“悪っぽく”見えるようにしてください」というオーダーがありました。そして公安警察の警察官として、目的のために手段を選ばない“大人のしたたかさ”も出していかないといけない。そういう部分を見せられるセリフが随所にあったので、そこは思いっきりやっておいたほうが後々の展開に活きるんではないかなと考えながら演じていきました。

──ほかにも意識した点はありますか?

物語のクライマックス、狂気的な笑みを浮かべる安室。

大人のしたたかさに加えて、僕の中でもう1つテーマにしていたのが“色気”なんです。(安室の部下である)風見との雨のシーンですとか、クライマックスで車を運転しているところの狂気の笑みですとか、そういうところもポイントで。自分は男なのでよくわからないんですけど、女子にとってはあの狂気の笑みもいいらしいんですよ!

──ああ、私もあの表情は好きです(笑)。

そういうシーンはたくさんセリフがあるわけではないんですが、細かい息遣いや短いセリフの中で、どれだけ安室の新しい魅力を出せるか、というのを大事に考えていきました。

──「こういうシーンが女子の心に刺さっているらしい」というのは、周りの反応を受けて感じられた部分なんですか?

アフレコ中、隣に鈴木園子役の松井菜桜子さんが座っていたのでいろいろ聞きましたよ、女子の気持ちを(笑)。テストでいくつかのシーンを演じるたびに「どうだった?」って聞くと、「キュンキュンしました!」って言ってくれたので、「ああ、これでよかったんだ」って安心していました(笑)。

──それで言うと、「ゼロの執行人」の公式サイトにも青山剛昌さんからのコメントが掲載されていますが、その中に「クライマックスのコナンくんと安室さんのセリフのやりとりは、観た人みんな、“ドキッ!”とするんじゃないかなぁ?(笑)」と書かれていて。あのシーンは注目ですよね。

古谷徹

その“ドキッとするセリフ”が、僕にとってはこの作品の肝になっていました。あのセリフで安室ファンを“キュン死”させようと思っていましたので……。

──したと思います(笑)。

ふふふ(笑)。僕にとっては一番大事なセリフでした。

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“赤い人”の存在

劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」
2018年4月13日(金)より全国東宝系にてロードショー
劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」

原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
音楽:大野克夫
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹 ほか
配給:東宝
製作:小学館 / 読売テレビ / 日本テレビ / ShoPro / 東宝 / トムス・エンタテインメント

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古谷徹(フルヤトオル)
古谷徹
7月31日生まれ、神奈川県出身。声優、俳優、ナレーターとして活動。青二プロダクション所属。幼少期に劇団ひまわりに入団し、子役として活動を開始。10歳のときに映画「ローマに咲いた恋」の吹き替えを務め、声優デビューを果たす。1966年にはアニメ「海賊王子」の主人公・キッド役でアニメに初出演。1968年、当時15歳でアニメ「巨人の星」の主人公・星飛雄馬役を演じ注目を集める。代表作に「機動戦士ガンダム」(アムロ・レイ役)、「ドラゴンボール」(ヤムチャ役)、「聖闘士星矢」(ペガサス星矢役)、「美少女戦士セーラームーン」(地場衛 / タキシード仮面役)、「名探偵コナン」(安室透役)、「ONE PIECE」(サボ役)など。