コミックナタリー Power Push - ウルトラジャンプ

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ジャンプフェスタにジョジョの奇妙な壁が出現ッ!?

去る12月19日・20日に幕張メッセにて行われた、集英社による祭典・ジャンプフェスタ2016。イベントに荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」を題材にした、“奇妙な”壁「ジョジョウォール」が出展されるとの情報をキャッチしたコミックナタリーは、早速会場を訪れてみた。

会場の様子。

横幅10mはあろうかという「ジョジョウォール」。壁面には2016年4月よりTVアニメがスタートする第4部「ダイヤモンドは砕けない」と、ウルトラジャンプにて連載中の「ジョジョリオン」、杜王町を舞台にした2作に登場するキャラクターのイラストがちりばめられている。

「ジョジョウォール」の壁面。第4部と第8部に登場するキャラクターの顔が総柄でちりばめられている。 壁面の無地部分に、プロジェクターで映像が投影される。

また壁面の無地部分にはプロジェクターで「ジョジョ」にまつわる映像を投影。映像は「GION」「SOFT & WET」「ROHAN」「THE HAND」「BORN THIS WAY」の5種類が用意されており、壁を手でタッチすると、映像にさまざまな変化が起こるという趣向だ。

「SOFT & WET」 「ROHAN」

「ゴゴゴゴゴ」「メギャン」「グッパオン」など「ジョジョ」おなじみの擬音が映し出される「GION」では、文字に触れることでスピーカーより、各擬音をイメージしたサウンドが流れ出す。8部の主人公・定助のスタンド名を冠した「SOFT & WET」の映像には、その能力にちなみ無数のしゃぼん玉が登場。しゃぼん玉にタッチすると、「パチン」という音とともに玉が弾ける。

「ROHAN」は第4部に登場するマンガ家の岸辺露伴、「THE HAND」は同じく第4部の虹村億泰をフィーチャーした映像。「ROHAN」では露伴にまつわる劇中のコマにタッチするたび、ベタやトーン、セリフなどが追加されていく。一方「THE HAND」は真っ黒なスクリーンを手で上下左右になぞり続けることで、隠れていたイラストが登場するという内容だ。「BORN THIS WAY」では、第8部よりボーン・ディス・ウェイのエピソードを再現。ページを開くと、バイクのエンジン音とともにスタンドが姿を現す。

さらにブースには等身大の仗助フィギュアが設置されたほか、第4部と第8部の試し読みコーナーも設けられていた。

「ウルトラジャンプ」

連載タイトル

秋★枝「恋は光」/荒木飛呂彦「ジョジョリオン」/井上淳哉「La Vie en Doll ラヴィアンドール」/舞城王太郎×大暮維人「バイオーグ・トリニティ」/落合さより「ぎんぎつね」/オノ・ナツメ「レディ&オールドマン」/カガノミハチ「アド・アストラ ―スキピオとハンニバル―」/夏達「長歌行」/成家慎一郎「ラパス・テーマパーク」/林家志弦「はやて×ブレード2」/皆川亮二「PEACE MAKER」/Monty Oum & Rooster Teeth Productions原作、三輪士郎漫画「RWBY」/Sound Horizon原曲、桂遊生丸漫画「Moira」/鈴木マナツ「コネクト」/紙魚丸「惰性67パーセント」/新貝田鉄也郎「怪人ようちえん monster's kindergarten」/カラスマタスク「ノー・ガンズ・ライフ」/島崎麻里「アリアドネの冠」/中田春彌「Levius/est」/LRIG原作、nini漫画「selector infected WIXOSS~まゆのおへや~」

荒木飛呂彦「ジョジョリオン(11)」 / 発売中 / 432円 / 集英社
「ジョジョリオン(11)」

謎の果実の鉢植えを持つ男、大年寺山愛唱を倒したつるぎと康穂。そこへ定助が合流し、果実の栽培場所と思われる杜王スタジアムへ向かおうとするも、妙な女が突然現れて……。彼女は定助のことを知っているようだが!?