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アニメ「魔法使いの嫁」種﨑敦美×竹内良太インタビュー|みんな、帰りたい家がある

竹内さんはエリアスそのものかな?っていうくらいまんま(種﨑)

──先程竹内さんからチセと種﨑さんの似ている部分についてのお話がありましたが、種﨑さんから見て、エリアスと竹内さんが重なる部分はあるのでしょうか。

種﨑 そのものかな?っていうくらいまんまだなって思います(笑)。

竹内 そのものですか?(笑)

種﨑 見た目はもちろん違いますけど!(笑) 本当にエリアスみたいだなって思うことがあって。優しくて人間ができていらっしゃる方ではあるんですけども、子供みたいな部分があるっていうのが近いんですかね……うまく言えないんですけど、ドラマCDや「星待つひと」前篇の頃よりもさらにエリアスに近づいている気がします。でも別にご本人が変わったってわけではないんでしょうから……。最初のうちから「似てるなあ」って思ってはいたんですけど、どこが?って言われると難しいですね。でも長沼監督たちも、そこが透けて見えたから、エリアス役に竹内さんを選んだのかなと思うんです。

竹内良太

竹内 そうであったらうれしいですね。なんですかね。ある意味チセ以外に興味がないみたいな?

種﨑 ああ、奥様をすごく大事にされているなとは思います!

竹内 あはは(笑)。

種﨑 すごく奥様を大事にしてらっしゃるんですけど、その奥様に万が一何かがあったとき、チセに何かあったときのエリアスのようになってしまいそうだなって感じたことがあります(笑)。

「まだその距離感ではない」とストップをかけられる2人

──2015年にヤマザキさんにインタビューさせていただいた際、チセとエリアスの関係について「いまの所は『親子』『恋人』『友達』『師弟』……そういう言葉のどこかにはっきりした形で落ち着かないように気を付けつつ描いているつもりです」と発言されていらっしゃいました(参照:「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」特集、ヤマザキコレインタビュー )。おふたりは2人の関係性をどう見ていますか?

テレビアニメ「魔法使いの嫁」より、チセとエリアス。

竹内 竹内はもう、もじもじしちゃいます。アフレコのときも「チセに近づきすぎ」っていうご指摘をはたさんからいただくことが多くて。無意識にチセに近づいてしまうことがあるんですけど、「まだその距離感ではない」と。「その距離感になるのはずっと先」ということをよく言われるんですよ。テストのときにしっかり調整をして、本番では距離を離したりするんですが、どうしてもそのときにもじもじしちゃう。ドラマCD、「星待つひと」では2人の距離がある程度縮まっているところから始まっている分、早く近づきたいって思ってしまいます(笑)。

種﨑 その先を知ってますからね。

竹内 そうそう。先を知っている分、もどかしい気持ちになります。ただ、そのもじもじしているところが2人らしくていいんだろうなと思いながらやらせていただいているので。そこを信じつつも、今後は2人の距離が縮まるいいシーンもいろいろと待っていますので、早くそういう場面を演じられたらいいなと思っています(笑)。

種﨑 私は先生の思惑通りというか、チセとエリアスはどんな言葉にも当てはめられない関係性だなというのは感じていて。同人ラジオに「新婚夫婦」としてメールをいただいたとき、「新婚夫婦か……」って、間違いではないけど、そうではないような……でもほかに言い換える言葉はどれが正解なんだろうって、すごく考えたんです。結局正解はわからないままなんですけど、原作の7巻や8巻を読んでいると、まるで母と子のようだなというのは少し感じました。

竹内 ああ、確かに。

テレビアニメ「魔法使いの嫁」より、チセとエリアス。

種﨑 でも、私もつい最近のアフレコではたさんに「まだ、まだだよー」って言われたんです(笑)。「(チセとエリアスは)まだそこまで近づきすぎてないよ」って。私はそうやって言われたのが初めてだったので、「言われたー!」って(笑)。

竹内 ははは(笑)。2人がそれくらい近づくのはまだ先だからと。

──チセとエリアスは本当にじっくりと関係性を築き上げていってるんですね。

種﨑 本当に気持ちの進み方が丁寧だなと思います。

竹内 その分、アニメーションの表情のほうで物語ってくれているんだと思います。僕らが声やセリフで出すものがすべてでなく、絵で見ていただくところも大切にされているので。本当にバランスがいいというか、総合的に見て作っていただいているんだなっていうのは感じますね。

もともとそこにあったものが、色づいて美しく見えてくる

──和田プロデューサー、長沼監督は「魔法使いの嫁」のアニメは“家”をテーマにしているとお話ししていて、“家族”という存在ではなく、“家”という場所をテーマに掲げているところが、チセとエリアスの名前のない関係性に通じるものがあるのかなと思いました。

種﨑 最近考えていたんですけど、「魔法使いの嫁」を読んでくださっている方は、もしや……みんな家に帰りたいのでは?って思ったんです。それが家でなくても、誰かのそばや、いつも行っている場所に帰りたくて、そんなところに共感していただいているんじゃないかと。みんな帰りたい家がある。それが「魔法使いの嫁」の魅力なんじゃないかなと思います。

──なるほど。「星待つひと」後篇の舞台挨拶で、種﨑さんは「舞台挨拶やイベントに来ていただける方、同人ラジオを聴いていただける方に、家に帰ってくるような気持ちになってもらえたらうれしい。“魔法使いの嫁ハウス”みたいな感じになっていったらいいなって思います。これからも楽しい家庭を作って行きましょう!」とおっしゃっていました。それもそういった作品のテーマがあったからでしょうか。

種﨑 はい。そうだったら素敵だなと。みんなの帰る場所になれたらいいなって思います。

──このインタビュー記事を読んで、初めて「魔法使いの嫁」という作品に触れる方もいるかもしれません。おふたりが「魔法使いの嫁」を気になっている方々に見どころを語るとしたら、どんなところですか?

テレビアニメ「魔法使いの嫁」より、チセとエリアス。

種﨑 私は「うれしい」とか「悲しい」とか「寂しい」という感情って、知っているはずなのに、「魔法使いの嫁」を読んで改めてその言葉の意味を知れた気がするときがあって。それを感じるたびに、この作品にハマっていってます。原作でもアニメでも間を大事にしているので、そういったものも感じ取りやすい作品なのではないかなと思います。

竹内 そうですね。キャッチコピーにもなっている「これは、世界の美しさを識る為の物語。」。この“美しい”が見どころだと思うんです。種﨑さんもおっしゃっていたけど、「魔法使いの嫁」は間とか絵で見せるところも多くて、昨今のアニメに比べたらセリフ数も本当に少ないと思うんです。ただ少ないセリフの中でも、そのひと言ひと言に重みがあって。僕自身、グッとくるところが多いんですけど、セリフがいつも美しいんですよね。名言もたくさんありますし、1つひとつの言葉というのはぜひ注目していただきたいところだと思います。

種﨑 初めの頃、音響監督のはたさんが「“世界の美しさを識る為の物語”だけど、美しいものを探しに行って見つける話ではなく、もともとそこにあったものがどんどん色づいていって、見え方が変わって、世界が美しく見えてくるってことなんじゃないかな」っておっしゃっていて、「それだ!」って思ったんです。その世界が色づいていく過程がすごく丁寧に描かれているので、その様子を見てほしいです! ちゃんと目に見えてわかりますから!

竹内 単純に絵としても美しいですもんね。細かいところまで描き込まれていて、背景や美術も本当にすごいなと思います。

種﨑 そうなんです、そうなんです。アニメーターさんたちは、ホントに文字通り命を削って描いてくれていると思います。「魔法使いの嫁」は極上のファンタジーを描いていると思うんですが、一方で私たちが共感できるリアルさもあって。とにかく一度観ていただければ、そのままどこまでも世界に引き込まれる作品だと思うので、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。

左から種﨑敦美、竹内良太。
テレビアニメ「魔法使いの嫁」
魔法使いの嫁
あらすじ
羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。
そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく……。
これは、世界の美しさを識る為の物語。
放送情報
TOKYO MX:2017年10月7日(土)より毎週土曜25:30~
MBS:2017年10月7日(土)より毎週土曜27:38~
AT-X:2017年10月8日(日)より毎週日曜21:00~ほか
テレビ愛知:2017年10月9日(月)より毎週月曜26:05~
テレ玉:2017年10月11日(水)より毎週水曜23:00~
チバテレ:2017年10月11日(水)より毎週水曜23:00~
北海道放送:2017年10月11日(水)より毎週水曜26:26~
BS11:2017年10月11日(水)より毎週水曜25:00~
※放送日時は変更になる可能性があり
配信情報
AbemaTV:2017年10月8日(日)より毎週日曜23:00~
FOD:2017年10月9日(月)より毎週月曜24:00~
Amazonプライムビデオ:2017年10月9日(月)より毎週月曜24:00~
ビデオマーケット:2017年10月9日(月)より毎週月曜24:00~
ひかりTV:2017年10月9日(月)より毎週月曜24:00~
dアニメストア:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
バンダイチャンネル:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
アニメイトチャンネル:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
TSUTAYA TV:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
HAPPY!動画:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
U-NEXT:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
アニメ放題:2017年10月10日(火)より毎週火曜12:00~
auビデオパス:2017年10月10日(火)より毎週火曜24:00~
J:COMオンデマンドメガパック:2017年10月10日(火)より毎週火曜24:00~
GYAO!:2017年10月12日(木)より毎週木曜24:00~
ニコニコ生放送:2017年10月12日(木)より毎週木曜24:00~
ニコニコチャンネル:2017年10月12日(木)より毎週木曜24:30~
ほか
スタッフ
原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)
シリーズ構成・監督:長沼範裕
脚本:高羽彩
キャラクターデザイン:加藤寛崇
音楽:松本淳一
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:WIT STUDIO
キャスト
羽鳥チセ:種﨑敦美
エリアス:竹内良太
ルツ:内山昂輝
シルキー:遠藤綾
アンジェリカ:甲斐田裕子
サイモン:森川智之
セス:諏訪部順一
リンデル:浪川大輔
ミハイル・レンフレッド:日野聡
アリス:田村睦心
ティターニア:大原さやか
オベロン:山口勝平
カルタフィルス:村瀬歩
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種﨑敦美(タネザキアツミ)
大分県出身、9月27日生まれ。主な出演作に「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」(西之園萌絵役)、「残響のテロル」(三島リサ役)、「宝石の国」(ネプチュナイト役)など。
竹内良太(タケウチリョウタ)
兵庫県出身、9月22日生まれ。主な出演作に「ハイキュー!!」シリーズ(牛島若利)、「ナースウィッチ小麦ちゃんR」(ねこP役)、「暗殺教室」(シロ役)など。