コミックナタリー Power Push - アントンシク「リンドバーグ」
キャラデザからデジタル処理まで 門外不出!若き実力派の創作現場
ゲッサン創刊号から連載中の「リンドバーグ」は、飛ぶことを禁じられた王国・エルドゥラを舞台に、空に憧れを抱く少年・ニットの冒険を描くSFアドベンチャー。描くのは圧倒的画力と個性的な絵柄で注目の新鋭、アントンシクだ。今回コミックナタリーではこの若きテクニシャンの仕事場に潜入。キャラクターデザインからネームの作成、デジタル仕上げまで、その制作過程を追った。
取材・文/増田桃子 編集・撮影/唐木元
キャラクターデザイン
まずはマンガ作りの基本となるキャラクターデザイン。「リンドバーグ」に登場するメインキャラクターの中から、ニット、プラモ、シャークの3人の設定画について、アントンシクのコメントとともに紹介する。
あらすじ
周囲を“ボーダー”と呼ばれる絶壁に囲まれた、高地の国・エルドゥラ。空を飛ぼうとすることが禁じられたその王国で、プラモと名付けた不思議な生き物と暮らす少年ニット。そんな彼の前に、突然、外の世界から空を飛んでやってきた怪しげな男・シャークが現れて…!!??
誰も見たことのない、未体験アドベンチャー巨編!
アントンシク
4月2日生まれ。愛知県出身。血液型O型。「Webコミック幻蔵」2006年1月号より「ガゴゼ」で連載デビュー。幻冬舎バーズコミックスより全5巻が発売されている。2009年5月、ゲッサン創刊号(小学館)にて「リンドバーグ」の連載をスタートした。