仲は悪くないです（壮五）

──まずはおひとりずつ自己紹介をお願いします。

七瀬陸　はいっ。……ひとりずつって、オレからでいいのかな？ どういう順番で自己紹介する？

和泉一織　そうですね。私たちの名前には1から7までの数字が入っています。みなさんに覚えてもらいやすいように数字の順にしましょう。

陸　わ、わかった。じゃあオレから……。初めまして！ センターの七瀬陸……。

一織　バカですか。なぜ7のあなたから始めるんです。こういうときはカウントダウンではなく、小さい数から始めるのが普通でしょう。

陸　バ……バカとか人前でそんなこと言うなよ！ それにカウントダウンでもおかしくないだろ。年越しだってそうだし、ロケットの打ち上げだって……。

一織　初めまして。IDOLiSH7の和泉一織です。今日はよろしくお願いします。

陸　無視して進めるな！

六弥ナギ　No、No、ケンカよくないです。日本には背の順あると聞きました。背の順でアピールしましょう。ワタシ、六弥ナギ。ワタシたちの中でNo.2にトールです。No.1はタマキ。タマキ、プリーズ、イントロデュース、ユアセルフ。

四葉環　今、食ってるから。

和泉三月　インタビュー中にもの食うな！ だいたい背の順なんて嫌だよ。なんでこの歳になって前ならえで腰に手あてなきゃいけねえんだ。

一織　兄さん、自分で先頭だったことバラしていますよ。二階堂さん、順番決めてくださいよ。二階堂さんがリーダーなんですから。

二階堂大和　えー、適当でいいっしょ。

陸　もー！ 大和さんはいつもそうやって……！

逢坂壮五　すみません、時間がかかりそうなのでもう少々お待ちください。あ、大丈夫です。仲悪くないです。はは……。え？ 仲はいいです。全然、全然、大丈夫です。

──ははは（笑）。ではみなさん一旦仕切り直していただいて……。

一織　それでは名前に1が入っている私から。和泉一織、17歳。メンバーの前では言えませんが、アイドルとして以外にも、陰ながらIDOLiSH7のためにある活躍をしています。これはオフレコで。

大和　うーん、聞こえてっけど、あえて突っ込まない方向で。二階堂大和、22歳。一応リーダーかな。眼鏡かけてます。

三月　眼鏡は見りゃわかるよ。和泉三月、21歳！ 一織の兄貴です！ アイドルになるのが子供の頃からの夢でした！ よろしくお願いします！

環　うす。四葉環。17。

壮五　逢坂壮五。20歳です。このような機会をいただき大変光栄です。よろしくお願いします。

ナギ　六弥ナギ。ナインティーン。ガールフレンド＆フィギュア募集中です。

陸　な……七瀬陸、18歳！ IDOLiSH7のセンターやらせてもらってます。よろしくお願いします！

早くセンターの天才ボーカルぶりをみなさんに披露したい（一織）

──ありがとうございます。皆さんにぎやかで個性的な方たちばかりですね。先日コミックナタリーでIDOLiSH7のニュースを掲載したところ、たくさんの読者の方から反響を頂きました。（参照：キャラ原案は種村有菜！男性アイドル育成＆リズムゲーム「アイドリッシュセブン」）

陸　すごく……すごくうれしかったです。うれしい気持ちと同じくらい、期待に応えられるのかなって、怖くて、ドキドキして……。それは今も続いています。せっかくオレたちを気にしてくれた人にがっかりされないように、精一杯がんばりたいです！

一織　手応えを感じました。早くIDOLiSH7を、特にセンターの天才ボーカルぶりを皆さんに披露したいです。

陸　だから、なんで一織はプレッシャーかけんの……？ 本気で褒めてんの？ 嫌がらせなの……？

一織　ノーコメントで。

──ノーコメントですか。意味ありげですね。では、皆さんはどうしてアイドルになろうと思ったのか教えてください。

三月　伝説のアイドル“ゼロ”に憧れて！ みんなも知ってるだろ？ 人気の絶頂で突然消えたスーパーアイドル。オレ、子供の頃ゼロに会ったことがあるんだ！ あの時から、ゼロがオレの夢。アイドルになるのがオレの夢だよ。

ナギ　マジックのように世界から消えたゼロ。いつか会えるといいですね。タマキの理由は？

環　テレビに出たかったから。

大和　シンプルだな。

環　ヤマさんはあれだろ。復讐つってた。あれって、どーいう意味？

大和　タマ、おまえな……ノーコメントで。

──意味深なノーコメントが続きますね。突っ込んで尋ねたいところですが……。

壮五　すいません、お仕事しづらくしてしまって……。あ、大丈夫です。悪の組織とかじゃないです。裏の顔も特にありません。全然、全然、平凡なアイドルです。

「まじかる★ここな」は偉大なアートです！（ナギ）

──では、皆さんの素顔についても聞かせてください。休日は何をして過ごされていますか？

大和　ソウ、人のフォローばっかりしてないで次はお前が答えなさい。

壮五　僕ですか？ そうだな……。音楽鑑賞とか読書とか、友達の用事を手伝ったりとかかな？

陸　休みにも誰かを助けてあげるなんて、優しい壮五さんらしいですね！

壮五　あはは。そんなことないよ。

環　そーちゃん、優等生すぎんよ。面白味なくね？

壮五　えっ……。

大和　問題児のお前が言うか？ だらしないタマと正反対で、ソウの奴は根が真面目なんだよ。

環　だって時間を守れとか、5分前行動とかうるせえんだもん。……あ、今怒った。怒っただろ？

壮五　ノーコメントでお願いします。ナギくんは？

ナギ　ワタシのホリデイ、エキサイティングです！ 世界で最も素晴らしい文化のひとつであるアニメ観て過ごします。中でも「まじかる★ここな」は偉大なアートです！ ワタシには夢があります。いつかニジゲンに行くこと。秋葉原にパレス建てること。そのための努力惜しまないと今日ここに誓います。サンキュー、フォー、ユア、アテンション。

三月　感動的なスピーチありがとう、ナギ。あ、今のバッサリ切ってください。

ナギ　ホワッツ!?

同じ舞台に立ちたくて目標にしてる人がいます（陸）

──あはは（笑）。大丈夫ですよ。アニメに対する意外な熱意もバッチリ伝えさせていただきます。それでは皆さんのアイドルとしての熱意、夢や目標などを教えていただけますか？

陸　夢……目標にしている人はいます。名前は言えないですけど、その人と同じ舞台に立ちたくてオレはアイドルを目指しました。憧れってわけじゃなくて……いや、憧れでもあるんですけど、裏切り、みたいなのも感じてて……。あんなことまでして、なんで、何を考えて……。

一織　……七瀬さん、なにを小声でブツブツ言ってるんです。

陸　あ、と、とにかく！ ある人の気持ちが知りたくて、知るために近づきたくて、がむしゃらに歌ってます。そういう意味では、ある人も、ある人がいるグループも全力でオレの目標で、オレのライバルです！

三月　そこだけ伏せても遅えよ……。

大和　まーたあいつらのファンに叩かれるなあ。

──等身大の皆さんのお話をたくさん聞かせていただきました。最後にIDOLiSH7に会うことを楽しみにしている読者の方々へメッセージをお願いします。

陸　オレたちのこと気にしてくれて、応援してくれて、本当にありがとうございます！ オレたちも早くみんなに会ってオレたちの精一杯の歌を届けたいです。そのとき少しでも幸せな気持ちになってくれたらうれしいな。これからもIDOLiSH7をよろしくお願いします！