花とゆめ創刊50周年特集 | 石田亜佑美、火将ロシエル、Cocomi、獅子堂あかり(にじさんじ)、鈴木拡樹、Daoko、田辺智加(ぼる塾)、夏色まつり(ホロライブ)、花澤香菜、吉田尚記の「花ゆめこの一冊」は? (2/2)

Daoko

Daoko

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ様、創刊50周年おめでとうございます!少女漫画大好きっ子だったので、幼い頃から愛読させて頂いておりました。小学校終わり、本屋さんへ買いに行くときにワクワクしていたのを思い出します。「フルーツバスケット」から私は入門したのですが、その後も「神様はじめました」などたくさんの作品に救われました。心に沁みわたる感動体験を何度もくださり、本当にありがとうございます。感動を今後も様々な読者(私を含む)さんに、花とゆめさんが末永く素敵な作品を届けてくださることを楽しみにしております。

「私と花ゆめこの一冊」は?

「フルーツバスケット」1巻

「フルーツバスケット」1巻

「フルーツバスケット」です!!!!初めてフルバに出会ったのは小学生の時。TVアニメの再放送で知り、はじめての世界観に即虜となりました。次の日には、本屋さんへ走って買いに行ってました(笑)。フルバは本当に私のバイブルで、何度も何度も読み返しているので本はボロボロなのですが、今でも大切にちゃんと本棚ですぐ手に取れる位置に並べています。フルバにしかない空気感があって、その空気感の中にずっといたくなるような感覚になります。キャラクターそれぞれの個性や傷や物語を、こんなにも美しくやさしく伝えてくれる漫画は、他にないと思います。本田透さんは、ずっと私の中のミューズです。やさしい気持ちになりたい時に、物語やキャラクター達を思い出して救われています。この先未来永劫フルバLOVEです!!高屋奈月先生に心より感謝を込めて……!

プロフィール

Daoko(ダオコ)

1997年生まれ、東京都出身の女性ラップシンガー。ニコニコ動画のニコラップに投稿した楽曲で注目を集め、2012年に1stアルバム「HYPER GIRL-向こう側の女の子-」を発表。2015年3月にはTOY'S FACTORYよりアルバム「DAOKO」をリリースし、高校生にしてメジャーデビュー。2018年12月には「第69回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。2022年には絵画個展「the twinkle of euphoria」の開催や、映画「ホリック xxxHOLiC」への出演など、音楽のみならず多様なクリエイティブ表現を続けている。2024年5月22日には約4年ぶりとなる通算8枚目のフルアルバム「Slash-&-Burn」をリリースした。

田辺智加(ぼる塾)

田辺智加(ぼる塾)

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ創刊50周年おめでとうございます。花とゆめ作品は私の中でちょっと大人の階段を登った感じがして背伸びしたくなる気持ちでした。友人とどの作品が好きかと語り合う休み時間がとても大事で煌めいてときめきました。学生時代はもちろん、それは今も変わりなく、新しい環境で話のきっかけになりました。共演者の方が紅茶王子を読んでいて、タイトルに惹かれて話すきっかけになりましたし、読むきっかけになりました。

「私と花ゆめこの一冊」は?

「花ざかりの君たちへ」1巻

「花ざかりの君たちへ」1巻

憧れの人のためにここまで突っ走れる瑞稀がとてもすてきだなぁと思いました。憧れ、好きの為に一直線な姿は私も見習いたいと思うキッカケになった作品です。佐野か中津かどうしよう、、、と真剣に悩み友達とも会議するほどでした。こんなに真っ直ぐキラキラはとても眩しく一生憧れのスクールライフだなぁと思います。

プロフィール

田辺智加(タナベチカ)

1983年10月18日生まれ、千葉県出身。酒寄希望とのコンビ・猫塾と、あんりときりやはるかのコンビ・しんぼるの2組が合流し、2019年にお笑いカルテット・ぼる塾を結成。「女芸人No.1決定戦 THE W」では2020年、2023年に決勝進出を果たした。趣味は韓国ドラマ、特技はお菓子作りで男性を虜にすること。韓国語能力試験1級を保持している。

夏色まつり(ホロライブ)

夏色まつり(ホロライブ) © 2016 COVER Corp.

夏色まつり(ホロライブ) © 2016 COVER Corp.

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

50周年おめでとうございます!
時代にあった素敵な作品を出し続けてくれたからこそ、
愛され続けて50周年なんだなと読者として思います!
これからも一読者として素敵な作品を楽しみにしています!

「私と花ゆめこの一冊」は?

「多聞くん今どっち!?」1巻

「多聞くん今どっち!?」1巻

まつりは「多聞くん今どっち!?」が、大好きです!!!
最初は表紙の多聞くんのビジュアルから入ったのですが、
内容も面白くて、推しとこんな世界線があったら……と思うと、
ワクワクドキドキの展開ばかりで、毎回次回早く出ろー!と思っております。
The恋愛系というよりはコミカルな要素も多く、
男性の方にもオススメしやすいので、
まつりのファンの方にも是非読んで欲しい作品の一つです!

プロフィール

夏色まつり(ナツイロマツリ)

7月22日生まれ、ホロライブ所属のバーチャルYouTuber。チア部所属の“美少女VTuber”として、ゲーム実況や歌ってみた動画を中心に配信している。夢は最強アイドル&声優。ファンネームは「まつりす」。2021年にはTVアニメ「探偵はもう、死んでいる。」への出演も果たしたほか、自身初のオリジナル楽曲「HiHiハイテンション!」も公開された。

花澤香菜

花澤香菜

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ50周年、おめでとうございます!!!中学生の頃から花とゆめ作品を拝読しています。
中でも山田南平先生の「紅茶王子」に夢中になり、推しキャラクターのアッサムに想いを馳せながら、母に頼み込んで買ってもらった初めてのアッサムティーをちびちびと飲んでいたのを覚えています。
お姉さんになったらどんな素敵な出会いが待っているのだろうと心躍らせてくれた、特別な作品です。

「私と花ゆめこの一冊」は?

「贄姫と獣の王」1巻

「贄姫と獣の王」1巻

「紅茶王子」は殿堂入りとして。
大人になって出会った花とゆめ作品で大好きなのは、友藤結先生の「贄姫と獣の王」です。
花とゆめ作品らしい、少女漫画の枠に囚われない、種族を超えた愛の物語。主人公サリフィの紡ぐ、強くて優しい言葉に心が震えました。先生、人生何周していらっしゃるのだろう。アニメ化の際にサリフィの声を担当できたことは一生の思い出です。

プロフィール

花澤香菜(ハナザワカナ)

2月25日生まれ、東京都出身。2003年放送のTVアニメ「LAST EXILE」のホリー・マドセイン役として声優デビュー。2006年、TVアニメ「ゼーガペイン」にヒロインのカミナギ・リョーコ役として出演。同作をきっかけに、本格的に声優活動を開始する。主な出演作は「贄姫と獣の王」(サリフィ役)、「鬼滅の刃」(甘露寺蜜璃役)、「五等分の花嫁」(中野一花役)、「化物語」(千石撫子役)など。歌手としては、2012年4月にソロデビューを果たし、2024年4月にアルバム「追憶と指先」をリリース。2024年9月からはZeppツアーが全国6都市で開催される。

吉田尚記

吉田尚記

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

男兄弟で生まれ育って、なおかつ中高男子校に通ってしまった私にとって、「女性が何を考えているか」というのは、少女マンガしか知る手立てはありませんでした。もし、ちょっと濃いオタクがたむろする部室に、男子校なのに花とゆめがおいていなかったら、川原泉先生の作品を通じて、恋愛とは違う興味を持つ女性の存在に気づけることはなかったと思います。また、男子校のど真ん中で、「ここはグリーン・ウッド」を読むことで、どれだけ救われていたでしょうか。花とゆめがなかったら、私は結婚できていないと思います。恩人です!いえ、恩雑誌です!50周年、おめでとうございます!

「私と花ゆめこの一冊」は?

「笑う大天使」1巻

「笑う大天使」1巻

一連の川原泉先生の作品と、「ここはグリーン・ウッド」にはめちゃめちゃ影響を受けました。あと、それより以前に中学生時代に読んだ「パタリロ!」は、バンコラン少佐が何考えてるのかマジでわかんなくて、めちゃくちゃ読み直した覚えがあります。

で、敢えて1作品選ぶなら、「笑う大天使」。
まだネットもほとんどなく、電子書籍なんかない時代に一月ホームステイでアメリカに行ったとき、文庫版を持っていってすり切れるほど読みました。

プロフィール

吉田尚記(ヨシダヒサノリ)

1975年12月12日生まれ、東京都出身。ニッポン放送のアナウンサー。マンガ、アニメ、アイドル、落語、デジタルガジェットなど多彩なジャンルに精通し、アニメイベントの司会を数多く担当している。2008年にマンガ大賞を発足。発起人として実行委員に名を連ね、運営に携わる。愛称はよっぴー。2019年からはバーチャルMC/アナウンサー・一翔剣として生配信も行っている。

※記事初出時より、一部表記を修正しました。
※記事初出時、石田亜佑美さんのプロフィールに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

2024年6月11日更新