殺せんせーを演じる人が別だったら違う演技になっていたかも

──製作発表会見の際に、山本さんは「ワイヤーアクションを使った撮影が大変だった」と仰っていましたよね。

ノースリーブで屋根の上を飛び回ったりしました。秋ごろの撮影で、空は地上よりも気温が低かったので死ぬほど寒かったです（笑）。着地のときとか、失敗して派手にコケちゃったんですけど、皆さんすごく心配してくれて。前作よりさらにチームワークが良くなっていると実感しました。

──前作は合宿所を構えて制作していたと伺っていましたが、今回も同じ？

はい。お休みの日にはキャストの子とコンビニでお弁当を買ってダンスの練習をしたりしていました。あとチームワークということでいうと、現場で殺せんせーを演じてくれていた佐々木一平さんにはすごく感謝しています。殺せんせーは映画の完成版では、CGになっていますけど、撮影の段階ではアクターさんが演じているんですよ。

──あっ、そうなんですね。確かに、殺せんせーとのシーンをどのように撮影していたのか気になっていました。

前作でも一平さんが殺せんせーになって演技してくれていて。もし「～卒業編～」で演じる人が変わっていたら、全然別の演技になったんじゃないかってくらい、私たちにとって重要な存在でした。今回のラストも、一平さんのおかげで演技じゃなくて本当に泣いてしまうくらいすごくいいシーンが撮れたので、そこは注目して観ていただきたいです。

私がテストを受けたら賞品もらっちゃう

──では最後に山本さんに映画と同じく3月25日スタートの「全国統一殺せんせー卒業テスト」を試していただこうと思います。結構難易度の高い問題もあるんですが……。

任せてください！ 2年もカエデやってますからね。

──（笑）では第1問。

──正解です！続いて第2問。

──まったく迷いませんね、正解です。

簡単すぎますよー。もっと難しいのないんですか？

──そうですね……。では第3問。

──正解です。では第4問、次は茅野に関する問題です。

──すごいですね、今のところ全問正解です。

当たり前じゃないですか！ 私が受けたら賞品もらっちゃいますよ。

──では最後にこれからテストを受ける方々に、何かアドバイスはありますか？

マンガを全部読んで、映画もイチから観て受けてください！ 「暗殺教室」は殺せんせーはもちろん、生徒たちの言動から学ぶものも多いので、このテストのため以外にも学ぶものとか身になることがたくさんあると思います。