山崎邦正、来年から月亭方正として落語家に

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昨日12月17日、大阪・八聖亭にて、山崎邦正が「月亭方正」改名発表会見を行った。

「月亭方正」改名発表会見に出席した山崎邦正(中央)、月亭八方(左)、月亭八光(右)。(c)吉本興業

「月亭方正」改名発表会見に出席した山崎邦正(中央)、月亭八方(左)、月亭八光(右)。(c)吉本興業

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2008年2月に月亭八方から月亭方正の名前をもらい落語活動を始めた山崎。その後、兄弟子となる月亭八光との「二人会」、八方との「親子会」、東西若手の会「やみ鍋の会」などを積極的に行っているほか、さまざまな寄席にも出演してきた。

会見では「これからは月亭方正として、テレビの仕事ももちろんですが、落語のほうも精進したいと思いますのでよろしくお願いします」と挨拶。「今年の7月に、拠点を東京から大阪に移してタレント活動を行っていましたが、師匠ともお話をさせていただき、勧めもありまして、これからはすべての活動を月亭方正として行っていきたいと思います」と語った。

八光は、「月亭として、本当にありがたいことやと思います。テレビで月亭という名前が出ることにより、これまで知らなかった人にも知っていただける機会になると思います」と大歓迎。師匠の八方は「4年と少し前ですかね。八光を通じて聞きまして、私は『出たらええやんか、と。私の会の前に出たらお客さんも喜ぶやろうしと、軽い気持ちでした。落語は修行しなくてもやれそうやなと思ったのかなと。でも本人はすごく真剣で、また『やりたい』と。邦正が月亭方正として上方落語協会に加入したのをきっかけに、『協会に入るとなったら、いよいよ腹を決めてやらんと大変やで。冷やかしで済まんで』と」と、これまでのいきさつを振り返った。そして「先日も、西宮市の落語会で横で見ながら、『ああ、これで一生落語をやめられへんな。体で受けた喜びは、もうどうなってもやめられないだろう。気の毒になあ』と思った」という八方。「これから月亭方正には、すべてに対して納得するまで修行のつもりで頑張ってもらいたいと思います」と激励した。

改名は来年2013年1月1日から。12月31日放送のおなじみ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! ダウンタウンの大晦日スペシャル!!『絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!』」では、「山崎、アウトー!」のコールがかかるということで、「『ガキの使いやあらへんで!!』という番組がありまして、はじめにダウンタウンさんに『改名したいと思います』と相談したところ、快く『自分の人生やし、やったらいいんちゃうか』と言っていただけました。しかし今のところ、ダウンタウンさんと絡んでも『月亭』と言ってくれることはないです。なんとなく、ダウンタウンさんと僕との間柄では『山ちゃん』とか『山崎』で通すような気がします。僕としては一応、いつもちっちゃい声で『月亭です』とは言うてるんですけども(笑)」と笑いを交えて明かした。

最後に、「理想像というのは特にないんですが、今、いろんな高座に上がらせていただいている中、観に来たお客さんがTwitterで『至福の時間でした』と書いてくれているのを読んで、『僕も落語会に行った後、そう思ったなぁ』と。そういう時間を、観に来てくれたお客さんに僕が与えることができたんだなと思うと、ものすごく嬉しかったです。そういう時間をたくさん与えられる噺家になりたいです」と真剣に語った邦正。来年1月末には書籍「ボクが落語家になった理由(わけ)」(アスペクト)も発売される。

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