「信頼関係がありますから」塚地・日村・土田がアドリブコント

2012年1月2日（月）に「塚地・日村・土田の『爆笑TEPPANストリート』」（NHK総合）が放送される。

同番組はドランクドラゴン塚地、バナナマン日村、土田晃之によるバラエティ。アジアン馬場園、熊田曜子、秋元才加（AKB48）、倉持明日香（AKB48）、牧田哲也（D-BOYS）ら共演者とともに、約50名の観客の前で、一発録りのアドリブ合同コントを繰り広げる。

台本を読み合わせ、カメラリハーサルで一通りの流れを確認する際も、熱のこもったアドリブ合戦を展開した出演者たち。収録では、「ぶらり土田さんぽ」のロケハンでTEPPANストリートにやってきた土田が、個性的な住民たちと遭遇し本番用にネタを仕込んでいくという設定のもと、ストーリーが展開していった。やがて舞台は、大喜利、アドリブミニコントへと展開。リハーサルとは違うセリフでツッコむ土田に、日村、塚地もまた変化球のボケを即興で連発するなど、普段コントでの絡みはない3人ながらその実力を遺憾なくぶつけ合った。

そのほか、3人が自ら考えたクイズを出題するコーナーなども開催。また、3人のイチオシ芸人が登場するコーナーでは、ラバーガール、ダブルブッキング、トップリードがネタを披露する。

収録後、3人はインタビューで20年来の付き合いという互いの信頼関係を確認。レギュラー化したいという意気込みも見せた。果たして3人のアドリブコントはどのようなものになっているのか。お笑いファンは見逃さないように。

ドランクドラゴン塚地、バナナマン日村、土田晃之インタビュー

――収録を終えた感想は？

塚地：やっぱり合同コントが大変ですよね。

土田：合同コントが終わったあとの喫煙所での、塚地と馬場園の“終わった感”（笑）。「あ～、終わった終わった。ビール飲みてえ」って、もう締めみたいな感じになっちゃって。

塚地：やっぱり客前やし、緊張しますよね。

日村：するする。でも、つっちーがちゃんとしていればどうにでもなる。この番組に限らず、つっちーがちゃんとしていればどうにでもなるっていうシステムが今芸能界で確立されてますから。

土田：いやもう、3人があれだけ無茶ぶりをしてもなんでも答えてくれるんですよ。お話いただいたときも、この2人だから面白そうって思いました。

日村・塚地：ありがたいですね。

――レギュラー化に向けての意気込みは？

土田：いやでもね、ヒムケンのギャラがこれ以上あがらなければね。

日村：いい加減にしなさい（笑）。この番組ギャラの話しすぎですよ。オープニングとエンディングをギャラで締めるってどういうことよ。僕はね、つっちーも塚っちゃんも本当に付き合いが長いんですよ。

土田：そうそう「バカ爆走」。20人くらいしか埋まらない新宿Fu-でね。

塚地：20年くらいの付き合いかな。

日村：だからこそね、「覚えてなくてもいっちゃえ」っていう、この2人がなんとかしてくれるっていう安心感があります。だから次回も絶対やりたいですね。

塚地：信頼関係がありますからね。新年はこの番組っていう位置づけにしたいよね。

土田：年末に収録しながら、「ああ、今年もこの季節が来たな」って思ったりね。

――読者にメッセージをお願いします。

日村：本当に、ほかでは見られない番組になっていると思います。ぜひ見ていただいて、素敵なお正月を、そして素敵な恋をしてください。

土田：正月2日の夕方、まったりした時間帯の放送なので、ガッツリしたバラエティではなく、ゆったり見ていただきたいです。「何気なくテレビつけてたらちょっと面白かったね」って話せるようなのが理想です。変に期待しないでください。期待されるような番組は大御所の仕事なので（笑）、僕らはゆったりね。

塚地：今、このくらいのユニット的なコントって他でもやってないですし、ほのぼのした雰囲気のコントっていうのも珍しいと思うので、貴重な番組だと思います。ちびっこからお年寄りまで皆が見られる番組なので、ほんとお正月にぴったりです。若手だとガツガツしちゃうと思いますが、我々はまったくガツガツしてないんですよ。皆で、家族で見られる番組を出演者の皆さんと作れた気がします。

「塚地・日村・土田の『爆笑TEPPANストリート』」

総合テレビ 2012年1月2日（月）18:05 ～ 18:50

出演者：バナナマン日村 / 土田晃之 / ドランクドラゴン塚地 / 熊田曜子 / アジアン馬場園 / 秋元才加（AKB48） / 倉持明日香（AKB48） / 牧田哲也（D-BOYS） / ラバーガール / ダブルブッキング / トップリード