ナタリー PowerPush - 平井堅
純国産R&Bの金字塔「JAPANESE SINGER」
<亀田誠治プロフィール>
1964年、NY生まれ。椎名林檎、平井堅、スピッツをはじめ、スガシカオ、WEAVERなどのプロデュース&アレンジを手がけている。6月1日にJUJU のシングル「また明日…」とハナエのシングル「羽根」が発売。6月29日には東京事変としてアルバム「大発見」をリリースする。
元々平井さんの「ァアあァァ」とか「ぃひぃいぃぃ」とかの様々なバリエーションを持つ母音の発音が素晴らしく、うらやましいと思っておりました。今回のアルバムで、その独特な発声がさらにパワーアップされているのを拝聴し、もっと精進していこうと発破をかけられた想いです。
<椿鬼奴プロフィール>
NSC東京4期生の女性ピン芸人。独特のモノマネを生かしたネタのほか、ユニット・キュートンで人気に。現在「あらびき団」などのバラエティ番組で活躍中。バンド・金星ダイヤモンドではボーカルとして活動中。
大島美幸
おじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さん・お兄ちゃん・お姉ちゃん・弟・妹・いとこ・はとこ・知らない人、すべての人間に聴いてほしい!
黒沢かずこ
1曲目の始まりから、透明で妖艶な声が流れ、イヤホンで聴くと、近くに感じドキッとします。
自分が主人公のドラマを妄想できる曲が13ストーリーありました。
村上知子
ノリがいい曲もあるし、しっとりした曲もあるので、口ずさみながら夕方のドライブで聴きたいアルバムです。
<森三中プロフィール>
NSC東京4期生の女性芸人トリオ。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)、「ファミ★ピョン」(TBS系)、「しあわせの素」(黒沢のみ・フジテレビ系)のほか、TOKYO FMでは新番組「スリーエフ presents 森三中の三ツ森レストラン」もスタート。
どの曲も大好きですが、やはり映画「星守る犬」のテーマ曲「夢のむこうで」が一番好きですね。
僕の原作マンガをイメージして作って頂いたとのことで、もう、それだけで大感激でした。
決して暗くならず、明るさと、爽やかさと、そして胸に広がる「感謝」の想いを、満面の笑顔で伝えるような、感動のバラードです。
皆さんにも映画を観終わった後、是非、最後までゆっくりとこの曲をお聴き頂きたいと思います。平井堅さんの語りかけるような「切な優しい」歌声が、じんわりと胸に沁みこんで、温かい幸せな余韻を残してくれます。
平井堅さん、素晴らしい最高の曲を、本当にありがとうございました。
<村上たかしプロフィール>
1965年4月8日大阪生まれ。1985年ヤングジャンプ(集英社)にて「ナマケモノが見てた」でデビュー。代表作に「天国でポン」「ナマケモノがまた見てた」「ぱじ」「ほんまでっせ!お客さん」、NHKテレビアニメ「はりもぐハーリー」「ぎんなん」ほか。「ぱじ」で2000年第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。「星守る犬」は2008年同審査委員会推薦作品に選出されている。
CD収録曲
- Sing Forever
- いとしき日々よ
- CANDY
- お願いジュリー☆
- 僕は君に恋をする
- さよならマイ・ラブ
- R&B
- Girls 3x
- アイシテル
- BLIND
- Miss サマータイム
- 夢のむこうで
- あなたと
初回限定盤A DVD収録内容
<ライブ映像>
「Ken Hirai 15th Anniversary Special!! Vol.4」@京セラドーム大阪(132分・18曲)
初回限定盤B DVD収録内容
<ビデオクリップ>
- CANDY
- 僕は君に恋をする
- Sing Forever
- アイシテル
- いとしき日々よ
- 夢のむこうで
平井堅(ひらいけん)
1972年大阪生まれのシンガーソングライター。大学在学中にソニーミュージックのオーディションに入選したのをきっかけに、1995年にシングル「Precious Junk」でデビュー。2000年にリリースしたシングル「楽園」がヒットを記録し、その卓越した歌唱力と完成度の高い楽曲で一躍トップシンガーの仲間入りを果たす。2002年には童謡「大きな古時計」のカバーで世代を超えた人気を獲得。その後も「瞳をとじて」「POP STAR」など多くの楽曲をヒットチャートに送り込んでいる。また「Ken's Bar」と題したアコースティックライブシリーズを自身のライフワークとして定期的に開催しており、同タイトルのカバーアルバムも2作発表。フェイバリットアーティストはダニー・ハサウェイ。
ここ数カ月、日本のこと、未来のことに思いを馳せていました。
ここ数日、「JAPANESE SINGER」というタイトルの持つ意味をあれこれ考えていました。
今朝、思い切って「JAPANESE SINGER」をプレイヤーにのっけて、プレイボタンを押してみました。すると、どうでしょう。BEAUTIFUL JAPANESE SINGERが歌うBEAUTIFUL JAPANESE MUSICが、キラキラとした音の粒子となって僕を包み込んでくれたのです。まるで、堅ちゃんがジャケットでそっと抱えている、赤い卵になった気分です。
素晴らしいSINGERは、肉声でメロディを伝え、歌詞を伝えるだけでなく、そこにある空気をふるわせます。人を愛する気持ち、生きていく勇気を授けてくれます。僕は堅ちゃんの歌で、またもやそれを体験しました。
JAPANESE SINGERと自ら選手宣誓する堅ちゃんの歌は、僕らの宝物です。