ハナレグミ×レキシ「La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」PR

ライブDVD/BD「Laughin'10周年突入記念イベント La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」特集 ハナレグミ×レキシ|影響し合う2人、生み出し続ける衝動

昨年12月に東京・東京国際フォーラム ホールAで行われたハナレグミとレキシのツーマンライブ「Laughin'10周年突入記念イベント La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」の模様が映像化され、4月26日にリリースされる(参照:レキシ&ハナレグミ、事務所10周年を盛大に祝福!フォーラムの舞台で求人募集も)。音楽ナタリーでは今作の発売を記念して、ハナレグミとレキシの対談をセッティング。2人に所属事務所Laughin'の設立10周年突入を記念して開催されたこのイベントや、互いの活動への思いについて語ってもらった。

取材・文 / 宮内健 撮影 / SUSIE

La族は意外とすぐやって来た

──今回は所属事務所Laughin'の設立10周年突入を記念して開催された「Laughin'10周年突入記念イベント La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」のDVDおよびBlu-ray作品が発売されるということで、何気にレアな対談をセッティングしたわけですが、まずは10周年突入記念イベントを振り返っての感想は?

永積崇(ハナレグミ) 面白かったよね。

池田貴史(レキシ) うん。以前、Laughin'の8周年で日比谷野音でイベントをやったときに、次はいつやるかね?って話になって(参照:ハナレグミ&レキシ、笑いたっぷりの野音対バン大団円)。俺が「次は10周年かな」って言ったら、崇が「いや、次はまた8年後だから」って答えてて。だからてっきり8年周期でやるイベントだと思ってたの。

永積 そしたら意外とすぐ来たね(笑)。

左から永積崇(ハナレグミ)、池田貴史(レキシ)。

──ハナレグミとレキシががっつりツーマンやるってことは、こういう機会でもない限りなかなかないですよね?

永積 一緒のフェスに出ることはあるけど、出番が並んだりすることもないしね。

池田 それはなぜかというと、現場のスタッフがかぶってるから(笑)。

永積 そうそう、ほぼ同じスタッフでやってるから、物理的に難しい。

池田 でも、SUPER BUTTER DOG時代のイベント「ファンキー大百科」とか、形は違えど対バンしてたよね。

──その頃から考えると、ハナレグミもレキシも、いろいろ経てきたなっていう感慨がありますね。

永積 でもね、なんか俺、時間の感覚が全然なくて。どんどん記憶がなくなってくるんだよね。池ちゃんが今言ってた「ファンキー大百科」も、いつの回か思い出せない。百休さん(TOMOHIKO / ex. SUPER BUTTER DOG)が出たとき?

池田 そうだよ。野音でやったときで、レキシとハナレグミとSpinna B-ILLも対バンだった。しかも大阪と東京でやったよね。

永積 うわー、全然記憶ないわ。百休さんが出たことだけは覚えてるけど。

池田 確かに俺もライブの内容より、百休さんがスベり倒した印象しか残ってない(笑)。

左から永積崇(ハナレグミ)、池田貴史(レキシ)。

──今回のライブDVD / Blu-rayに収録された特典映像やコメンタリーでも、TOMOHIKOさんは執拗なほどにいじり倒されてますよね。

永積 TOMOHIKOって、俺らのヒストリーにおけるマイルストーンじゃないけどさ、象徴的な存在なんだよね。

──特典映像やコメンタリーのユルくてワチャワチャした雰囲気から感じる、男子学生同士のくだらないノリみたいなのって、確かにSUPER BUTTER DOGっていうバンドが持っていた1つのエッセンスでもあるんですよね。バンドはなくなったものの、ハナレグミやレキシの根底に脈々と受け継がれていた。それが今回、TOMOHIKOさんを媒介にして、改めて浮かび上がったような印象はありました。

永積 あの人がいると、よりわかりやすくなるかもね。どうしてハナレグミとレキシが一緒にライブをやってるのかって理由とかね。

池田 いやー、びっくりですよ。あんな腐れ野郎が……いや、もうちょっといい言い方あるか。あんな、ろくでもない男がね。

左から池田貴史(レキシ)、永積崇(ハナレグミ)。

──大して変わんないですよ!

池田 社長のさわちゃんが“リアルファンク”って呼び名を付けたことがあったけど、本当に不思議な存在なんだよね。

──それにしても、特典映像はふざけすぎだと思いましたが(笑)。

池田 だって、あれは俺らが楽しみたいだけなんだもん。本当ごめんなさいね。ただ、特典映像の最後に入ってる悪ふざけをやりたかっただけだから。これを実現させるために、今回の10周年イベントがあったといっても過言ではない。

「ら・ら・ら」で生まれた謎の感動

──その10周年ライブについては、内容は素晴らしく充実したものでした。アンコールでは、会社名の頭文字のLとAの被り物を被って、会社のガチ求人募集ソングを2人が即興で作ってましたよね。

永積 まあ、なんか会社に還元したかったんですけど、還元しきれなかったね(笑)。それがウチらっぽいというか、目標に向かって走れないんだよね。

左から永積崇(ハナレグミ)、池田貴史(レキシ)。

池田 しかし、あれはガチの募集だったのか? 求人募集ってテーマも、ちょっと照れ隠しみたいなところもあるからさ。千と千尋の照れ隠し。求人募集をネタにして楽しもうってだけだから。

永積 事前にスタッフから無記名でアンケートをとって、それを読み上げながら歌を作っていくっていう。あれ、ほぼ全部池田くんのアドリブだったからね。

池田 ぶっちゃけ、あれで本当に新入社員が来るとは思ってないから。そこわかって! というか、40歳のおっさんがあの被り物でやってるってだけで、なんか心が浄化されたとか、励みになったとか言われた。よくも悪くも、アンコールが全部持っていってしまったというか。

永積 だって、最後の「ら・ら・ら」しか記憶に残ってないって人もいたもんね。

──アンコールでカバーした大黒摩季さんの「ら・ら・ら」ですね。みんな手を振りながらシンガロングしてる光景を見て、自分は一体何を観に来たんだろうと思いました。

池田 そういうことなんですよ。10周年を機にあれをやったってことが大事かなと。

左から永積崇(ハナレグミ)、池田貴史(レキシ)。

永積 自分なんかは、何周年とかそういうことにあまり思い入れはないんだけど、それを取っ掛かりにして、俺と池ちゃんで一緒に何かをやるっていうのが肝であってね。

池田 そこで、あの謎の感動が生まれたっつう(笑)。だから大黒摩季さんに感謝ですよ。そういえば、大黒さんも今年25周年なんだよね。むしろ祝うべきはそっちだよ。Laughin'10周年のイベントのようで、実は大黒さんを祝うイベントだったんだな。

永積 ……違います!

ハナレグミ・レキシ「La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」
2017年4月26日発売 / 伽羅古録盤
「La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」[Blu-ray Disc]

[Blu-ray Disc]
5940円 / VIXL-186

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「La族がまたやって来た、ジュー!ジュー!ジュー!」[DVD2枚組]

[DVD2枚組]
4860円 / VIBL-843~4

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収録内容

LIVE

ハナレグミ

  1. 光と影
  2. 音タイム
  3. 家族の風景
  4. きみはぼくのともだち
  5. フリーダムライダー
  6. オリビアを聴きながら
  7. 無印良人
  8. オアシス
  9. 明日天気になれ
  10. 深呼吸

レキシ

  1. KMTR645
  2. 年貢 for you
  3. 狩りから稲作へ
  4. 最後の将軍
  5. SHIKIBU
  6. きらきら武士

ENCORE SESSION MEDLEY

  • ら・ら・ら ~ LA・LA・LA LOVE SONG

特典映像

  • 撮り下ろしドキュメンタリー風番組 「La族をさがせ!」

スペシャル副音声

ハナレグミ、レキシ、TOMOHIKO(ex. SUPER BUTTER DOG)によるオーディオコメンタリー

ハナレグミ
ハナレグミ
永積崇(ex. SUPER BUTTER DOG)によるソロユニット。2002年11月に1stアルバム「音タイム」をリリースし、その穏やかな歌声が好評を得る。2005年9月には東京・小金井公園でフリーライブ「hana-uta fes.」を開催し、約2万人の観客を集めた。2009年6月に4年半ぶりとなるアルバム「あいのわ」をリリースし、ツアーファイナルの東京・日本武道館公演を成功させる。2013年5月リリースのカバーアルバム「だれそかれそ」では多くの名曲をさまざまなアプローチで歌い上げ、ボーカリストとしての力量を見せている。2015年8月に野田洋次郎(RADWIMPS)、YO-KING(真心ブラザーズ)、池田貴史(レキシ)、堀込泰行(ex. キリンジ)、辻村豪文(キセル)、大宮エリーら、さまざまなアーティストが参加したアルバム「What are you looking for」をリリース。2016年5月に公開された是枝裕和の監督映画「海よりもまだ深く」では、劇伴および主題歌「深呼吸」を手がけた。
レキシ
レキシ
1974年福井県生まれの池田貴史によるソロプロジェクト。池田は1997年にSUPER BUTTER DOGのキーボーディストとしてデビューし、2004年からは100sのメンバーとしても活躍。その日本史マニアぶりを生かし、2007年にレキシとしての1stアルバム「レキシ」を発表した。レキシでは日本史の登場人物や史実をソウルフルなサウンドに乗せて歌う独自のスタイルで注目を集め、2011年3月に2ndアルバム「レキツ」、2012年12月に 3rdアルバム「レキミ」をリリース。2014年6月に4thアルバム「レシキ」を発表した。同年8月には初の日本武道館公演を開催。12月には上原ひろみを迎えた東名阪ツアーを実施した。2015年9月には青森・三内丸山遺跡でのワンマンライブを成功させる。同年11月25日に、初のシングル作品である「SHIKIBU」を発表。2016年6月に5thアルバム「Vキシ」をリリース。2017年4月にはニューシングル「KATOKU」を発売する。
レキシ「KATOKU」
2017年4月26日発売 / 伽羅古録盤
レキシ「KATOKU」初回限定盤

初回限定盤 [CD+グッズ]
1836円 / VIZL-1113

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レキシ「KATOKU」通常盤

通常盤 [CD]
1296円 / VICL-37250

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収録曲
  1. KATOKU
  2. 眠れるレキシ~オルゴールで聴くリレッキシミュージック~(きらきら武士~SHIKIBU~最後の将軍~年貢 for you~狩りから稲作へ)
  3. トロピカル源氏~レキシ変~
  4. きらきら武士~Live ver.~